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癒すべきはお母ちゃんだった… No.781
配信時刻:2017-06-24 06:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
今、流れというものを意識しています。
ちょっと自分の中で違和感を感じる仕事ってあるんですよね。
「やりたい」ではなく「やらねば」でやっているようなお仕事です。
そういう仕事が、どんどんキャンセルになっていく…。
そして、そこに別の何かが入ってくる。
そんな流れです。
どうしても行きたいセミナーがありました。
どうしても会いたい人がいました。
けれど、その日は仕事。
ところが、突然先方からキャンセルの連絡が。
その日はセミナーに参加できることになったのです。
そういうことってあるなぁ、と思う今日この頃。
すべては宇宙の一部。
だから、広島・大阪で出会える方々とは、何かが生まれそう。
もしも、突然その日に空きができたなら、来てみるのはいかがだろう?
そういう流れってありますから。
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癒すべきはお母ちゃんだった… No.781
たとえば、不登校の問題。
僕の周りには、たくさんの明るい不登校がいる。
「学校に行かない=引きこもり」
みたいな勝手なイメージがある。
そんなのは大嘘だよ。
親が受け入れちゃったら、「学校に行かない選択」をしている子は、伸び伸び自分の人生を謳歌していたりする。
まあ、世間の人は、やっぱ「学校には行くべき」って考えてるからね。
「学校に行ってないの?」なんて、
無意識に攻撃するヤツもいるんだろうけど。
はっきり言うけど。
「お前に関係なくない?」って話なわけ。
僕は、不登校は「学校に行かない選択」だと思ってる。
「行けない」のではない。
「行かない」のだ。
人はだれもが「自分の行動」を選択できる。
今、取っている行動を選んでいるのは自分なのだ。
「いじめられたから行けない」
「先生が嫌いだから行けない」
僕はそうではないと思う。
いじめられても、学校に行く子は山ほどいる。
先生が嫌いでも、学校に行く子は山ほどいる。
いや、申し訳ないんだけど、ほとんどの子は学校に休まず行く。
だから、それはきっかけにはなっても決定的な理由ではないと思っている。
「行かない選択」をするきっかけになったかもしれないが、最終的な決定をしているのは自分なのだ。
昔、こんなことがあった。
「Aくんからいじめられた」という理由で不登校になった。
学校からの指導もあり、Aくんは親子で謝罪した。
だが、彼女は学校に来なかった。
今度は「Bくんからもいじめられた」と言い出した。
だから、Bくんも謝罪した。
もう二度と嫌がることはしないと約束した。
しかし、彼女は学校に来なかった。
やがて、新学年。
元気のいいタイプはみんな別のクラスになった。
先生たちが最大限の配慮をした結果だった。
だが、彼女は学校に来なかった。
「Cくんというのは性格が悪いと聞いている」
だから、学校に行けない、と言う。
起きてもいない不安まで口にされると手の出しようがない。
「学校で指導してください」
とお母さんは言う。
「学校の指導が悪いから、ウチの子は学校に行けないんです」
そうおっしゃる。
「学級で指導をし、人の嫌がることはしないと約束していますよ」
そう伝えたけれど、結局は来なかった。
まあ、そんなこと、初めからわかっていたけれど。
お母さんは娘さんが学校に行かないことを受け入れることができなかった。
「なんで行かないの?」
「なんで行かないの?」
そう問い詰め続けた。
彼女は「学校に行かない」という選択をしているに過ぎない。
でも、お母さんは受け入れられなかった。
学校は行くべき場所であり、行かねばならない場所だったのだ。
それが、お母さんの価値観だった。
だから、「なんで?」「なんで?」と尋ね続けた。
そのたびに、娘さんは言い訳として、犯人を見つけてみた。
だが、学級担任は、上手に解決してしまう。
すると、今度は別の犯人を見つけてみる。
だが、また学級担任は上手に解決してしまう。
そんなわけで、きっと彼女にとって、僕は「ウザい」先生だった。
僕は、お母さんと対話を重ねた。
「この子が本当に望んでいることは何ですかね?」と問い続けた。
お母さんにわかってほしかったからだ。
この子は学校に行けないのではない。
学校に行かないのだと。
だが、僕のエゴが出すぎたのだろう。
ある日、お母さんは爆発した。
「子どものことなんて、どうだっていいんです!」
僕は電話口で目を丸くしていた。
僕は、その言葉が今でも忘れられない。
「辛いのは私なんです」
「あの子は家で、のんびりしているだけ!」
「学校に行かない子の親だと思われる」
「実家からも、どうなってるのか?と言われる」
「辛いのは私なんです」
「あの子のことなんて、どうでもいいんです」
癒すべきは、お母さんだった。
それを聞いたとき、僕は苦しくなった。
それを選んでいるのも、また「あなた」なのだ。
だが、口が滑ってもそんなことは言えない。
「学校の先生」である以上、そんなことは言えない。
それはとても苦しいことだった。
だれもが自分の正解の中で生きている。
お母さんにとって、「学校には行く」が正解だった。
この子には「学校には行かない」が正解だった。
これはもう、「価値観の違い」と呼んでいい。
お母さんにとって「学校に行くこと」は価値のあること。
でも、この子にとっては「学校に行かないこと」が価値のあることだったわけだ。
家庭内暴力を繰り返し、部屋に引きこもり、やがて食事を摂らなくなった。
だが、そのたびに「学校は何もしてくれない」」とお叱りの電話をいただいた。
そう、そのお母さんにとって「引きづってでも学校に連れていってくれる先生」が「いい先生」だったのだ。
その価値観で、僕の仕事っぷりを眺めれば、「ヤル気のない先生」に見えるだろう。
僕はいつだって目の前の子どもの味方でいたかった。
相手が大切にしていることを大切にしようと心がけた。
「学校に行かない選択」をしているならば、その選択を応援しようと思う。
自分の価値観を押し付けるのではない。
相手の価値観を自分の価値観と同じように大切にしてみる。
ただ、それだけなのだ。
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