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「問うこと」の職人を目指して No.666

配信時刻:2017-03-01 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨日は、「3年生を送る会」という生徒会企画が行われました。

子どもたちの成長した姿。

子どもたちの涙。

今が一番いいときです。

 

でも、僕に涙はありません。

まだ、3日もあります。

彼らを送り出す日まで、僕には責任があります。

遊んでいるわけではありません。

 

毎日、「魔法の質問」に答えている我がクラス。

ちなみに、昨日の質問は「さらにできることは何ですか?」でした。

 

卒業式の日。

教室中を涙地獄にするためにすべての出し尽くそうと思います。

 

 


「問うこと」の職人を目指して No.666

 

なぜだろう?

僕のサイトにgoogle検索からやってくる人のキーワードがおもしろい。

「若い担任 指導書片手に授業」

いったい、どういう人がこのワードで検索するのだろう?

先生?

保護者?

生徒?

まぁ…、いいんだけど。

 


1、「問うこと」の職人を目指して

 

僕は国語の先生です。

基本的に僕の仕事は「発問」を作ること。

キレッキレの発問が2つあれば授業なんて完成。

 

だから、寝ても覚めても授業のことを考えてきました。

つまりは、発問ばかりを考えてきました。

どんな発問をすれば、授業が活性化するか。

そんなことばかり考えてきたんです。

 

16年間、発問のことばかり。

それでね、さらに自分の発問力を身に付けたくて「魔法の質問」を学びました。

「問うこと」の職人を目指してきたんです。

 

 

あのね、国語に限った話をしますね。

他の教科は知りません。

 

まず、指導書とか糞つまんね〜から。

 

指導書。

1年目の4月に読んで、「なんだ!このつまんね〜授業は!」って思ったの。

「教科書会社、アホだな」って思ったの。

16年前の僕はね。

 

 

でも、あとで知った。

あれって、先生たちが作ってんだね。

つまんね〜って言ってごめんなさい。

すごくいい授業です。

さすがです。

 

でも、やりません。

つまんね〜から。

 

 

大切なのは発問です。

そして、それを考えるために、事前に教材を何度も読みます。

とにかく読みます。

10回ぐらい読むんです。

すると、一つの物語を通して、一編の詩を通して、書き手が表現したかったものが見えてきます。

 

 

そしたら、子どもたちがそこにたどり着くための発問を考えます。

これはもう、「先生はね、10回読んだら、わかっちゃったんだな!この話ってね…」って教えてしまえば簡単です。

でも、それは自己満足。

そうそう教える授業って教師の自己満足なんだわ。

 

 

違うのね。

自分が一つの答えにたどり着いたプロセスを、子どもたちも辿れるように「発問」を作るんです。

 

 

で、最近は教科書なんて斜め読み。

初読で終わり。

で、ポンと発問が浮かんでくる。

 

たぶんそうなれたのは、指導書なんか読まなかったから。

指導書なんかに頼らなかったから。

その分、いっぱい勉強した。

 

最近はビジネス書しか読まないけれど。

実は、国語の専門書が本棚の1コーナーに並んでいる。

「大村はま」全集とか持ってる…。

 

20代って時間があるから、もっともっと勉強した方がいい。

指導書に逃げると、一生指導書を手放せなくなる。

自己流に走るのもダメ。

とにかく学ぶの。

 


2、たとえば、こんな授業

 

では、一つのアイデアをお届けします。

 

「主人公の人となりがわかるところに線を引きましょう」

「線を引いたところをグループで伝え合いましょう」

「線を引いたところをもとに、どんな人物かを自分の言葉で書きましょう」

「グループでノートを見せ合いましょう」

「グループみんなで、一番わかりやすく書けているノートを選びましょう」

「選ばれた人は、前に出てきて発表してください」

「では、最後に他の子のノートを見に行く時間をつくります。はい、席を立っていいので、見にいきましょう」

 

たとえば、こんな感じ。

何をしゃべるか、これを吟味する。

寝起きで書いているから、テキトーですが。

雰囲気、伝わるでしょうか。

 

 

で、これって教材に関係なく使えるじゃないですか。

こんなのが大量に脳みその中に格納されている。

それで、教材を見た瞬間、「これだな」って格納庫から出てくる感じ。

 


3、職人になるには修行が必要です

 

職人になるには修行が必要です。

そんなの当たり前です。

指導書なんかに逃げないで、授業と向き合うんです。

 

鰻は「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」なんて言います。

寿司は「飯炊き3年、握り8年」なんて言います。

 

その点、「学校の先生」は4月1日から「先生」です。

修行ゼロで現場です。

これ、他の職業との一番の違いだと思います。

 

バイトだって、ちょっとは研修があるでしょ?

マジでゼロ!

辞令もらって、直行で教育現場。

 

僕なんて午前中に辞令もらって初出勤するでしょ。

その午後、生徒指導してましたもん。

事件が起きましてね。

初対面のヤンチャ坊主数名、相談室に入れて。

「ちょっとくればやしくん、面倒みといて」って。

初日から囲まれてる…。

その日から、生徒指導畑で働く運命だったんだろうな。

 

 

おっと脱線!

 

まあ、即戦力を求められるのは仕方がない。

そういう職業なんだもん。

だから、指導書片手になってしまうのも無理はない。

 

でも、そこから抜け出すためには勉強するしかないんです。

職人になるには10年かかる。

10年かかって、ようやく「いつでも見に来ていいよ」と言える授業になったような気がします。

 

書物で学び、教えを請い、授業にフィードバックする。

これが大事。

 

そうそう、若いころは子どもたちにアンケートを取っていましたよ。

当然、最初は辛辣な言葉が並びます。

無記名ですから。

でも、それをしっかり受け止めて、授業力につなげるんです。

 

それが仕事です。

 


ハッピーな先生になるためのステップ

自分の仕事に誇りがあるから修行ができるんです。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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