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思春期の子供が話をしてくれないときは… No.664

配信時刻:2017-02-27 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨日は6人の小学生に『魔法の質問』を用いたワークショップを行いました。

『魔法の質問』と『子どもたち』ってね、相性が抜群なんですよね。

ホントに楽しかった。

 

僕はやはり、子どもたちの前にいるときが一番生き生きするなぁって実感しました。

これはライフワークとして続けていこうと思いました。

 

僕ね、学校を作りたいんです。

『平成の松下村塾』

そんなイメージです。

特に国語に特化してやりたいんですよね。

定期テストとか成績とは無縁。

どんどんいろんな本を読んで考えを伝え合う。

考えを書き表す。

圧倒的におもしろいことができると思うんですよね。

 

さてさて、明日は学校の方の子どもたちへの最後の授業。

『未来質問』に挑戦しようと思います。

すべてがうまく行ったとしたらなれるであろう最高の自分。

そんな自分になって、級友からインタビューしてもらうというワークです。

どんな感じになるのか想像も尽きません。

 

最後の最後までチャレンジ。

自分らしくていいと思う。

「これまでの成功」という名の貯金に甘えないこと。

教育技術を磨く秘訣です。

 

 


思春期の子供が話をしてくれないときは… No.664

 

授業参観に来ると驚かれることがある。

「あんなに自分の考えを堂々と話せる中学生はいない」と。

 

授業をする先生方からも、「くればやし先生のクラスは授業がやりやすい」と、よく言われる。

みんな積極的に発言してくれる、と。

 

 

「思春期の子どもが自分の考えを堂々と話す」

 

どうやらそれって、珍しいことみたいなんですね。

 


1、「話し手」なんか育ててないぞ!

 

それで、「どうやって指導しているのですか?」と、よく尋ねられる。

 

「発表の場面を増やすんですか?」

「話し合い活動の練習をさせた方がいいですか?」

なんて尋ねられる。

 

グループで活動させるんだけど、なかなかうまくいかない。

だから、先生たちは必死になって声を張り上げる。

「もっと積極的に発言しなさい!」とか言っちゃう。

「ちゃんと話をしないと評価を下げるよ」とか言っちゃう。

「そこっ!関係ない話をしない!」と言っちゃう。

 

 

でもね、僕は教室で声を張り上げることなんて一切ない。

僕は教室でぼ〜っとしている。

日向ぼっこしている間に、子どもたちが育っていく。

「教室に先生はいらない」

僕はそんなことを考えている。

 

 

先に言っとくけど、指導したら「よく話す」ようになるわけじゃない。

練習したら、話せるようになるわけじゃない。

まして、スピーチの練習とか、いらん!

 

 

これは、大事なことだから書いておこう。

僕は話し手なんか育てていない!

 

何度も書いてることだけど、僕は教えないし、指導もしない。

もうぶっちゃけて言うと、何もしない。

I am 給料泥棒。

 

すぐに育てようとしなさんな。

 


2、大事なのは聞き手だよ♪

 

なぜ積極的に発言できるのかって?

スゲースゲー簡単!

 

教室を安心安全な場にすればいい。

自分の考えを否定されない場にすればいい。

 

先生って、すぐ議論とか討論とかさせたがる。

ディベートとか好きだよね。

んで、声のデカいやつ、発言力のあるヤツだけが生き生きしてくる。

 

ホントわかってないよね、って思う。

子どもの気持ち、理解できる先生になろうよ。

逆だよ、逆。

議論とかさせない。

戦わないの。

 

 

場を作るのは教育者の役目でしょ。

そこに目を向けずに、子どもに何かが足りないと思っているから上手くいかない。

 

「どんな課題なら話し合い活動がスムーズに行くか」

「どんなグループ構成なら話し合い活動がスムーズに行くか」

先生たち、そんなことばかり話し合っている。

だから、教室は変わらないんだって。

 

 

子どもが堂々と発言できないのは、子どもの問題じゃないの。

それに気がつけないから、教室がつまらなくなる。

つまらなくしてるのは教師なのさ。

 

 

自分と異なる考えと出会うと、人は議論をしたくなる。

「その考え、間違ってるわ〜っ!」って言いたくなる。

んで、勝ち負けで思考がスタートする。

そうなると、教室は安心安全な場ではなくなる。

 

否定しない。

これが学級のグランドルール。

 

 

異なる意見と出会ったとき、「そういう考えもあるのか」「それもありだな」と受け止める。

引き分け思考

「いいね」で受け止める。

すると、教室は安心安全な場に変わる。

 

 

教室にそういう文化を育てていく。

聞き手を育てるから話し手が育つのさ。

 

だから、ウチのクラスは堂々と話せる子が多いんじゃないんだよ。

温かく聴ける子が多いんだよ。

 

これは大人と子どもとの会話でも同じ

子どもが話したがらない?

そりゃ聴き手が育ってないんだわ。

 


子どもとつながる問いかけの魔法

温かな聴き手が話し手を育てるのです。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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