発達科学コミュニケーション - バックナンバー
友達が好きなのに空気を読まずに嫌われる?!ADHD高学年からのコミュ力UPサポート
配信時刻:2022-11-24 22:40:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
10歳を超えると難しさが増す
コミュニケーションの悩み。
友達付き合いや
先生とのやりとりがつらくなって、学校に行けなくなるお子さんがふえるのもこの時期です。今日は、友達が好きで、積極的に関わっていくのに
「空気が読めない」「一方的な会話」「距離感が近い」
など、関わり方のズレが原因で
孤立しやすいADHDキッズのコミュニケーションの課題を紐解いていきます。
ADHDキッズは「人が好き」で
積極的に関わっていくのに
・思ったことをすぐ口に出す
・自分の話を一方的にする
・場違いな発言や行動をする
・相手が嫌がっていることに
気づかない
こんな「空気が読めない子」になってしまいやすい。
高学年になると、
意見のあう友達とグループを
つくるようになる子どもたち、
空気を読めない子は次第に
居場所がなくなってしまいます。
わが家の息子は、友達づきあいの点でいうと
ADHDの特性が強くでていました。
基本的に人が好き、
楽しそうなことが好き、
だから
相手がだれであっても
興味があればその輪に
飛び込めるのがいいところでもありました。ですが、問題なのは、
飛び込んだあとです。
楽しく遊べているうちは
問題ないのですが
自分が興味がなくなると
急に協力しなくなったり、
自分の欲求を優先して
友達のゲームのソフトを
こっそり持ち帰ったり、
ちょっとしたトラブルで
衝動的に手がでてしまったり。
人が好きなのにトラブルも多い
そんな小学校時代を過ごしました。
そんな息子に、私は、
とにかくルールを教える
ということにこだわりました。
「友達のものは
とっちゃいけないって
わかってるよね?」
「相手の気持ちを
もっと考えなさい」
「友達とは仲良くしなさい」
こんなふうに、
何度伝えたことでしょう。
ですがそれで息子の
コミュニケーション能力が
上がることはありませんでした。
うちの子にはどうして「常識」が通用しないんだろう…
本気で悩んだ時期もありました。
実は、発達凸凹キッズが
空気を読めないのは
お母さんのしつけや
育て方が原因ではなく
脳の特性が大きく影響をしています。
言葉でいくらルールを教えても
うまくいかなかったのは
その特性を知らずに
「正しいこと」だけを
伝え続けていたからなのです。
ADHDタイプの子は
衝動性の特性が影響して
・自分の気持ち優先!で
突っ走ってしまう
・思ったことをすぐ口に出す
などの行動に出てしまいやすい。また、
・相手の表情や言ったことを
取り違えてしまい
ミスコミュニケーションに
つながりやすい
・状況判断が上手にできない
・目に見えないもの(気持ち)や
抽象的なことを理解するのが苦手
などの出来事も、実は、
発達の特性が影響していて
本人は「何が間違っているのか
わからない」という状態。
だから「こうすべき」と言われても
全然理解できないし、
できるようになっていかないのです。
こんなタイプの子への対応
2つのポイントをお伝えします。
1つ目:脳を発達させて
衝動的な行動やこだわりを
落ち着かせる!
自分の思いのままに衝動的に
行動してしまうのは
脳の発達が未熟なことが原因です。
だから脳を育てる(つまりたくさん
活動させてあげる)ことが大切。
怒ってもお説教をしても
感情的な反応が敏感になるだけで
脳は育ちません。
だから怒らずに「肯定」して
自信を育てることが優先です。
例えば、周りに合わせて行動
できている時はしっかり褒める、
上手に伝えることができた時は
「教えてくれてありがとう」
「わかりやすかったよ」
といって肯定してあげる。
肯定された行動は
脳に定着しやすいので
怒るのではなく「褒めて」子どもに学ばせていくことをします。
2つ目:想像力や理解する
力を育てる親子の会話
凸凹キッズは「相手の気持ちが
わからない」ことも多いですが
実は「自分の気持ちがわからない」
子も多いです。
だから、何度「気持ちを考えなさい」
と伝えてもうまくいかない。
だから「感情の種類を知る」ことを
お家でさせてあげたいのです。
例えば
「ご飯美味しそうに食べてくれて
嬉しかった」と笑顔で伝える、
「学校の話してくれて
楽しかったよ」と笑顔で伝える、
「今日は頭が痛くて辛いよ」と
暗い表情で伝える、など。
この、「感情を表現する言葉」と「表情」が1セットに
なっているのがポイントです。
どんな表情の時に
どんな気持ちなのかを
子どもが学んでいくきっかけにも
なっていくからです。
「こうしなさい」と
一方的に「正解」を教えるより
体験から学ばせてあげるほうが
子どもは記憶していきます。
「こうやったら会話が続く」
「こうやったら相手が喜んでくれた」
そんなコミュニケーションの成功体験
をお家で重ねるから、外で応用して
いけるようになります。
感情豊かな、表情豊かな
コミュニケーションを
たくさんしてあげてみてください。
わが家の息子も
元「空気を読めない」男子でしたが
私が表情を豊かにして
さまざまなメッセージを伝えることで
彼は相手の気持ちや状況を
しっかり理解できるようになり、
今ではすっかり空気を読める
男子に成長していますよ!
凸凹キッズに合った「教え方」
があります^^
今日はここまでです。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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