1日1分365日「育てにくい子」の未来を変える ママの一言で幼児の脳を育てる魔法のコミュニケーションレッスン - バックナンバー
前編:ADHDって怖い?A君が教えてくれた子どもの未来の可能性
配信時刻:2019-05-06 06:30:00
おはようございます!
幼児の癇癪ぐずりを2週間で収める
専門家、発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーの石澤です^^今日は昨日のメルマガの続きの
物語を書きます。ご覧になっていない方は
こちらからまず前回のメルマガを
読んでくださいね!https://www.agentmail.jp/archive/mail/1670/5502/
さて、
私の人生を変えるほどの
衝撃を与えてくえれたADHDの男の子A君。
出会った時、彼は
4年生。体が大きく、
まさにジャイアンのような印象の
男の子でした。彼と出会ったのは、
自分が所属した大学の研究室の
ある研究セッションの中でした。当時、
ソーシャルスキルトレーニング
といって、友達と関わることが苦手な子や
ルールを守ることが苦手な子へ小さなグループの中で
社会性のトレーニングをする
グループセッションです。今でこそ、
幼児期の「療育」といえば
少人数で、
ソーシャルスキルに近いことを
教えていくのがスタンダードに
なりましたが、当時はまだ、
療育といえば、比較的障害が重度のお子さん向けの
通園タイプ
(1日、幼稚園の代わりに通い、
生活習慣からトレーニングする)が主流でした。
大学の研究ですから、
条件を整えて、トレーニングの効果測定を
していきます。研究グループに
参加してくれた発達障害の
子どもたちは、小学校1年〜4年生までの
男の子、全員ADHDの診断があることが
条件で募集されました。集まった子どもたちの中でも
A君はひときわ大きく、感情の起伏が激しい
「乱暴者」に見えるような
気質の持ち主でした。トレーニングの第1回目は
子どもたちの普段の様子を
観察するために何もセッティングせず、
ただ、お部屋と自由な時間、
自由に遊んでいいおもちゃだけを
用意して、子どもたちに自由に遊んでもらう
セッションを行います。これは、
ベースラインを取るためで、普段の様子を知らないと
トレーニングの効果があったのかどうかを
検証することができないため
行います。この時の様子のことは
今も脳裏に焼き付いています。集まったのは
全員、かなり重度のADHDの持ち主。全員、超多動。
全員、超衝動的。。自由に遊ぶのは大好きですが、
みんな譲ることができなかったり、マイルールがあったりして
そこここで喧嘩が
勃発していきました。大興奮で遊ぶ中で
冒頭にお話ししたA君が
ついにパニックを起こしました。自分の遊びたいおもちゃを
お友達に取られてしまったことが
原因でした。
顔を真っ赤にして
なき狂いながら、近くにあるものや人を
なぎ倒すように暴れるA君。男性スタッフ数人で、
A君を抱きかかえ、外に連れ出し
ようやくクールダウンさせました。私はといえば、
ただ呆然とその様子を
見ていることしかできませんでした。当時大学2年生。
一番下っ端の、二十歳ソコソコの私。
まだ、子どもと関わる経験も
ほとんどなく、
発達障害の知識もほぼない、
そんな状態でお手伝いのスタッフとして
研究チームに入っていた私。うまく立ち居振舞うことなんかできず、
もれなく、
A君の逆鱗のパンチを
みぞおちに喰らいました(苦笑)この時、
この状況を呆然としながら
見ていた私が思ったこと。それは
「ADHDって怖い・・・。」
でした。
振り返るだけで
ゾッとします。こんな風に
誤解を受けていく子どもたちが
世の中にはたくさんたくさん
いる訳です。でも、
なんの知識もなく
この状況を見て、おまけにパンチまでもらったら・・・
怖い人たちだから
近づかないでおこう。そう思うのも
当然なのかもしれないと
感じます。無知は罪です。
私が無知のまま、
誤解したままにならずに済み、さらには、
発達障害の子どもたちに
魅了されていくことになったのは紛れもないA君のおかげ。
A君は奇跡の姿を
私に見せてくれたのです。正しく理解し、
心から信頼し応援すれば彼らは必ず答えてくれます。
それを私の目の前で証明してくれた
エピソードは次回の後編でお話しします^^
ではまた!
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