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なぜ僕たちは人間関係で悩むのか? No.2303
配信時刻:2023-03-29 06:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
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1.くれちゃん先生のダイアリー
半年間のRelationship Meister講座が終了しました。
今は放心状態です。
第2期は3ヶ月ぐらいの講座にしようと思っています。
ぎゅっと期間を絞った方がみんなが集中して学べるかな、と思いまして。
で、アフタフォローを続けていって、受講者の活動を応援した方がいいかな。
この辺は、試行錯誤していきます。
半年間学んで終了!よりも3ヶ月で学んで、学んだあとの活動を応援する体制を作りたいな、と思いました。
講座をしたり、個人セッションしてもらってもいいし、ViLのオーナーになってもらってもいい。
そうやって自分のビジネスにしてもらう。
ミナクルの事業を一緒にやる講師やコンサルタントになるのもいい。
これからスタートする先生コミュニティーを一緒に盛り上げてもらったり、飲み会やパーティー、合宿企画を一緒に作ってもいい。
講師と受講者という関係ではなく、一緒に世の中をあたたかくしていく仲間になる感じ。
やっぱ僕にとっては仲間なんだよな。
こちらは4月ぐらいから説明会をやっていくよ。
楽しみにしていてください。
ViL刈谷スタートアップ

https://www.kokuchpro.com/event/vil_kariya/
4月20日(木)19時から2チーム目となるViL刈谷がスタートします。
まずは数ヶ月、プレ体験会の形を取ります。
ご参加いただいた方は、有料版CrewDocks®を1ヶ月無料でご利用いただけます。
この機会にぜひご参加ください。
2.今日の記事
なぜ僕たちは人間関係で悩むのか? No.2303
リーダーにとってのコミュニケーションの難しさは、自分のことだけではない
コミュニケーションラインという言葉があります。
この世界がもし、僕とあなたの2人だけなら、そのラインは1本です。
この人間関係だけを考えていればいいのです。
これがもし4人だったら、どうでしょう?
コミュニケーションラインは6本になります。
あなたがもしも学校の先生で、児童生徒が40人いたらどうでしょう。
40本のコミュニケーションラインを考えれば良いでしょうか?
いいえ、違います。
820本のコミュニティーラインを考える必要があるわけです。
その先に保護者がいて、地域があり、職員室に戻れば教職員同士の人間関係があります。
あなたが経営者ならどうでしょうか?
あなたがスポーツの指導者ならどうでしょうか?
あなたが職場の店長や管理職だったらどうでしょうか?
いや、ホント、大変よね。
A君とB君の仲が悪くて、また喧嘩!とか。
B君のことをよく思ってないC先生がいて、B君の保護者が乗り込んできた!とか。
僕自身の人間関係だけでなく、他の人の人間関係まで考えなきゃいけないんだから、リーダー的な人の組織マネジメントって大変ですよ。
悩みなんて突き詰めればすべて人間関係です
人は無人島では悩めないと言います。
この世界にあなたがたった1人なら、あなたは悩むことができないのです。
人の悩みなんてものは、突き詰めればすべて人間関係なわけよ。
自分の容姿にコンプレックスを抱いている人がいます。
でも、もしもこの世界に1人なら、あなたの容姿を笑う人もいませんし、好かれたい誰かもいませんし、容姿を比べる誰かもいません。
健康だって同じです。
病気になっても、たとえ命を失っても、迷惑をかける相手も、行く末が案じられる人もいなければ、悩みようがないのです。
換言すれば、人間関係の悩みさえ解消されれば、人生はわりかしハッピーだったりします。
中学校1年生の教科書に『少年の日の思い出』という教材があります。
大人になった主人公が子どもの頃を回想するお話です。
その中でエーミールという少年が登場します。
彼はとっても大人びた子どもで、蝶々を収集するという共通の趣味をもっていました。
ある日、エーミールがとても珍しい蝶々を捕まえたという噂を耳にした主人公は、彼の家に遊びに行きます。
残念ながらエーミールは不在だったのですが、主人公は彼の部屋に忍び込み、その蝶々を一目見ようとします。
不法侵入です。
蝶々を目の当たりにした彼はそれを手に入れたいという衝動を押さえられず、持ち出してしまうのです。
窃盗です。
途中で、お手伝いさんの物音を聞いた彼は、咄嗟にその蝶々をポケットにしまいます。
怖くなった彼は、エーミールの部屋に引き返し、ポケットから蝶々を取り出すと、粉々になっていました。
器物損壊です。
とまあ、どう考えても悪いのは主人公なのですが、この作品は初読では「エーミール」は嫌なやつ!という印象を持ちます。
主人公が「エーミールは嫌な奴なんだよー」ってニュアンスで語るわけですなぁ。
人間の人物評がマジで役に立たないのはそういうことです。
んで、授業の中で何度も何度も読み込むうちに生徒たち自身が、「あれ?エーミール、悪くなくね?」って気づいていく、なかなか面白い教材です。
この作品の最後、主人公はエーミールの部屋を訪れ、事の顛末を打ち明けます。
あ、ちなみに謝りはしません。
あくまでも、ご説明に伺うわけでして。
簡単に言うと、「俺、悪くないっすよ。蝶々を見せてもらいに行ったら、君がいなかったのさ。それで蝶々だけ見せてもらおうと思ったら、ちょっと欲しくなったさ。あー、でも、後で返したけどね。お手伝いさんが来てビックリしたから、ポケットに入れちゃったんだけど、粉々になっちゃった。あの人、来なかったら、こんなことにならなかったのにね。まーとりあえず返すは返したけど、あれだったら、俺の蝶々全部あげるから、それでチャラにしてよ」みたいな話をしに行きます。
主人公、ヤベー奴なんですww
それを聞いて彼はこんな言葉をつぶやくのです。
「そうか。そうか、つまり君はそういう奴なんだな」
エーミールは怒りません。
寛容すぎて、逆に気持ち悪いレベルです。
近所の同級生が自分の部屋に侵入して大切な物を盗み、粉々にして返したあと逃げ、再びやってきて、「俺、悪くないんで」みたいな話をされたわけです。
「そうか。そうか、つまり君はそういう奴なんだな」
この一言で片付けるの、すごいっすよね。
でもさ、僕はこのエーミールの言葉に究極の人間関係を見た気がするんですね。
どうしたら寛容でいられるのか
生きていると、いろんな人に出会います。
悲しい気持ちになることもあるし、腹が立つこともあるし、不安にさせられたりもします。
心を揺さぶられるのもまた、人間関係だと思うんです。
そんなとき、僕はいつも「そうか。そうか、つまり君はそういう奴なんだな」と思っています。
怒りも悲しみもグッと飲み込んで、「じゃあ、自分にできることは何だろう?」と自問自答します。
変えられるのは自分だけだから、相手に仕返しをしてやろうとは思いません。
いろんな人がいる。
自分とは異なる人がいる。
そういうことを全部受け止めた上で、「じゃあ、自分にできることは何だろう?」を問いかけて、未来に進めばいいのだと思います。
16年間、中学校の先生をしてきました。
僕の教員人生のほとんどは生徒指導です。
モンスターペアレンツと対峙した経験や、不良少年・不良少女と呼ばれる子たちと対峙した経験は、数えきれません。
力づくでなんとかなることは何ひとつなく、理不尽な要求の一つひとつを受け止めて、人間関係の橋を架け続けてきました。
人間関係って、「なんで?」の連続です。
なんでそんなことするの?
なんでそんなこと言うの?
そのたびに、心をかき乱されて。
それでも社会で生きていくということは、そういう「わかり合えない人たち」と上手に折り合いをつけることだと思うのです。
確かに気の合う人だけで生きていければ心地よい。
自分の意に反する人間を切り捨ててしまえば楽かもしれません。
でも、会社組織にしろ、スポーツチームにしろ、学級にしろ、家庭にしろ。
自分とは異なる人間が集まるからこそ、自分にはない力が発揮され、自分にはないアイデアが生まれると思うんです。
だから、むしろ異なる人たちと折り合いをつけて生きていくことが大事です。
もちろん、異なる人たちというのは、よりコミュニケーションを難しくします。
違った価値観を持っていれば、それだけ衝突の機会も増えます。
でも、だからこそ、人間関係を整えることは大事だと思います。
自分とは異なる人と上手にコミュニケーションが取れれば、人生はかなり面白くなるのです。
究極の人間関係学を学ぶ時間
人間を理解することをオンライン講座の中でやってきました。
この世界にはいろんな人がいて、「こんなにも違うんだ」を学ぶ時間でした。
すべてをアーカイブ動画にして、何度でも学べるようにしました。
でも、知識だけでは不十分です。
理解したことをどう生かすか。
そこが大事です。
だから、みんなで集まってのリアル講座は、知識の伝達は行いませんでした。
様々なワークを通して、人間関係を整える上で大事なことは何かを感じて気づく時間にしました。
懇親会やランチタイムすら、僕の中では大切なワークです。
こんなにもみんな違っていて、みんな違うからこそ美しいハーモニーが奏でられる。
そんなことを気づいてもらえたのではないかと思います。
ある先生がこんな話をしてくれました。
「ここで学んだことを、きっとみんな、今度は自分の職場や教室に戻って生かしてくれる。今度はそれぞれが自分の居場所に戻って、この講座のような空間みたいな職場や教室にしていくんだと思うとワクワクするんだ」って。
こうして半年間の学びが終わりました。
僕は彼ら彼女らを受講者とは思っていません。
この世界をともにあたたかくしていく仲間だと思って、講座づくりをしてきました。
ここからですね、僕らの旅は。
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