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教えることが『愛』ではないよ No.268

配信時刻:2016-01-27 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨夜は我が子たちと『宝石の煌めき』というボードゲームをしました。

 

我が家には3人の子どもたちがおりますが、家族でゲームをする時間が大好きです。

もちろんそのゲームはTVゲームではありません。

だって、我が家にはDSやPSPなどの小型ゲーム機がないのですから。

 

その代わり、大量のボードゲームやカードゲームがあります。

もちろん、大人が関わってあげないと、なかなかできないものばかりです。

でもね、僕はこの時間を大切にしています。

どんなに忙しくても、たとえメルマガが書いてなくても、子どもたちと遊ぶ時間をつくっています。

 

「手塩にかけて育てた子」なんて言い方をしますが、子育てはやっぱり手間暇をかけないとな〜って思うのです。

 


教えることが『愛』ではないよ No.268

 

1、「話したいこと」と「聞きたいこと」のギャップ

 

子どもたちのことを知るために、僕らはどんどん近づこうとします。

それが寄り添うことだと勘違いしてしまいます。

でもね、近づけば近づくほど見えなくなるんです。

 

相手のことを知ろうとする。

一歩下がって眺めたら全体が見えるのに、どうしても近づいてしまいます。

それが子どものためだと思ってしまう。

 

「子どもの話を聞こう」とする気持ちは、僕らの内側から生まれたもの。

子どもたちから話を聞くとき、僕らは自分たちが聞きたいことを聞いてしまいます。

 

それは必ずしも子どもたちが話したいことではありません。

子どもたちの話したいことと、あなたの聴きたいことが一致するとは限らない。

そのギャップは、子どもたちとの『つながり』を壊してしまうのかもしれません。


2、教えることが大好きです。

 

僕らは相手が求めていないのに教育をしてしまう習性があります。

僕たち大人は、それが学校であっても家庭であっても、子どもたちにとって『お節介なコンサルタント』になってしまうことがあります。

 

求めていないアドバイスを送ってしまうのです。

 

たとえばね、勉強ができなくて悩んでいる子がいます。

「私、また点数悪かったんだ〜。がんばったのになぁ〜」

こんなとき、『お節介なコンサルタント』は、教育活動をスタートします。

 

「もっとこうしたらいい」

「努力が足りないのよ」

「私だったらね」

 

子どもたちが求めていることはなんでしょうか?

それはただただ聴いてほしいだけかもしれません。

ですが、先生も親も子どもたちにアドバイスを送ります。

子どもたちは、本当にそのアドバイスを求めているでしょうか?

 

何気なく話したのに、求めてもいないアドバイスが返ってくる。

そんなことがあったら、二度と話したくないと思いませんか?

 

僕にも経験があります。

僕のブログやメルマガを読んだ友人が、何のためにやっているのかと尋ねられたことがありました。

「世界中の先生を子どもたちに愛され、保護者に応援される先生にしたい。そんな先生をハッピーな先生と呼んでいるんだけど、そんな先生が増えたらきっとそこで学ぶ子どもたちもハッピーになると思うんだよね」

僕は、いつもメルマガやブログで書いていることをそのまま伝えたつもりでした。

聞かれたから答えたんです。

 

ところがどうでしょうか。

みんな、寄ってたかって「できない理由」を教えてくれます。

「そんなのは無理だ」

「起業なんて失敗する」

「一度、一般企業に勤めて、ビジネスを学んだ方がいい」

「学校の先生は、ビジネスを知らない」

ありがたいことに、「最近の学校は…」というインターネットで仕入れた情報まで教えてくれました。

 

「話したくて話したわけじゃないのにな…。聞かれたから答えただけなのにな…」

そのとき僕はとても悲しい気持ちになったのを覚えています。

怒りは感じませんでした。

ただただ悲しい、そんな気持ちだったのです。

 

聞かれたから答えただけなのに、理解されない。

子どもたちだってきっと悲しい気持ちを味わっていると思うのです。


3、本当のニーズを探る

 

「お父さん、眠れないよぅ」と我が子が言うことがあります。

そんなとき、僕だって『お節介なコンサルタント』になってしまうことがあります。

 

「昼寝するから眠れないんだぞ!」

「朝起きるのが遅いからだ!」

「布団に入っていらば眠れるよ!」

 

子どもたちは、そんなアドバイスを求めていないのに。

どうして教えてしまうのでしょうか。

先日、NVCのトレーナーのホルヘさんが大切なことを教えてくれました。

 

「僕らは教えることを『愛』だと思っている」

 

「あなたのことを思って言ってるのよ」

でもね、相手が本当に求めていることに目を向けないことが、本当に『愛』なのでしょうか?

 

「眠れない」という我が子。

ただそばにいて、眠るまで一緒にいてほしいだけかもしれません。

もう少しだけ話を聴いてもらいたい、それだけかもしれません。

 

子どもたちは、表現が不器用です。

言語化されていないところに隠されていること。

「この子が本当に望んでいることはなんだろう?」

 

そこに目を向けると「お節介なコンサルタント」を廃業に追い込むことができます。

寄り添うって、そういうことなんだと思います。


ハッピーな先生になるためのステップ

 子どもの言語化されていないニーズを見つめてみる。


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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