メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

僕らは本当に同じ世界を眺めているのだろうか? No.2263

配信時刻:2022-11-12 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

 


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1.くれちゃん先生のダイアリー

 

2.今日の記事

 


1.くれちゃん先生のダイアリー

 

「ビジネスを始めるぞ!」って決めたとき、僕はまだ中学校の先生でした。

上海でミヒロさんと出会い、帰国したら最後にもう一度だけ卒業生を送り出して、僕も「学校の先生」を卒業しよう、と考えました。

 

 

Facebookのアカウント作って、定時で退勤して夜な夜なブログ書いて、毎日メルマガ配信して…みたいなことを「中学校の先生」をしながら続けました。

 

 

当時の僕は学年主任で、進路指導主事で、学級担任。

でも、定時で退勤して未来のために時間を費やしました。

 

 

あの頃はZOOMもYOUTUBEもありませんでした。

Instagramもなかったかな。

 

 

あれからもう7年。

世の中の移り変わりって本当に早いです。

 

 

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2.今日の記事

2018年11月17日の投稿より

僕らは本当に同じ世界を眺めているのだろうか? No.2263

 
 
 

みんな、「違う」ということ。

これをちゃんと認められる社会でありたい。

 

 

たとえば、好き嫌いがある子どもって多い。

大人だって多い。

偏食なんて呼ばれたりしてね。

 

 

でもさ、思うんだ。

僕とあなた、同じものを食べても同じ味がしているとは限らないんだな。

「へ〜〜っ。こんなに美味しいのに嫌いなの?」なんて笑わないで。

 

 

だって、同じ味がしてるわけじゃないんだもん。

たとえば、パクチーね。

あんなの、どう考えても「草」だよ。

「草」の味がする。

まあ、草、食べたことないけど。

 

 

でも、妻はパクチーを「美味しい」と言う。

最初はね、趣向の違いだと思った。

でも、そうじゃない。

たぶん、僕と妻では同じ食べ物でも同じ味がしているわけではないと思うのだ。

 

 

たぶん、これは、たぶんだけど。

僕が見ている赤信号と、あなたが見ている赤信号は別の色をしている。

何せ、僕はあなたになったことはないし、あなたは僕になったことがないから。

それはわからない。

 

 

聴こえ方だってそう。

僕の耳に聞こえている音と、あなたの耳に届く音はやぱり違う。

何が耳障りで、何が耳に心地よいか。

それだって異なるのだ。

 

 

昔、隣の教室の音が気になって仕方がない子どもがいた。

それは同じ教室にいる僕らには、まったく聞こえない音なのだ。

 

 

臭いだってそうだ。

香水の匂いを良い匂いと感じる人もいれば、臭くてたまらないという人もいる。

人は誰しも好きな香りと苦手な臭いがあるわけで。

それだって、たぶん嗅覚から届くものが異なるのだ。

 

 

僕らは人と接するとき、「異なる」ということを意識する必要がある。

「あなた」と「わたし」は違うのだ。

見えるもの、聞こえるもの、臭いも味も全部ぜんぶ。

僕らはみんな違うのだ。

 

 

同じだと思うからいらいらする。

なんで?って思う。

この人、おかしいんじゃない?って感じる。

 

 

でもね、異なるんだよ。

 

 

昔、情緒に障害を抱える子がいた。

相手の表情を見ても、その感情が読み取れないという。

 

 

特別支援学級のベテランの先生がこんなことを教えてくれた。

「あの子から見たら、みんな『千と千尋の神隠し』のカオナシみたいなものさ」

 

 

相手の表情を見て、相手の喜怒哀楽を察することができないのだ。

だって、この人にはそう見えているんだもん。

怒った顔も悲しんだ顔も、同じように見えているんだもん。

 

 

だから、生きづらさを感じてしまう。

怒っている相手を余計に怒らせてしまったり、悲しませてしまったり。

「察する」ために必要な要素がキャッチできないのだ。

 

 

あるお母さんの話だ。

子どもが泣いていた。

子どもが怒っていた。

それでも気づかずおしゃべりに夢中だった。

 

 

「わたしは夢中になると気づかない」と言う。

それで周囲を辟易させる。

そんなことってある?と思う。

 

 

我が子が泣き叫んでいるのだ。

大騒ぎしているのだ。

それに気づかない親なんているだろうか?

 

 

でもね、いるのかもしれない。

それはもう、その人にしかわからない感覚だから。

 

 

もしかしたら、子どものことが嫌で嫌で仕方がなくて無視をしていたのかもしれない。

もしかしたら、本当に耳に子どもの声が届かないのかもしれない。

もしかしたら、子どもの悲しい表情を見ても「のっぺらぼう」のように見えているのかもしれない。

 

 

これは、他人にはわからないことだ。

 

 

 

僕らは「自分」というフィルターでこの世界を眺めている。

「普通はこうだ」と考える。

でも、目の前の人のフィルターには、まったく別の世界が映し出されているのかもしれない。

 

 

そういう配慮を持って接すれば、世界はもっと優しくなると思うのだ。


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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