メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

イラスト1つでも、教室はハッピーに変わる No.243

配信時刻:2016-01-02 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

今年は年賀状をすべて手書きで書いています。

「よしっ!デジタルな時代だからこそ、今年はあえて手書きで書くぞ!」という僕の思いつき発言で、家族一同新年早々机に向かって、せっせと筆を走らせておりました。

一人ひとりを思い浮かべながら、心を込めて書く。こういう機会って、本当に少なくなりました。

 

大量生産。効率化。コピペ。

便利さってものは、無味乾燥なものになりがちですね。

良いとか悪いとかではなく、なんとなく寂しいなって思いました。

 


イラスト1つでも、教室はハッピーに変わる No.243

 

1、先生という職業の人は、教科を嫌いにさせるのが得意だね

 

僕は美術が大嫌いでした。どれだけ一生懸命描いても、褒められたことなんてありません。いつもいつも批評されます。

「ここをもっとこうしなさい」

「塗り方が雑。ほら、こうやるの」

 

あ〜つまんない!

本当につまんない!

面倒クセ〜!

 

そんな気持ちでしたから、成績は『2』。一応やるべきことはちゃんとやる真面目な学生でしたから『1』ではありませんでしたが、モチベーションは底辺でしたので、できあがる作品も底辺。作品をつくるたびに、批評される。たまらなく辛い時間でした。

だから、絵を描くことが大嫌いでした。

 

ところが、先生という職業に就いて数年、僕はイラストを描くことが得意になりました。


2、イラストで教室をハッピーに変える

 

ある年のこと、僕は絵に描いたような学級崩壊を経験しました。

どんどん席を立つクラス。一人を席に戻すと、別の子が席を立つ。もぐら叩き状態。「これは困ったな〜」と思って、あれこれ手を尽くしました。

このときの経験が、自分を『創意工夫人間』に育ててくれたと思っています。

 

で、その学校では『生活日記』と呼ばれる先生との交換日記がありました。これがまたヒドい!

「死ね」

「バカ」

とか書いてあるんです。「さぁ、どうしようかな〜」と思いまして、「ちゃんと書いてこよう!」とか「そういう言葉はよくないよ」とか、まともなことを書くわけですが、「うるさい!」「ヤダ!」「バ〜カ!」とか書いてくるわけです。

 

で、どうしたか。

「叱る」「怒鳴る」「親に電話する」

どれも、僕の選択肢にはありませんでした。だってそんなのつまらないですもん。

 

僕は、毎日絵を描くことにしたんです。当然ちゃんと描いてくる子どもたちにも同じように絵を描きます。ただ、少しだけ絵に差がありました。ちゃんと日記で書いてくる子には、全力で絵を描きメッセージを書く。「バカ」「アホ」と書く子には、余った時間でハイスピードで描いたイラストが…。

 

美術『2』のイラストですから、それはヒドいものでしたが、子どもたちは喜んでくれました。で、帰りの短学活でお互いに見せ合うんですね。

 

「今日は、何が描いてあった?」

 

すると、生活日記に暴言書いてた子たちも、「なんで俺らの絵をテキトーなんだ?」って言うんです。で、尋ねます。

 

「何でだと思う?」

 

それからというもの、みんながそれなりに日記を書いてくるようになりました。もちろん、彼らと別れる日が来るまで、僕はイラストを描き続けました。

 

気がつくと、1年の終わりにはみんなが席に座って授業を受けるようになっていました。それと同時に、僕のイラストも驚くほど進歩したのでした。


3、喜んでもらえるから、成長する

 

あんなに嫌いだった絵を描くこと。描いたって、けなされるだけの絵を描くこと。それなのに、子どもたちが喜んでくれるだけで、絵を描くことが好きになるんです。

 

おかげで、ノート点検や卒業アルバムへのコメント、黒板へのメッセージ、いろんな場面でイラストは重宝してくれています。そのイラストをもとに、この大辞典型ブログもデザインしていただいています。

 

喜んでもらえることをすると、教室は変わります。自分自身も変わります!


ハッピーな先生になるためのステップ

 「叱る」より、喜んでもらえることを考える。

 

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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