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教養とは何か?〜知識ベース社会と経験ベース社会  No.2198

配信時刻:2022-07-04 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

 


本日のメニュー

1.くれちゃん先生のダイアリー

 

2.今日の記事

 


1.くれちゃん先生のダイアリー

 

7月2日は出版前最後の講演会でした。

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実に70名もの方が会場に足を運んでくださいました。

感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

 

この模様は、書籍をご購入いただいた方へのプレゼントとして、お届けさせていただきます。

 

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講演会の後は、仲間が主催してくれてランチ会を開催しました。

うれしかったです。

 

 

その後も、たくさんの方から本や講演の感想をいただきました。

うれしかったのは、旦那さんが手に取ったところ、内容が面白くて私のところに返ってきません、という声ww

 

 

一度読み始めると、止まらなくなる。

そんなところがあります。

 

 

文章のリズムまでこだわりました。

とにかく最後までスーッと読めるように。

 

 

だから、そんな感想はうれしかったです。

 

今日は新聞社様の取材の日。

アプリの方の経産省に出す書類も作らなきゃ行けないし、プレゼント動画のリリースもしなきゃ行けないし。

 

 

やることだらけだけど、幸せです。

発売まであと1週間。

走り続けますよ!

 


2.今日の記事

教養とは何か?〜知識ベース社会と経験ベース社会  No.2198

 

京都大学の山極寿一先生の本が大好きで、よく読んでいます。

霊長類研究の第一人者である山極先生は、フィールドワークにアフリカの奥地へと足を踏み入れます。

そんなアフリカの原生林を案内してくれる現地の人と仲良くなるエピソードが著書の中でよく語られているのですが、非常に興味深いお話でしたので、シェアしたいと思います。

 

 

そのような村の人たちというのは、決して識字率が高くないのだそうです。

本が読めないんですね。

では、彼らが教養がないのかというと、そうではないと先生は語ります。

 

 

文字が読めないのに、教養が高い。

これはどういうことでしょうか。

 

 

知識があることを教養と見なす僕らと対比して、彼らというのは「経験」を教養と見なすそうなのです。

 

 

「あのときはこんな経験をしたから、君もやった方がいい」

「いや、自分はこんな話を聞いた。だから、それはやめておいた方がいい」

 

 

互いにそんなやりとりをするのだとか。

 

 

経験してきたこと。

この場合、それは体験したことだけでなく、見たことや聞いたことも含まれます。

そういったものの蓄積を教養とするわけです。

ですから、自然と年長者が敬われる社会になります。

 

 

一方、僕らの社会はどうでしょうか?

 

 

「どれだけ知っているか」という知識こそを教養としています。

インターネットという、一瞬で「答え」を導き出すツールを手に入れてしまった僕らは、知識ベースで言うと、若い人の「検索力」が年長者の培った「知識」を軽く乗り越えることができるようになってしまいました。

 

 

年長者がどれだけ声高らかに「我を敬え」と叫んだところで、「敬うべきポイント」を見つけづらい世の中になってしまったのです。

 

 

「おじさん、それ、古いっすよ!」という社会です。

そんなところから「老害」という言葉も生まれたのだろうと思われます。

 

 

さて、知識ベースの社会では、成功法則が重宝されます。

こうすればうまくいく!という方法だけが伝播していきます。

 

 

昨今、起業やら複業・副業がブームです。

ブームというか、SNSで煽られ続けています。

 

 

その裏に、離職して起業に失敗し、その日暮らしの生活をしている人もいるでしょう。

知識ベースで語られると、僕らは夢を見ます。

自分だけは成功するのではないか、という錯覚を覚えます。

 

 

言葉で語られる成功法則は、よくよくその頭で考えて、情報を吟味する必要があるでしょう。

 

 

 

一方で、経験ベースの社会では失敗法則にこそ価値があると考えられます。

一歩選択を間違えたら命を失うかもしれない社会では、過去の失敗例を共有することで、同じ轍を踏まぬようにするわけです。

 

 

「あそこの森は危ない」

「あの植物は食べたら死ぬ」

 

そんな情報は書籍にあるわけではなく、誰かが経験してきたことで語り継がれるわけです。

 

 

私たちは今、知識ベースの社会を生きています。

「経験してきたこと」よりも「知っていること」を重視します。

ですから、すぐに「エビデンスはありますか?」と問うてしまいます。

 

 

あそこの森が危ないことにエビデンスはありません。

生きて帰ってくる人もいるでしょうし、二度と帰ってこない人もいるでしょう。

誰かから見たら「危ない森」であり、誰かから見れば「安全な森」なのです。

 

 

だからこそ、議論の余地があり、対話が生まれ、教養を深め合う機会に恵まれる社会です。

逆に、僕らの社会には、その機会はなく、つまりは互いが互いの言葉に耳を傾けることはなく、衝突と対立を繰り返します。

 

 

当然ですが、僕らにとっての教養は、深まることがありません。

書籍を読み、知識を広げ、それで終わりです。

 

 

このように考えると、人間を豊にする上で大切なことは、「経験」であることが理解できるでしょう。

 

 

僕が上梓する『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)は、完全に経験ベースで書かれた本です。

ですから、エビデンスはありません。

 

 

僕が経験してきたことをもとに、「では、あなたの周りはどうですか?」と問うているのです。

この本に答えは用意していません。

読んでいるあなたがどんな答えを持つか。

それこそが重要なのではないでしょうか。

 

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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