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CrewDocks®誕生秘話《後編》 No.2195
配信時刻:2022-06-30 06:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
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1.くれちゃん先生のダイアリー
昨日はプレゼント動画を作っていました。
本を買ってくださった方への特典動画ですね。

テロップ見えます?
「自走する組織の作り方」って喋ってるのに、自動でテロップをつけるソフトが、「雑炊の作り方」って表示してて…www
ちょっと面白かったです。
今ね、「読書感想文の書き方」というオンライン講座をプレゼント用に作っています。
ここ2−3年、小学生向けに読書感想文講座をしてきました。
せっかくなので、そのノウハウをお裾分けしようかな、と思いまして。
レッスンページも作るので、楽しみにお待ちください。
あと1ヶ月で長男がデンマークに留学に出かけます。
そんなわけで、東京のデンマーク大使館に行かねばならないので、今日は東京に伺います。
特に用事もなく東京。
なんだかもったいないですが、仕方がありません。
明後日が出版前感謝講演会!
もう、あと2日。
会いにきてね!!!!!
2.今日の記事
CrewDocks®誕生秘話《後編》 No.2195
意外なところから転機が訪れる
そんなある日のことだ。
お世話になっている方から、経済産業省の事業再構築補助金の情報をいただいた。
業態を変えるなら、そこに補助金を出してくれるという。
「ミナクルは今、セミナー業でしょ?例えば自社のシステムを作ってシステム販売の会社に変わるなら補助金を出すよ、って制度だね」
と教わった。
それを聞いて、僕は思わず「システムならあるんですよね」とつぶやいた。
すでに僕の手元には分析システムのエンジン部分ができていた。
ただ、これをこのまま使うのでは審査は通らないだろう。
今のまま作ると、ただの占いサイトになってしまう。
いろんな人が知恵を絞ってくれた。
そんなこんなでプロジェクトが動き出したのが6月。
研究開始から半年が過ぎていた。
まず、ビジネスモデルを1から見つめ直した。
競合他社となる会社(占い系ではないよ)を徹底的に研究した。
海外の人材分析サイトなども調べた。
僕らのシステムでは、友人の誕生日を尋ねて入力し、相手を分析することはできない。
だから「占いコンテンツ」の派生アプリではない。
そう、占い的要素は手放すことにしたのだ。
僕が伝え続けてきたように、あくまでもその人を理解するためのモノサシだから、占い的な要素は必要ないと判断したのである。
自己肯定感の専門家から話を聞いて、その要素をプラスすることにした。
国立大学の先生から情報をいただいたりもした。
メンタルの状態を分析する機能も付け加えた。
生年月日から導き出す情報が先天的な要素であるならば、こちらは後天的要素を導き出すための仕組みを作っていった。
ブラウザを捨てることで、アプリならではの機能を入れることもできた。
サインアップ情報とログイン情報をもとに分析し、スマホならではの機能で他者とつながる。
まったく新しい概念でアプリの世界観を作り出した。
次に、どのように表示したら良いか、どのように表現したら良いか。
徹底的に研究した。
開発途中では、既存客に『家族のトリセツ』としてデータを配付してフィードバックをもらったり、LINE公式アカウントの登録者に分析結果をプレゼントしてフィードバックをもらったりもした。
どのように表現すればユーザーは理解しやすいか、何度もテストを行った。
文章で表現することは僕の得意分野だ。
ここで役立ったのは「通知表の所見」を書いてきた「学校の先生」としての経験だった。
この文章表現については、これからもどんどんアップデートしていく。
僕が生きている限りアップデートされていくと思ってもらっていい。
今後も研究を重ね、そのたびにブラッシュアップされていく。
進化するアプリケーションシステムなのである。
そうそう。
このアプリは引き算で生まれている。
最初は競合他社を人事支援システムを研究して、他社が入れていそうな機能を全部盛り込むことにした。
機能が盛り盛りになった結果、無個性なシステムになった。
どうせアイデアなんてパクられるものだ。
大手企業さんのマネをしていけば、資本力が優る方が勝つゲームに巻き込まれることになる。
だから、僕らは「独自化」する必要があった。
「他のことはできませんが、このことには特化しています」
そんなことを胸を張って言えるシステムにしなければならなかった。
そこで、今度は余分なものを全部削ることにした。
開発段階でずいぶんいろんなことを諦めた。
諦めなければリリースがどんどん遅れていくといった事情もあった。
とにかくその引き算をする作業で、僕らのアプリは何に特化しているのかが明確になっていった。
一見無駄に見える作業は、決して無駄ではなかったのだ。
バックグラウンドで膨大なデータを演算させているけれど、表示できるのはスマホサイズしかないので、できるだけシンプルな表示にした。
ユーザーにはできるだけシンプルな情報しか見せないことを心がけた。
これも僕らが「セミナー業」を捨てた産物だった。
これまでの「資格認定ビジネス」をするならば、複雑なデータを見せた方が良い。
ユーザーが興味をもってくれたところに、「セミナー」を販売すればいい。
ビジネスモデルとして、それを手放すことにした。
お客様の問題解決を行うことを仕事にすることに決めたのだ。
こうやって、アプリの骨格を作っていく作業が延々と続いた。
経済産業省に事業再構築事業として認められてからも、実際にアプリを開発するよりも、その構造をどうするかを話し合うことの方に、かなりの時間を費やした。
ようやくプロトタイプができあがったのは2022年の3月も終わりだった。
テストで心が折れる
思いのほか、複雑な構造になってしまったと思う。
これが、ただの占いサイトを作るのなら、とうの昔に完成していただろう。
誕生日を入力して何かを表示させることはそんなに難しいことではない。
まず、テストユーザーを募った。
門下生チームから40名が参加してくれた。
iPhoneのユーザーとAndroidのユーザー。
それぞれが必要だった。
テストユーザーには、コンサルタント、クライアント、管理職、社員と役割を決めて、システムに入ってもらった。
そして、それぞれがどんな情報が表示されているかを一つ一つスクリーンショットしてもらい確認していった。
表示されるべきものが表示されなかったり、表示されてはいけないものが表示されたり。
そういうバグを見つけては修正依頼をかけた。
最初はきちんと機能しているところを探す方が難しいぐらいの状態だった。
そこから毎日、テストと修正を重ね、2ヶ月半をかけてアプリを完成させていった。
ユーザーの設定ごとに表示される画面が変わる。
そのユーザーがiPhoneかAndroidか、でも変わる。
それらをチェックするのは、なかなか骨の折れる作業だ。
さらに、ユーザーごとに表示される言葉も変わる。
これまでなら、Aさんが僕を見ても、Bさんが僕を見ても、僕を分析した場合、表示される結果は同じだった。
占いサイトは同じ生年月日を入れたら同じ結果が出る。
僕らはそれをやめた。
Aさんから見た僕とBさんから見た僕は違うはずなのだ。
それぞれのユーザーからはこう見えます、と表示する点が他社との決定的な違いである。
ちなみに、有料会員にはまた異なる表示をする。
そういうことを、いちいちチェックするのだから、本当に骨が折れる作業だった。
有料の会員として想定している経営者やチームの指導者、学校の先生には、さらに組織の状態を一目でわかる仕組みを作っている。
これのテストがまた大変で、最後は一日中スマホを触っていて親指が動かなくなってしまった。
テストユーザーの一人が、朝9時にデータが切り替わることを発見した。
ところが開発側は時計の機能はないから、そんなはずはない、となった。
それで、これは日付の設定が「グリニッジ標準時」なのだろうということで落ち着き、「日本時間」に設定された。
こういうテストユーザーの直感というか、「なんかおかしくない?」みたいな感覚にずいぶん助けられた。
というわけで、研究開始から1年半、ようやく今、AppleStoreとGooglePlayの審査に入っている。
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