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児童生徒の長所を生かし短所を補う班(小グループ)の作り方 No.1968

配信時刻:2021-04-06 06:30:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

① くれちゃん日記

 

どんどんお申し込みいただいているオンラインレッスンですが、もう見ていただけましたか?

ようやくご案内ページができあがりました。

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https://minacrew.co.jp/lessonpresent01/

こういうページを作るスキルはもうお手の物です。

動画の撮影とか編集もサクサク進みます。

 

 

スキルって磨けば磨くほど上がります。

で、よく「スキルを磨く」って言うけど…。

「磨く」ってどうすればいいんでしょう。

 

 

僕はやはり数稽古だと思っていて。

とにかくやってみる、チャレンジしてみる。

 

 

すると、だいたいできるんですよね。

最初は調べながらやっていたことが、今では息を吸うようにできてしまう。

そんなことの繰り返しでここまで来た気がします。

 

 

とにかく動くこと。

数です、数。

 

 

TikTokの動画も、今ではものすごい編集速度で完成させています。

もう300本ぐらい作ったかな。

それだけやっていれば、そりゃスキルは上がります。

 

 

身が「鉄」と「金」の方。

「鉄」は鍛えられて強くなり、「金」は磨かれて輝く。

…という友人の投稿を見て、「なるほどな」と思いました。

 

 

んじゃ、僕の身「陽」は何だろうね?

んーーっ、まあ「太陽」は周りの振る舞いに関係なく光り輝いてるだけか。

…なんて思っております。

 

 

やりたいことやってたら勝手に成長する。

そんな人間なのかもしれませんな。

 

 

自分の命式を知ると、「自分がどう在るべきか」が見えてきますね。

 

 

さてさて、今日もお仕事がんばります。

今週はわりと余裕のある日程を組んでいるのですが、やること山積みで、なんだか毎日忙しいんですよね。

 

 

ありがたいことです。

 

 


② 企画紹介

学級経営アナリティクス

 

あなたの学級経営を支えるデータを分析いたします。

学級の全児童生徒のSTRスコアを算出。

組織データを分析して、学級経営をサポートいたします。

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詳しくはこちらまで
 
 
 

③ 今日の記事

児童生徒の長所を生かし短所を補う班(小グループ)の作り方 No.1968

 

読者様からいただいた質問

公立中学校で教員をしております。

今年は1年生の担任です。15年ぶりの1年生となり、新たな気持ちでおります。


班の結成をどの方法でやろうかと思案中です。

今まで私のとってきた手法としては、2つ。

 

「班長会で作成」

基本的にはこの方法で行ってきました。

例えば、「勉強に集中できる班」を目指して、班長が班員を配置していく方法です。

班長のエゴが強いと、仲良し班になってしまうこともあります。

 


「くじ引き」

リーダーというのは探すものでなく、集団の中から出てくるものではないかと考えました。

また、理想としては、誰と同じ班になってもいい学級を目指すべきではないかと考えました。

 

以上のことから、最近はくじ引きでやっていました。

 


新たな1年生はどうしよう?

そうだ!

くれちゃんに聞いてみよう!と思い至りました。

 

教員時代には、どのような方法で班を作っていましたか?

どのような考えで班をつくっていましたか?

今考える理想の、班の作成方法はどのようなものですか?

 

などなど聞かせていただけたらありがたいです。

お忙しい中でしょうが、本校1年生の生徒を幸せにするためにご教授ください。

 

生活班は何人編成が良いか

まず、『生活班』は座席を基準に決めていました。

40人学級の場合、横に8座席、縦に5列。

もちろん学校や学年の方針で、横に6座席なんてときもありました。

そのときはその方針に従っていました。(まー、1年後には僕の方針に従っていただくわけですがww)

 

 

1班の構成は5人。

だから3列目の子は、前後の生活班に分かれます。

基本は5人編成で考えていました。

 

ところがですね、5人班ってコミュニケーションが割れるんですよ。

5人で話し合うと3人と2人に分かれちゃうことが多いです。

遠いんです、物理的に距離が。

 

窮屈な教室でしょ?

隣の班と距離が近くなるから声が聞こえない。

 

それでどうしても、3人と2人に分かれがち。

なので、班構成は4人がいいです。

 

 

しかも、上海日本人学校にいるときにですね、『学びの共同体』ってのを取り入れてまして。

まー、あんまり詳しいことはわかってないんですが、男女が格子状に並ぶんですね。

これはなかなかよかったです。

 

こんな感じで、班を作ると、男女が対角に座る感じですね。

なので、4人班を10班つくる形で、男女が交互に座るってのが基本パターンでした。

 

どーせ今どき、マックス40人、パンパンなんて教室少ないだろーし。


 

先生が采配を振るう、唯一のチャンスだから、くじ引きにはしない!

とにかく学級が落ち着くまでは、くじ引きにはしませんでした。

っていうか、学級が落ち着いてからもくじ引きにはしてませんけどww

 

 

子どもたちには、「学級が落ち着くまでは、先生が意図をもって決める」と宣言してました。

有無も言わせず、「あなたはこの席!」と決定します。

 

 

僕ね、昔、くじ引きにしてたんですよ。

そしたら、くじで決まったあと、「あー」だの「うー」だの、声が出るわけです。

それの指導もしなきゃいけないわけですよ。

 

 

「あの子の隣は嫌だ」的な子に対して、「そういうこと言うな」的な指導ね。

ホント、面倒ください。

 

それに、配慮の必要な児童生徒の横に、配慮できる生徒を配置することもできない。

いや、マジで、座席のくじ引きとかギャンブル過ぎる。

なんで指導する内容を増やすねん!って思います。

 

 

座席配置って、学級経営において、担任の先生が采配を振るえる数少ないアクションだと思っていて。

それをくじ引きで決めてる先生とか、マジでヤバいな、と僕は思っていました。

 

 

森保ジャパンがスタメンのポジション、くじ引きで決めてたらやばいでしょ?

ポジションは監督が決めるんです。

 

だって、適材適所があって、組み合わせの妙があるわけですから、当たり前じゃないですか?

あっ!ちなみに、くじ引きのフリして、こちらの意図通りに組むことをしたこともあります。

 

まー、でも、途中で面倒臭くなって、結局「座席だけは先生が決める!」としていました。

 

 

リーダーがリーダーとは限らない

じゃあ、そんな中で班長を誰にするか、なんですが。

僕はいろんな子に振ってましたね。

 

 

前の班で班長やった子は、席替えしたら班長にならない…みたいな感じで。

いろんな子がリーダーを体験するって大事だと思うのです。

 

 

学級経営を円滑にする。

その視点に立てば、いつも同じ班長が楽です。

いちいち指導しなくていいし。

 

 

でもね、学校は教育の場なんですね。

人を育てる場なんですね。

だから、いろんな子にリーダーの経験をさせる。

 

それは考えていましたね。

だから、僕は指導しなくてもいい指導はしないようにする反面、子どもを成長させる指導は面倒臭くてもやる。

そんな方針でいました。

 

 

あと、選ばれたら選ばれたで、「俺、選ばれた!」ってモチベーションに変える子もいましたし。

「なんで私を選んだんですか?」って女の子に、「俺は君ならできると思ったんだよね」なんて伝えてヤル気にしたりね。

 

 

生徒同士の互選で選ばれて「無理矢理やらされました」的な流れにはならない。

だって、先生が「君にやってほしい!」と選んだわけですからね。

 

 

 

あのね…。

そもそもリーダーってのは、リーダーじゃないんですよ。

 

昔、試しにクラスのリーダー的な生徒だけを集めて班を作ったんです。

当然、能力の高い班ができあがったかに見えたんです。

 

 

他には、サブリーダー的な子だけの班、おとなしい子だけの班、みたいに、すごく偏った班構成にしたんですね。

わざとねww

 

 

 

そしたら、面白いことが起きたんですよ。

 

 

国語の授業で、「説明文教材を班でまとめて1つの掲示物を作ろう」という課題だったんだけど。

最も時間がかかった学習班が、リーダーを集めた班だったの。

 

 

みんな、自己主張しすぎて、まとまらない。

最終的に、「1段落は俺、2段落はお前」みたいな役割分担をして、パッチワーク上の掲示物を作ってきたの。

当然、評価は最低点をつけといたんだけどww

 

 

そのとき、最も早く、最も高評価の成果物を作ったのは、どこか。

そう、最もおとなしい子たちのグループだったの。

 

 

彼ら彼女らは、他者の言葉に耳を傾け、意見のすり合わせができていたの。

だけど、リーダーたちは主張するだけで、人の声に耳を傾けられなかったわけ。

 

 

その姿を見たとき、「なんだ、リーダーって、リーダーシップがあるわけじゃなくて、聞く耳のある子どもたちのおかげでリーダーやらせてもらえてんだな」って気づかされました。

そんなことがあったから、リーダーがリーダーやらなくたっていいんじゃね?と思ったわけです。

 

 

余談ですが、くれちゃん先生的リーダーの見つけ方

ちなみに、僕の学級は「これまでリーダーだった子」ではない子がリーダーになっていきます。

 

なんか中学生ともなると、だいたい同じ顔ぶれになっていくんですよね、各学級のリーダーが。

それが凄く嫌。

なんか嫌www

 

 

それで、じっくり教室を観察していたらですね、ひとりの女の子がいまして。

その子の班は必ず活性化するんですよね。

 

 

僕のクラスは、先生が班の構成を考えているため、いろんな組み合わせを試すじゃないですか?

そうすると、どんな班構成になっても、その子のいる班だけ活性化するんですよ。

 

 

指示を出すタイプじゃなくて、上手にみんなのモチベーションを上げる子ね。

で、クラスを見渡すと、そういう子ってけっこういるんですよ。

 

 

どんな班でも、どんな子とでも、うまくやれちゃう子って。

で、そういう子を意図的に班のリーダーにしていくんですね。

 

 

そうすると、メキメキと頭角を表してくれて、将来的に学級だけでなく学年のリーダーに育ってくれるわけです。

 

 

いろんな組み合わせを試しつつ、そんな視点で教室を眺めてみると、「この子、化けるんじゃね?」が見えてきます。

そういう子に、影で「学級委員やれ!」「パートリーダーやれ!」って焚き付けて「その気」にさせるのが、学級担任のお仕事な訳です。

 

 

何度も書きましたが、くじ引きにはしません。

でも、いろんな組み合わせを楽しんでいました、僕自身が。

 

 

この子とこの子が組んだら、どんな相乗効果を発揮するかな?

そんなことを期待して座席を作っていましたね。

 

 

もちろん、学級には配慮の必要な子がいます。

孤立傾向だったり、発達に凸凹があったり。

そういう子への配慮は欠かせません。

 

 

ただ、同じ生徒同士がくっついているのもよろしくありませんので、ほどよく班構成を変えながら、みんなが輝くように座席を作っていました。

 

クラスの問題児を排除しない方が結果的に授業はしやすい

僕の場合、どんな座席でも授業は一定水準でできるのですが、そうでもない先生もいます。

で、学級担任は自分が授業しやすいように子どもの座席を決めがち。

ボンクラ教員ほどそういうことをやるんだけど、座席って「教員の好み」で決めるとやりにくくなります。

 

 

もうね、全体のバランスです。

 

 

で、よく発言する子っているじゃないですか?

それは良い意味でも悪い意味でも。

よくしゃべる子ね。

ちょっと手がかかる子ね。

 

 

で、そういう生徒を「指導しなきゃ!」って一番前に配置したり、「ウザいな」と思って遠くに配置したりするんだけど。

それをすると、学級担任はやりやすいけど、他の先生はやりにくい、みたいな教室になりがちです。

 

 

排除しちゃダメです。

生かすんです。

そういう子を上手に生かしてあげると、授業って活性化する。

 

 

でも、ダメな先生は排除したり、普通を求めたりして失敗するんです。

「普通」ができないから、そうなってるんです。

そういう子に「普通」を求めるから苦しいんです。

 

 

僕はいつも、「さあ、このおもしろキャラクターをどう生かそうか」という視点しかありませんでした。

児童生徒は生かしてナンボ。 

 

 

指導しやすいように1番前に配置すると、授業力のない先生はその子とマンツーマンみたいな授業になっちゃうし。

逆に遠ざけると、完全に蚊帳の外にしてしまって失敗する。

 

 

だから、座席位置はどうでもよくて。

真ん中あたりが扱いやすい。

 

ただ、周囲にどんな生徒を配置するか、の方が重要。

そこも「この子を生かしてくれる生徒」を配置するのね。

このあたりの人選が、教師の観察眼を問われるんだと思いますなぁ。 

 

 

とにかく生かすんですよ。

それでか考えてりゃいいんです。

 

 

まとめ

僕は、くじ引きも子どもに決めさせることもしませんでした。

いや、正確には一度だけ子どもたちに決めさせようとしたことがあったんです。

 

 

でも、そのとき、生徒が言ったんですね。

「いや、もう、先生が決めていいよ」って。

 

 

「えっ?なんでよ?」って尋ねたら、「ずっと先生が決めてきて、いろんな子と仲良くなったし、前の方の席も、後ろの方の席もだいたい経験したし。なんかどの席でもこのクラスは楽しくやれるから、座席はどうでも良いかな?と思って…」だそうで。

 

 

なんか結局、僕が決めることになっちゃいましてね。

僕は結局ずーっと座席は先生主導で決めていました。

はい、お答えになったでしょうか?

 

それでは、また。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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