メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

学校に通えなかったおばあちゃんの話 No.1657

配信時刻:2020-03-05 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

① くれちゃん日記

 

昨日はプレシャスでした。

コロナに負けずがんばっています。

 

 

夜は子どもたちとボードゲーム。

それからスーパー銭湯に連れて行きました。

 

 

子どもと過ごすのって、

やっぱり楽しいなぁ。

 


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② イベント情報

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登壇者やお申し込みフォームも詳細情報にございます。

なお、コロナウイルスにより中止もしくは延期の際は、メールにてお知らせいたします。

 


③ 今日の記事

学校に通えなかったおばあちゃんの話 No.1657

 

学べることの幸せ

中学夜間学級。

いわゆる夜間中学校で、講師をさせていただいたことがあります。

週に一度、学校での仕事を終えると中学夜間学級へと向かいました。

僕の授業は19時から20時まで。

そこでは20名ほどの生徒が学んでいました。

 

 

戦争で学校に通えなかった方。

家庭が貧しく、毎日家業の手伝いをしていたという方。

母国が革命で学校そのものがなかったという外国人の方。

学生時代、学校にはなかなか足が向かず、中学校を卒業できなかったという若者。

 

 

「中学校を卒業するなんて当たり前」と思われがちですが、そうではありません。

 

学校に通う理由もさまざまです。

就労という面でも中学校を卒業しているというのは重要なようです。

 

 

20代から80代までのさまざまな境遇、さまざまな立場の方が週に3度、3年間教室に通い続けて中学校卒業の資格を得ていました。

 

 

さて、いつも一番前に座っているおばあちゃんがいました。

ご家族に送り迎えをしていただき、おばあちゃんはいつも一番前の席でニコニコしていました。

ただ、書いたり読んだりは何もしませんでした。

何一つせず、そこでニコニコ座っているのです。

 

 

ある日のこと、お勉強のお手伝いをしようとする私におばあちゃんはこうおっしゃいました。

 

「先生、いつもごめんなさいね。

 もう、もうボケちゃっててね。

 文字も書けないし、目もぼんやりしてて読めないし。

 授業を聴いててもよくわからないのよ。

 でもね、学校行けなかったでしょ?

 今ね、こうやって先生のお話を聴いている。

 それがうれしいの。

 よくわからなくてもいいのよ。

 こうしてここにいられるのがうれしいの」

 

この言葉が忘れられません。

 

そんな中学夜間学級は年度の終わりに卒業式を迎えます。

3年間通った生徒を送り出す卒業式の日。

僕より数倍も長く生きてきた教え子が歌う『ふるさと』。

その響きに、教室というものの尊さを噛みしめたのでした。

 

子供が今日も笑ってくれている。

それだけでいい。

 

子供が今日も私のそばにいてくれる。

それだけでいい。

 

そう思えたなら、僕らはもっと心地よく生きられるのかもしれません。

どうやら僕らは、多くを求めすぎているのかもしれません。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

いろんなものを求めすぎているのかもしれないよ。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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