メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー
ゲームやスマホばかりしている子 No.1287
配信時刻:2018-09-27 06:20:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

昨日は、「しつもん勉強会」でした。
「魔法の質問」のワークシートを用いて、「しつもん」し「答え」を伝え合う。
テーマは「家族」です。
この手法はとてもシンプルです。
でも、たくさんの気づきがもらえます。
これね、一人じゃダメなんです。
みんなでやるから効果があります。
他の人の「答え」にヒントが隠されているんですね。
ただ「しつもん」に答え合っているだけなのに、涙がこぼれる。
家族ってなんだろう?
日頃向き合うことのないテーマと向き合うと、見えないものが見えたりもするわけですね。
次回は、10月25日(木)に開催します。
テーマは「ストレスにサヨナラする」です。
ちなみに、妻の「おしゃべり中国茶会」とのダブルヘッダーです。
そちらもご参加いただくと、丸っと1日我が家を体感できます(笑)
あと、10月16日に「人生が変わるお金の勉強会vol.5」を開催します。
2名の方からのリクエスト開催のため、残席2名となっております。
これからイベントページを作りますが、「参加したい!」という方はメッセージをいただければと思います。
沖縄講座も近づいて参りました。
いや〜、台風がとっても心配ですな。
ドキドキとワクワクでございます。
ゲームやスマホばかりしている子 No.1287
スタンフォード大学のアヴラム・ゴールドスタイン教授は、とても残酷な実験をしました。
お猿さんに注射針を刺します。
お猿さんがレバーを押すと、モルヒネが投与されます。
やがて、お猿さんは通常の行動をやめ、薬物に依存するようになります。
この症状はネズミなど、他の動物にも見られる現象でした。
檻に入れたネズミが、「モルヒネ入りの水」と「普通の水」の両方を飲めるようにします。
すると、ネズミは「モルヒネ入りの水」を選択するようになり、やがて死に至ります。
ですから、薬物には依存させる成分が含まれている。
そう信じられてきました。
おそらく、多くの人もまた、そう信じているはずです。
ところが、です。
この実験に疑問をもった人がいました。
サイモン・フレーザー大学の研究者ブルース・アレグサンダー博士です。
彼は、檻の中にネズミが一匹しかいないことに着目しました。
そこで、ラットパーク(ネズミの楽園)を作りました。
楽しいアクティビティーを用意し、たくさんの仲間をラットパークの中に放しました。
すると、どうでしょう。
ネズミたちは「モルヒネ入りの水」を選ばなかったのです。
また、一匹で檻の中に閉じ込められた「依存症のネズミ」をラットパークに放したところ、そのネズミもまた「モルヒネ入りの水」を選ばなくなったのです。
僕ら人間は、大きな怪我をし入院すると、モルヒネを投与されます。
それは、街中で売られている「非合法な薬物」よりも純度の高いクスリです。
しかし、退院後「薬物中毒になった」という人に出会ったことはありません。
ベトナム戦争では全アメリカ兵の20%がヘロインを使用していたそうです。
しかし、そのうち95%を麻薬の使用をやめられたと言います。
アルコール依存というのがあります。
でも、アルコールを飲めば、必ず依存症になるかと言うと、そんなことはありません。
ギャンブル依存というのがあります。
でも、パチンコに行ったからと行って、必ずしもギャンブル依存になるわけではありません。
子どもたちもゲーム依存になったり、スマホ依存になったりしますね。
じゃあ、テレビゲームを持っている子が全員依存するのか。
スマホを持っている子が全員依存するのか。
そんなことはありません。
テレビゲームができないからイライラして当たり散らす。
スマホが触れなくて、気になって仕方がない。
それは決して、テレビゲームが悪いわけでも、スマホが悪いわけでもないわけです。
ところが、大人という生き物の浅はかです。
「取り上げればなんとかなる」と考えます。
ポルトガルという国があります。
国民の約1%がヘロイン中毒だったと言われる国です。
薬物を厳しく取り締まり、薬物依存する者を犯罪者として扱いました。
社会からどんどん隔離していったのです。
それでも、薬物依存は増加の一途を辿りました。
そこで、大きく舵を切ります。
なんと、薬物を解禁にします。
そして、薬物を禁止にするために充てていた予算と労力を、薬物依存症患者の生きがいをつくることに使ったのです。
薬物依存症患者は、これまでのように犯罪者として扱われず、社会復帰しやすくなったのだそうです。
薬物使用者は50%も激減したのです。
このお話は、大変示唆に富んでいます。
僕らが求めているものは「つながり」です。
人間は社会的存在であり、関わり合うことで存在できています。
他者との「つながり」がなくなれば、それは「この世に存在していないこと」と同義なのです。
そして、「人とのつながり」を感じられなくなると、人は「別の安らぎ」を求めるようになります。
社会と交わることをあきらめ、別の刺激で自分を満たすようになります。
スマホに依存する子。
ゲームに依存する子。
たくさん出会ってきました。
仕方がないのです。
他に関係性を構築できるものがないのです。
まずは、つながりをつくること。
禁止するのではなく、いっしょに楽しんでみることもいいでしょう。
彼は、彼女らは言います。
「他に楽しいことがない」と。
問題は、スマホやゲームじゃない。
「他に楽しいことがない」、こちらに注意を向けましょう。
幼児でも癇癪を起こす子どもがいますね。
スマホを見せろ、ゲームやらせろ、youtube見たい!って。
お母さんはお友だちとのお話に夢中になって、スマホを渡して知らんぷり。
子どもの「こっち見て行動」などお構いなしです。
スマホが育児をしてるんですね。
スマホを見ている間、テレビを見ている間、お母さんはフリーになる。
ラッキーだわ、と思う。
結局、子育てって手を抜いた分だけ、しっぺ返しに合うのです。
「スマホばかりやってます」
「ゲームばかりやってます」
って言って、学校にヘルプを求める。
「それを買い与えたのは誰だよ」といつも思いました。
人間は社会的な存在です。
つながりが人間を人間足らしめます。
そのことを忘れないで下さい。
魔法の質問
どんなつながりを作りますか?
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