メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

学校で事件が起こるたび… No.1224

配信時刻:2018-07-19 06:10:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

014.jpg

 

おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

 

暑いです…。

それにしても暑いです。

 

 

我が家はトークライブで30人〜40人ぐらいは入れるキャパシティー。

エアコンで冷やすのも大変です。

 

 

昨日はお母さんのための学校PLCでした。

2階にある2部屋のエアコンをフル稼働。

その冷気が吹き抜けを通り、家全体の温度を「ある程度」まで下げます。

 

 

もはや「ある程度」ですね。

涼しい…ではなく、我慢できるレベル…という感じです。

 

 

 

先日、小1の児童がこの暑さで亡くなりました。

今日は僕の感じたことを書いてみました。 

  

 


読書感想文のヒント

今日で最終回♡

参考になったら幸いです。

読書感想文のヒント その7

  

あと、過去の動画もリンクしておきます。

 

読書感想文のヒント その1

 

 読書感想文のヒント その2

 

読書感想文のヒント その3

 

読書感想文のヒント その4 

 

読書感想文のヒント その5

 

読書感想文のヒント その6

 

 

あと、動画にさりげなく映っているカレンダーも絶賛発売中でございます。

読書感想文のヒントを第7話まで見て、「ムッチャ参考になった〜〜!」という方は、おひねりの気持ちで購入していただけたら、僕はむちゃくちゃうれしいですぞ♡

 

 

32595131_1731301310296759_3812623540738326528_n.jpg 

カレンダーはこちらから〜♫

 


この夏開催!先生向けの無料講座!

発問力研修@名古屋.jpg

発問力研修のご案内

 

一般財団法人しつもん財団主催『全国発問力研修』が今年も7都市で開催されます。

本年度も、名古屋地区を担当させていただくことになりました。

 

 

学校の先生、幼稚園の先生、保育士さんをはじめ、子どもたちと直接関わるお仕事をされている方にお届けしています。

 

 

ぜひぜひ「しつもん」を教室に取り入れるヒントを手に入れてみてくださいね。

名古屋は名古屋駅から徒歩10分圏内のウインクあいちです。

全国どこから来るにも便利です(笑)

 

 

お待ちしております。

 

 

 


 

  学校で事件が起こるたび… No.1224

 

専門家の後出しじゃんけん

専門家っていいよな〜って思う。

専門家の意見は、だいたい「後出しじゃんけん」だ。

 

 

先日、いわゆる熱中症で小1の児童がなくなった。

それ自体は、とても悲しいことだ。

 

 

暑さの中で遠足に行くことの是非。

その後の対応の是非。

専門家の皆さんが、一斉に問題視する。

 

 

この場合、専門家として正解なのは、遠足には行くべきではなかったし、その後の対応がマズかった、だ。

 

 

でも、思う。

そんなもん、専門家じゃなくても言えるじゃん。

 

 

で、僕も教育の専門家として書いておくならば、「果たしてそんな判断ができるか?」と書きたい。

少なくとも、僕にはその判断をする自信がない。

 

 

 

 

学校行事、快晴の朝

まもなく夏休み。

この時期の教室はある意味浮き足立っている。

 

 

そんな折、きっと夏休み前最後の遠足だったのだろう。

朝から快晴である。

きっと子どもたちもウキウキしている。

 

 

先生たちもきっと職員室で日焼け止めを塗り、

「あ〜、イヤだわ。日差しが強くて…」

なんて言いながら談笑している。

 

 

それでも、この暑さの中、教室で勉強させるよりはよほどマシで。

学校行事の朝は、バタバタしながらも、ウキウキした気分になる。

 

 

さて、このタイミングで暑いから中止にしましょう、という判断ができるだろうか。

 

 

もちろん、今の空気感なら「中止」は可能だ。

でも、その子が亡くなる前の空気感では「暑いから中止」という判断をすることって、リアリティーがないと思うのだ。

 

 

このリアリティーって大事だよ。

 

 

 

空気を読む

昨日、娘が「学校からのお便り」を持って帰ってきた。

サッカー部の「夏の大会」が秋に延期されるということだった。

たぶん、これからはこういう対応が増えるのだろうと思う。

 

 

世の中の空気を読んで、教育活動がこういう方向に進んでしまうのだろうな。

叩かれないように、叩かれないように。

予防線を張るようになる。

 

 

こういうのって本当に難しいよ。

 

 

まもなく夏休み。

中学や高校の部活動は全国大会へとつながる公式戦が始まる。

簡単に延期にするわけにも行かないだろう。

 

 

異常な暑さである。

人命第一なのはよくわかる。

一方で、選手たちはその青春時代は、この夏のために捧げてきた、とも言える。

 

 

うん、こういうのって、正解はひとつじゃないんだよな。

だから、判断が難しいよ。

 

 

その判断がその瞬間にできるか?

東日本大震災。

石巻市立大川小学校でに在学する児童74名、教員10名が津波の犠牲となった。

校庭から「三角地帯」へ向かった児童76名と教員11名のうち、児童4名と教員1名を除き全員が亡くなったという。

 

 

震災当日の教員らの避難誘導や学校の防災体制が争点となって裁判が行われた。

一審判決は、津波到達の7分前までに教員は予見でき、歩いて2分ほどの裏山に避難させるべきだったとして、教員らの過失を認定。

14億円の賠償を命じたのだという。

 

 

そのニュースを見たとき、「すごい時代になったなぁ…」と思った。

原子力発電所は想定外の津波だったはずだが、教育現場の先生には予見できたのだ。

先生って偉大だ…。

 

 

 

だれがあれほどの津波を予想しただろう?

テレビで津波の映像を見たとき、映画の中の世界に見えて仕方がなかった。

 

 

「避難訓練」の決められたルート通りに動いてはいけないのだ。

あれほどの津波を予見して、別ルートを選ぶべきだったのだ。

 

 

そんなことが果たしてできるだろうか。

少なくとも僕にはそんな判断はできない。

 

 

雨のハイキング

昔、宿泊を伴う野外学習で雨の中をハイキングに出かけた。

学年主任の僕の判断だ。

事前の保護者説明会で「多少の雨ならハイキングに行きます」と伝えていた。

 

 

でも、この「多少」という表現はなかなか難しい。

野外学習センターの職員からストップがかからなければ「行く」つもりで準備していた。

 

 

ところが、頂上につくと雨足が強くなった。

仕方なく避難小屋で昼食を取り、2時間ほど子どもたちを休ませた。

 

 

僕はその間、一度頂上まで登り、写真撮影ができるスポットがないかを探した。

ハイキングの頂上での写真は、卒業アルバムにもドド〜んと載る大切な1枚だ。

 

 

だが、頂上はモヤがかかっており、何も見えなかった。

僕は急いで山小屋に引き返し、子どもたちに頂上には行けないと伝えた。

当然、子どもたちは残念そうだった。

 

 

下山ルートでは数人が足を滑らせた。

幸い、泥だらけにはなったものの、大きな怪我人は出なかった。

怪我人が出ようものなら、きっと僕の判断は「叩かれる材料」になっていたと思う。

 

 

結局のところ、決められたことを決められた通りにやることが一番いい。

リスクを負わず、少しでも危険を感じたら中止にすることだ。

早い話、何もやらないに限る。

 

 

こうなってしまうと、教育現場は萎縮する。

 

 

そうそう野外学習の際の話をもう一つ。

会場を下見し、子どもたちが考えたレクリエーションをやった。

それは、お尻につけたリボンを取り合う、鬼ごっこのようなゲームだった。

 

 

「なんでキャンプファイヤーのレクでそれをやるの?」とは思ったけれど。

初めて野外学習に出かける若い先生が陣頭で指揮を取っていたし、僕が知ったのはある程度形ができた後だった。

 

 

実際には、少し炎から遠いところでやらせたのだけれど。

今度は暗くて、危なかしかった。

それで、始まって1分ほどで「もうやめましょう」と声をかけた。

 

 

実際、その1分間で男の子と女の子がぶつかって、少し唇を切る怪我をした。

その程度で済んだのはラッキーだったと思う。

 

 

もしも、大怪我でもしていたら。

眼球をぶつけて失明でもしていたら、と考えたらゾッとする。

 

 

一度動き出したら、止まることができない。

経験豊富な教師ならばある程度の想像力を働かせて抑止することができても、経験の乏しい先生だとゴールラインが想定できないことも多い。

 

 

僕だって、若いころは随分とむちゃなことをしてきた。

今思えば、ヒヤリとする場面やハッとする場面を幾度のなく経験してきた。

 

 

専門家の皆さんの「後出しじゃんけん」の餌食になりそうな場面は山ほどあったのだ。

僕はたまたま運が良かっただけの気がしてならない。

 

 

現場を見ていないのだから、何もわからないよ

もうひとつ、今回の事件では教室で対応したことも問題視されている。

通常であれば、涼しい場所に移すべきだったとは思う。

 

 

教室にはクーラーが設置されていなかったそうだけど、保健室はどうだったのだろう?

職員室ならば、クーラーはあるはずだ。

それもこっちの思い込みか。

 

 

おそらく、保冷剤などで子どもの身体を冷やすなどの措置は取っていたのだろうと思われる。

ただし、それは「熱中症」と「その瞬間」に判断できていたら、の話だ。

 

 

こういった話は、「その瞬間」に状況がつかめていたかが重要になる。

あとですべてが明らかになったうえで、「こうすべきだった」は誰にでも言えることだ。

「その瞬間」の、情報が限られた中で、「その判断」ができるか、である。

 

 

熱中症という判断ができていなかった場合、あえて動かさず、まず寝かせるという対応をすることもあり得ると思う。

今、すべてが明らかになった状態ならば、その判断はない。

でも、「その瞬間」にどれほどの情報量があったかはわからない。

 

 

だから、僕は一斉に学校を攻撃し始める空気を感じると、少しだけ怖くなるのだ。

今だって、僕らが得ている情報は、ネットニュースから漏れ聞こえてくる「わずかな情報」でしかない。

この「わずかな情報」で全体を想像し、一斉に叩く。

 

 

このリンチのような空気感が怖い。

 

 

悲しみしか残らない。

一方で、朝元気に出かけていった我が子が、そのような姿で無言で帰宅する姿を想像してみる。

どれほど、心を苦しめるだろう。

想像することすら辛い。

 

 

今朝、我が子たちとサヨナラをする夢を見た。

涙を流して、子どもたちを見送った。

 

 

なんとも言えない悲しさで目を覚まし、今パソコンに向かっている。

何かに背中を押されるように、この記事を書いている。

 

 

遠足にゴーサインを出した校長先生も、きっと自責の念にかられるだろう。

遠足を企画した先生も、その担任の先生も。

それから、養護教諭の先生も。

 

 

 

想定外のことも想定しておく必要がある。

常に「もしかしたら」を考えておく。

 

 

それはそれで必要なことではあるけれど。

果たしてそんなこと、人間にできるのだろうか。

 

 

少なくとも、僕には「できる自信」がない。

 

 

教育現場で起こる事故のニュースを見るたび、僕自身が教員側の過失を問われるような大きな事故に遭遇することがなかったのは、ただ運が良かっただけだと思い知らされる。

 

 

昔、ある校長先生と一緒に仕事をしたことがある。

現場の不祥事の責任をとって退職した元校長先生だった。

 

 

「何かあったとき、首を切られるために高い給料をもらっているんだ」

そんな話を酔っ払いながらしてくれたことを思い出す。

 

 

後からならば、なんとでも言える。

「その瞬間」にその場にある情報量で最善の選択をすることが求められている。

果たして可能なのだろうか…。

 

 

ただただ、ご冥福をお祈りするしかない。

大切なのは、ここから何を学び、何を生かすかだよ。

 

 


◯◯◯さん、今日のメールマガジンはいかがでしたか?

感想などは返信メールでよろしくお願いします。

 

btn_line.png

↑クリックしてね!

 

LINEでも繋がっていただけるとうれしいです。


子どものタイプ診断はこちら

グレー、夏・子ども、楽しい思い出、Facebook投稿-2.jpg

↑画像をクリックしてね

 

 


Amazonにて好評発売中!

くればやしひろあき著
『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論
 (青山ライフ出版)

書籍販売はこちら

IMG_8859.JPG

 

 

くればやしひろあき著
『どうしたら運のいい人になれますか?』
 (ミナクル組織研究所 出版部)

電子書籍はこちら

電子書籍『どうしたら「運のいい人」になれますか?』出稿表紙.jpeg


毎月27日は学校の先生向けオンライン勉強会

1139599.png

学校や幼稚園の先生、保育士さんがご自由にご参加いただけます。

 

https://www.facebook.com/groups/rashikusaku.educationstudygroup

 


Youtube動画2643892.png↑クリックしてね

 

 

Twitter

Twitter.jpg

↑クリックしてね

 

 

TikTok

スクリーンショット 2022-06-29 13.28.50.png↑クリックしてね

 

 

Voicy

スクリーンショット 2022-06-29 13.21.46.png
↑クリックしてね


 

【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

033.jpg

 

 

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

バックナンバー一覧

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> {143}