メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

教育は「箱」じゃなく「人」だよ。 No.1087

配信時刻:2018-05-11 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

 

昨日は龍馬プロジェクト全国会会長の神谷宗幣さんをお招きして、トークライブを開催しました。

全国の知事や市長、議員さんが参加する龍馬プロジェクト。

その会長がなぜか我が家に来て、トークライブをする。

よくわからない流れになっております(笑)

 

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懇親会中は、市議会議員さんの相談に乗ってみたり。

だんだん自分で自分がわからなくなってきます。

 

 

必要とされることはありがたいことです。 

本当にそう思います。

 

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トークライブのファシリテーター。

僕の好きな仕事の一つです。

 

 

その人の良さを最大限に引き出す。

結局、「学校の先生」のときと、やってることは変わりません。

 

 

目の前の人に寄り添い、一番輝く場所に光を当てていく。

ただ、それだけなんですよね。

 

 

そうそう、あるお母さんから「学校を作ってください」という声をいただきました。

うん、やっぱりそこの期待は大きいみたいです。

 

 

そんなわけで、今日の記事はそんな学校への思いを綴ってみました。

なんだかんだで、2時間ぐらいこの記事を書いております。

 

 

「できる気」しかしない。

でも、すごくやりたいわけでもない。

何かが決定的に足りないんですね。

 

 

その答えは『子育て万博2018inあいち』の後にわかる気がするんです。

「僕といっしょに学校を作りたい」というメッセージをよくいただきます。

でも、会ったことのない方とプロジェクトは進められません。

 

 

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こちらのイベントでお待ちしております。

よかったら会いに来てください。

 

 

すべては「ご縁」でできています。

 

 https://kosodate-expo.wixsite.com/2018

 

 

 


教育は「箱」じゃなく「人」だよ。 No.1087

 

できる先生ほど潰れていく

教育は「人」だと思っている。

「どんな教育をするか」ばかりに目が行きがちだけれど、大切なことは「だれが教育をするか」にかかっている。

 

 

これまでたくさんの先生方と出会ってきた。

カリキュラムがどうとか、学習指導要領がどうとか、そんなことばかり議論しているけれど、結局人間なんだよな…って思う。

 

 

人間として魅力的な先生は、あたたかい教室を作る。

これはもう、大学での教育がどうのこうのって問題ではない。

 

 

ところが、学校現場はこの「人間」という部分をあまり大切に扱ってこなかった。

がんばればがんばるほど忙しくなり、「できる先生」から潰れていく。

SNS上で「つながり」のある素敵な先生が、身体を壊し心を傷つけているトピックを目にするたびに悲しくなる。

 

 

そういう先生たちと、「何か」が始められたら超面白いのになっていつも考えている。

 

 

学校には周期がある。 

学校には「周期」のようなものが存在し、「荒れ」と「落ち着き」を繰り返す。

その状態をよくよく観察してみると、とても面白い。

 

 

学校が荒れているときは、先生たちに危機感という名の一体感が生まれる。

チームとしての結束が強まり、互いの心を支え合う。

子どもとの関係構築にエネルギーを注ぐ。

「できない自分」を自覚し、研鑽に努める。

 

 

ところが、学校が落ち着くと様相が変わる。

長くいる先生たちは「変わらないで行こう」とするし、新しく来た先生は「変えて行こう」とする。

少しずつ、「その学校での経験年数」で、ギクシャクした感じが生まれる。

学校が落ち着くと、「力づく」でも子どもをコントロールできるようになるため、関係構築に力を注がない先生が出てくる。

なんだか「生徒指導ができる気分」になり、研鑽に努めなくなる。

 

 

こうしてまた、少しずつ学校が荒れていく。

 

 

僕はそんな姿を目の当たりにしながら、結局人間だよな…と思った。

 

 

校長先生になりたかったけれど…

僕だって、初めは校長先生になって「理想の学校」を作りたいと思っていた。

だが、彼らに人事権はない。

与えられたコマで、学校というシステムを回すことしかできない。

そのうえ、不祥事が起きれば、校長はあたかも自分の責任のように謝罪する。

 

 

校外で起きた教員による事件で謝罪するなんて、俺には無理だなって思った。

そんなのやりたい仕事じゃない。

 

 

「校長ってフランチャイズの店長みたいなもんだな…」

 

そう思ったとき、「校長先生になりたい」という僕の夢は急速にしぼんでいくのを感じた。

若いころは「校長になって理想の学校を作りたい」と思っていたけれど、経験を重ねて「校長になっても理想の学校は作れないこと」を悟った。

 

 

たぶん、「理想の学校」を作れる管理職もいるだろうけれど、僕には無理だ。

たぶん、「できない先生」を潰す方に走ると思う。

パワハラだな。

セクハラはしないけど、パワハラはするだろうな。

 

 

仕事しないヤツとか問題を起こすヤツとか、いなくなってほしいもん。

だから、僕は絶対に校長先生になってはいけない人間だと思った。

 

 

授業が下手な先生とか、学級経営が雑な先生とか、校長室に呼びつけて指導をしてしまうだろう。

辛辣な言葉で退職に追い込むだろう。

 

 

ことが子どものこととなれば、僕はガッツリ攻撃的になる。

校長だろうが、教育委員会だろうが、僕は関係なく意見してきた。

アホみたいな校長には、「お前はアホか」と言ってしまうような人間だった。

 

 

あっ!もちろん若いころだよ。

今は分別のある大人なので、多少言葉は選びます♡

 

 

 

だから、校長先生にはなれないし、ならなくてよかったと思う。

 

 

学校は作れるけれど

「学校を作りたい」という記事を書くと、レスポンスが上がる。

たくさんの方からコメントをいただく。

 

 

僕は、学校で言うところの「先生」はいらないと思っている。

子どもから大人までいっしょに学べる場所を作ればいい。

 

 

学校は「託児的な能力」を備えている。

「昼間子どもを預かってくれる場所」という意味だ。

 

 

早い話、そこに大人がいれば、働くお父さんお母さんも安心して子どもを託すことができるだろう。

であるならば、そこに身元のはっきりした大人たちがいてくれれば問題がないはずだ。

 

 

だれが生徒か先生かわからない「メダカの学校」のような箱を作ればいい。

お年寄りの憩いの場のようでもあり、学校や幼稚園のようでもあり、シェアオフィスのようでもあり。

老若男女が集う場になれば最高だ。

 

 

 

スタッフ的な役割は、「お母さん」にやってもらえるといい。

生徒といっしょに登校し、生徒といっしょに下校すればいい。

超働き方改革だよな。

 

 

無駄な会議は一切やらない。

そういうものはチャットワークを駆使する。

zoomを使う。

『子育て万博2018inあいち』は、その形で進めている。

 

 

 

勤務時間は子どもといる時間帯だけになる。

それなら、バリバリ働けるお母さんがきっといるはずだ。

 

 

あとはどんどんゲストティーチャーを呼ぶ。

前川さんを呼んだって文部科学省から問い合わせを受けることはない(笑)

すべてこちらの裁量でできる。

 

 

僕が学校を作る最大のポイントは進路指導だと思う。

進路指導は、この国では「進学指導」とも言える。

そのあたりの知識は、おそらく学習塾やフリスクールの方々とは比べものにならない。

 

 

日本では進路指導主事を2度経験し、5度の中3を担任した。

また、海外では日本全国で行われる高校受験に対応してきた。

 

 

「結局、そのフリースクールを出たあと、どうなるの?」って不安が、親にはあると思う。

その不安に対する答えを僕は提案することもできる。

 

 

 

心のエンジンに火を着ける

と、まあ「できない理由」は見当たらないのだけれど、今それをすごくやりたいか?と尋ねられるとそうでもない。

 

 

 

「9月1日は子どもの自殺が多い」というニュースを見て、思い立った映画上映ツアー。

「児童虐待」のニュースを目にしてスタートした『子どもとつながるしつもんカレンダー』と『子育て万博2018inあいち』。

 

 

やる必然性?

心に火を着ける着火剤のようなものがない。

 

 

やる気になったら一気にやってしまうんだろうけど、やる気になる何かが決定的に足りない。

ワクワクしていない自分がいる。

 

 

「学校」を作るとなったら、全エネルギーをそこに注ぐことになる。

「始める」と決めたならば、簡単に辞めるわけにはいかない。

子どもたちが通う場所だから、一生続けていく覚悟が必要だ。

 

 

僕が一人でそういう学校を作っているイメージがまったく湧かない…。

やはり、これもプロジェクトチームを作ってみるかな。

 

 

魔法の質問

 あなたが本当にやりたいことは何ですか?

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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