メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

教室に必要のない子なんていない。 No.748

配信時刻:2017-05-22 06:20:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

2日間で、行ったフライヤープレゼントキャンペーン。

本当にたくさんの方にお申込みいただきました。

今週中に発送いたしますね。

ありがとうございました。

 

 

さてさて。

7月1日(土)に刈谷市産業振興センター小ホールで講演会を主催させていただくことになりました。

「メンタルトレーニング」と「しつもん」を組み合わせ、子どもたちのやる気を引き出す専門家がいます。

 

 

このたび、『子どものやる気を引き出す7つのしつもん』(旬報社)を出版されました藤代圭一さんです。

 

スポーツの指導に関わる方はもちろんですが、日頃子どもたちと関わることの多い学校や幼稚園・保育園の先生、お父さんお母さんにも聞いていただきたいと思い、企画いたしました。

 

 

7月1日(土)になります。

もしも、ご興味がございましたら、こちろのサイトをご覧くださいませ。

講演会『子どものやる気を引き出す7つのしつもん』

 

 

申込みフォームや自動で返信する仕組みを作るのに3日…。

使ってみて初めて理解できるものですね。

 

 

この経験が『9月1日に君を死なせない』プロジェクトに生きてきそうです。

 

 


教室に必要のない子なんていない。 No.748

 

1、ガチンコファイトクラブか?

 

「お前ら、オレに(学校に)来てほしくないんだろーっ!」

そう言うと、彼は大暴れした。

僕は否定もせず、肯定もせず。

ただただ暴れる彼を押さえつけるのに、必死だった。

 

 

正直言えば、僕も疲弊していた。

目が合う子、目が合う子に殴りかかる彼に、嫌気がさしていた。

 

 

言葉が通じないのではないか。

そう思った。

 

 

わかりあえる日など来るのだろうか。

心からそう思った。

 

 

僕は何度も何度も、思いを語った。

聞く耳などもたない彼に、何度も言葉をかけた。

 

 

そのたびに、「うるせ〜!」と言って彼は暴れた。

2年目の春。

僕が初めてぶつかった壁だった。

 

 


2、学校に来てほしくない生徒

 

変形の制服を着て金髪の彼を、先生たちは異物のように扱った。

僕のクラスの生徒になるまで、彼は教室に足を踏み入れることなどなかった。

 

 

時代遅れの服装で正門を突破しようとする。

そのたびに、追い返されていたからだ。

 

 

そんな彼が、僕に叫んだ。

「お前らは、オレに(学校に)来てほしくないんだろーっ!」

 

 

その言葉だけが、僕の耳に響いていた。

心を見透かされたような気がした。

 

 

これが先生の仕事だろうか。

これが僕のやりたかったことだろうか。

 

 

 

「学校を守るため」と言う。

「他の生徒の権利を守るため」と言う。

本当にそうだろうか。

 

 

僕は目の前の子どもたちをハッピーにしたかった。

でも、この仕事は「学校のため」の仕事ではないのだろうか。

 

そう思うと、急に自分がしぼんで見えたのだ。

 

 


3、教室に必要のない子なんていない

 

変形の学生服。

金髪。

それは本当に問題だったのだろうか。

 

 

 

もちろん、学校に来たいならば、服装ぐらい整えろ。

そんな先生の気持ちもわからなくはない。

 

 

でも。

ある事件をきっかけに、僕は彼の存在を認めることにした。

職員室を完全に敵に回したけれど、僕はその子の味方でいることを選んだ。

 

 

何度も家庭訪問をし、お母さんとも関係をつくった。

「お前、また家に行ったのか?」

そう話す彼だったけれど、その表情はあまり嫌がっている様子はなかった。

 

 

ある日のこと。

学級がモメていた。

合唱コンクールが間近に迫り、学級は二つに分かれていた。

大声で歌う男子。

きれいに歌いたい女子。

 

 

学級に嵐がやってきた。

男子の怒号と、女子の涙。

僕は無力だった。

 

 

そんな姿を見て、彼は言った。

「おい、俺が言ってやるわ」

 

 

「お前ら、やりたいことは一緒なんだろ。そこ、わかりあえよ!」

 

 

僕は笑ってしまった。

合唱なんて一度も参加したことがないくせに。

みんなが熱くなってる姿を見て、彼もまた熱くなっていた。

 

 

なんだ。

彼もまた、大事な大事なこのクラスの1ピースだったのだ。

 

 

教室に必要のない子なんていない。

彼は僕にそのことを教えてくれたのだと思う。

 

 

学校の意に反した行動を「問題行動」と呼ぶ。

それはいったい、だれにとっての問題だろう?

 

 


子どもとつながる問いかけの魔法

壁を作るから、壁は生まれる。

 


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毎月27日は学校の先生向けオンライン勉強会

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学校や幼稚園の先生、保育士さんがご自由にご参加いただけます。

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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