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「寄り添う」って何だろう? No.743

配信時刻:2017-05-17 06:20:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨日、ある女性とコンタクトを取りました。

今、1つ考えているプランがあります。

それは、「人間関係構築」をテーマにした「定期開催」の「大人の塾」のようなものを立ち上げることです。

 

 

作家のひすいこたろうさんの「ひすい塾」や、野澤卓央さんの「コツ塾」のように。

僕も、そんな活動拠点があったらいいなって思いましてね。

 

 

その方は、大阪にサロンをお持ちでして。

「一緒にやれませんか?」とお願いしてみたところです。

『問いかけの魔法塾@大阪(仮)』がやれませんか?と。

 

 

『魔法の質問』の新しいセッションカード。

これが、なかなか難しい。

お金を取って、カードを渡して、「はい、さよなら」ではいけません。

 

 

定期的に一緒に練習する。

一緒にワークショップを企画する

勉強会を開く。

旅行に行ったり、飲み会をやったりする…。

 

 

え〜っと、そういう場所が作りたいのです。

で、それをまずは大阪でやれたらいいなって、模索中です。

 

 

それをモデルに、いくつかの都市でも開催できるといいなって、さらに妄想中です。

オンラインサロンを作り、全国の仲間と情報交換を行う。

月に一度、オフラインの交流会を開催する。

そんなイメージですね。

 

 

そういうことって、パートナーが必要。

一緒にやってくれる人を探さなきゃ、って思っています。

 

講演会『大切な子どもたちへ』まとめ

 


「寄り添う」って何だろう? No.743

 

1、「子どものために」と言うけれど

 

僕らは「子どもたちのために」と思って「何か」をする。

そんなとき、この視点を忘れがち。

 

 

忘れがちな視点。

それは、子どもたちは「それ」を望んでいるか、という視点です。

 

 

僕は「不登校」を「学校に行かない選択」をしていると考えています。

「学校に行けない」のではなく「行かない」。

 

 

それが「やりたい!」から始まる「愛の選択」であろうと。

それからまた、「やらねば!」「やるべき!」から始まる「恐れの選択」であろうと。

 

 

僕らの行動は、すべて僕らの選択から生まれている。

だから、「行けない」のではなく「行かない」

 

 

そう理解しています。

 

 


2、講演会での質問

 

「学校の先生は、一人ひとりの子どもたちの話を聞く余裕がないんです、という校長先生がいます。そんな校長に一言、言いたい!何て言ったらいいですか?」

 

 

そんな質問をいただきました。

僕は、質問者の感じているものを味わおうとしました。

そこにあったのは「怒り」と「悲しみ」でした。

 

 

そう。

「質問」したかったのではなく「怒り」をぶつけたかった。

僕はそんなふうに感じました。

 

 

お子さんが不登校なんだそうです。

それで校長先生から、そう言われたのだとか。

もちろん、どんな流れでそう言われたのかは、完全に割愛されていますから、詳しいことはわかりません。

 

 

大きなホールで答える「質問」にしては、かなり個人的な案件でした。

ですから、「質問に答える」というよりは、まず「味わう」からスタートしてみたのです。

 

 

そこから、僕はいくつかの「しつもん」をしました。

結局、そのお母さんが伝えたかったのは、学校の先生が何度も何度も「学校においで」と言ってくる。

それが苦しい、というお話でした。

ちなみに、彼女が自分で導き出した「答え」は、「登校刺激を必要としていない」と学校側に伝える、というシンプルな答えでした。

 

 

最初の質問とは、ずいぶん距離のある「答え」だと思います。

最初は外に向かっていた「怒り」。

でもでも、次第に「フォーカス」を変換し、最後は内面に向かう。

 

 

そんな質疑応答の時間になりました。

 

 


3、「学校の先生」の立場で考えると

 

一方、「学校の先生」の立場で考えると、「不登校」は解消したい問題の一つではあります。

 

「業務」という視点でいけば、彼らは「超」多忙な毎日を過ごしています。

「不登校」を「問題」として捉えた場合、「やるべきこと」は一気に増えるのです。

 

電話をかけたり、家庭訪問をしたり。

プリント類を届けたり、必要な書類を回収したり。

「学校の先生」という視点だけで見た場合、業務の負担は大きくなります。

 

 

一人不登校の生徒がいるだけで、学級経営も大きく変わります。

「みんなで」的な言葉は一気に使いづらくなる。

学級通信1つ書くのだって気を使います。

 

「集合写真」もなんだか味気ない。

と、「学校の先生」という視点だけで考えると、たしかにけっこう「やりづらさ」はあります。

 

まあ、僕は「学校に行けない」のではなく、「学校に行かない選択」をしていると理解しています。

たから、問題とは思っていなかったのだけれど…。

 

 

若い頃を思い起こせば、やはり大変だったことを思い出します。

 

 


4、だれのために先生をしているのだろう?

 

そんなわけで、登校刺激なんてほとんど与えませんでした。

そんな僕を見て、「あの先生はやる気がない」と罵られたこともあります。

 

 

それは、ある年のことです。

僕のクラスには、不登校の子どもがいました。

 

毎週手紙を書きました。

また、週に1、2度はお母さんには電話を入れました。

返事の来ない相手に手紙を書くのは、かなり根気と時間のいる作業でした。

また、毎度毎度1時間近く話を聞かされることにもなりました。

 

 

だが、最後はこんなふうに言われた。

 

「先生は一緒にがんばりましょうと言ったクセに、何もできなかったじゃないか。

結局ウチの子は不登校のままじゃないか。

普通の先生は毎週家庭訪問をするもの。

あなたはやる気がなかった」

 

僕はただただ頭を下げるしかありませんでした。

 

ついぞ、一度も返事の来なかった手紙。

それはそうです。

 

唯一彼女からもらった手紙がありました。

それは、始業式の日にもらった手紙です。

 

 

「家に来ないでください。

電話をかけないでください。

手紙を書かないでください」

 

 

それでも、僕は「手紙」を書いた。

その手紙はたぶん、僕のために書いたのだ。

働いているフリをするために書いたのだ。

 

 

また、お母さんを満足させるために書いたのだ。

僕はいったい、だれのための「先生」だったのだろう?

 

 

 

 

「子どもたちのために」と思って僕らは「何か」をするけれど。

でも、やはり忘れてはいけないのは、「子どもたち」は本当に「それ」を望んでいるのか、という視点だと思う。

 

 

「寄り添う」って、カンタンじゃない。

もっと子どもを感じて、気持ちを味わう必要があるだろう。

 

 

その感性がないと、大人の行動は子どもたちを苦しめるものになってしまうと思う。

 


ハッピーな先生になるためのしつもん

その行動は、本当は「だれ」のための行動だろう?

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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