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済み済み【めざす自分像があると成長の実感を持てます】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2016-10-21 11:00:00

【めざす自分像があると成長の実感を持てます】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!

教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。



「いくら働いても成長の実感が持てません」

面談ではこのように告白くださるお客様が多いです。
もろちん卑下や謙遜ではなく、正直な苦しい気持ちをお話しくださっています。

でも、私としては少々気にかかる点があります。
こうした方々の多くが、自身の成長を測る物差しを持っていないということです。
成長の実感が持てないのは、無成長だからではなく判断の基準がないだけでは?



実際にこうした発言をなさる方とお話ししていても、こう思わされることがあります。
「なかなかどうして、すごく頑張っているし、持ち味も明確じゃないですか!」

自分に自信が持てないのは、物差しがないからどのくらい成長したか測れないだけ。
そのように感じる場面が少なくないのです。
期間と成長度を測る物差し、つまり達成度を測定する基準を作るべきだと考えます。

そしてもう一つ、ただ漠然と「成長した、しない」ではなく、項目を立てること。
それには『社会人基礎力』をベースに教職スキルを考えればよいでしょう。
ご存じなければ、いつでも気軽にご質問ください。



さて、私の経験をここでお話ししておきましょう。
教師になる前(学生時代)、私はこんな教師になろうと考えていました。

「あの学校に行けば藤井がいる、そう言われる教師になろう」
自己否定の強かった私は、同じ悩みを持つ生徒たちを救うのだと決心していました。
ですからいつも、「今日は何人の生徒を救うことができたか?」と考えていました。

教師になってからは、もう一つの目標ができました。
「自分がいなくても大丈夫なレベルにまで、卒業前に人材育成をやり切る」
これにより、3年間でその成果を出す方法も考察するようになりました。



この2つの教師像が、私が自分に課した「めざす自分像」でした。
自分が生徒にとって最大の救済者になることと、卒業までに完全に手放すこと。
一見すると矛盾するように見えるかもしれませんが・・・

前者の自分像を実現するまでは4年くらいかかりました。
後者の自分像は2年くらいで方法を確立することができました。
そのことによって、私は自分の成長度合いを自分で測れるようになりました。

教室では「勉強しろ!」と怒ったことはありません。
むしろ生活態度や対人姿勢について厳しく叱責することの方が多くありました。
これはひとえに、社会に出てからすぐ通用する人材にしたいと考えたためです。



「俺がいる時は失敗してもいいが、いない時には全員でクラスを守ってほしい」

これが私の口癖だったように記憶しています。
私はクラスの全生徒に対して、誰もがクラス運営の当事者たるべきと教え続けました。
ぶら下がりを許さず、常に当事者として思考・発言することを求めたのです。

生徒たちにとっては、最大の無理難題を任されたようなものですね。
それでもみんなが一丸となり、実践し続けてくれていたと確信しています。
卒業から何年も過ぎて彼らと会うと、「先生は信じて任せてくれた」と言われます。



このように、私には明確な『教師としての仕事のゴール』がありました。
しかしこのことは、同時に自分自身への厳しい注文ともなりました。
ふだんから公言する以上、担任として実際に実現させなければならないからです。

ですから、私自身にも成長の段階を明確にする必要が出てきました。
完成と言えるゴールを決め、これを3年間でいくつかの段階に分けたのです。
それにより自分自身の成長の段階も見えやすくなりました。

大きなゴールを決め、そのプロセスをいくつかのステップに分割する。
これがマイルストンとなり、自分の成長をとらえやすくなったのです。
成長の実感が持てないという方には、ぜひお試しいただきたい方法の一つです。



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  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・キャリア教育事業部長
・エグゼクティブ・コーチ
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・認定エイジング・アドバイザー

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