「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー

【待ちに待った教育界への市民感覚の導入】 「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2025-11-07 12:00:00

【待ちに待った教育界への市民感覚の導入】 「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

----------------------------

(今日のフジイ)

横浜・緑園都市は快晴です。
高台にしては珍しく、本日は強風も吹いていないようです。
パワーストーンをお日様で浄化しました。

せっかくの好天ですから、少しだけお散歩もしたいと思います。
脚の病気のこともありますので、近所だけでのお散歩ですが・・・
ついでに日用品の買い物も済ませてくるつもりです。

明日は江東区教育委員会主催の講演会で3回目の講義。
https://www.city.koto.lg.jp/583210/kodomo/tiikikate/katekyoiku/chugakuseidouga.html
その準備も最終点検しておきます!

----------------------------


やっと市民感覚が教育界にも導入され始めた・・・
そんな感慨を持ちました。

東京都教育委員会がいわゆるモンスターペアレントへの対策骨子をまとめたのです。
現代においては、「カスタマーハラスメント」 と一般的に呼ばれます。

【学校カスハラ、都教委がガイドライン案を公表・・・
 面談5回以上で心理士や弁護士が助言も】
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20251106-OYT1T50183/
(讀賣新聞オンライン 2025/11/06)

これのどこが 「市民感覚」 なのか?
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
この 「カスタマー」 という言葉・概念こそが私の言う 「市民感覚」 なのです。

私が同じような概念を学校経営陣に提唱したのは 1996 年、28 歳の時でした。
(当時は東京都内の私立男子高校で勤務していました)
今から 29 年も前のお話ですね・・・

生徒・保護者を 「顧客」 としてとらえ、クレームに対する対策を整備していく。
この考え方を経営陣に申し入れ、学校改革を提案し始めたのでした。
しかし当時は相手にされず、嘲笑されただけで終わってしまいました。



「これからは生徒も保護者も 『顧客』 化していくことだろう」
そう考えての提唱でしたが、学校内では理解されませんでした。
それどころか、私の職場での立ち位置はきわめて危ないものとなっていきました。

「俺たちは教師であって、製造者でも商売人でもないんだよ」

こうした言葉で打ち消され、私は職員室で異端として孤立していくこととなります。
私学だからこそ尚更に必要と提案したのですが、異常者呼ばわりされたのです。
最も信頼していた後輩教師からも、「改革という言葉を使うな」 と釘を刺されました。

提唱のきっかけとなったのは、その前年に施行された 「製造物責任法」 でした。
法制化の過程においては悪質クレームの増加への対策も審議されていました。
しかし、実際に施行された法律の条文を読んで、私は危機感を持ったのです。

「今後は教育機関でも、理不尽なクレームが急増するに違いない」 と。

支払いさえすれば、どんな自分勝手なクレームでもまかり通ってしまうのではないか。
私の危機感の中身を一言でまとめてしまえば、そんな表現になります。
実際に、予想した通り、その後は 「モンスターペアレント」 が急増していきました。



この時代は日本が大きく姿を変えていった時代でもありました。
いわばそれまでの価値観が崩壊し、否定されていった社会的背景があります。

同じ 1995 年には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生しました。
世の中の価値観や人間観が大きく変化するきっかけともなった出来事です。
またその2年後には、神戸児童連続殺傷事件も発生しました。

私は激変していく国民感情や世相に対して、大きな違和感と危機感を持ちました。

「日本が日本ではなくなり、これまでの常識が通用しなくなっていくのではないか」
過剰な個人主義や権利意識を口にする人々が増えていくかもしれない・・・
大げさに見えるかもしれませんが、本気でそのような心配をしていたのです。



今回のニュースを読み、当時のことを鮮明に思い出してしまいました。
モンスターペアレントはカスタマーハラスメントの一種です。
何も対策のなかった教育界から、それが始まっていたのかもしれませんね。

保護者の大半はビジネスの最前線に立つ 「企業戦士」 でもあります。
「消費者」 としての鋭敏な感性を、毎年更新しながら身に着けているのです。
教育界の過去の常識がそのまま通用する時代ではなくなったとも言えるでしょう。

東京都教育委員会の今回の取り組みは、よい流れだと思います。
社会環境や時流の変化にようやく教育界が追い付いた・・・
先生方の安全と安心を確保するため、同様の考え方が全国に広がることを願います。

理不尽な要求や陵虐的な態度を教師に向ける保護者は、まだ多いように感じます。
保護者対応が原因で自殺したり精神疾患に追い込まれたりする先生方もいるのです。
全国各地の教育委員会でも、こうした取り組みを前向きに考えてほしいと思います。


※先生方のキャリアアップと問題解決、お手伝いしています。
 お問い合わせはこちらまでどうぞ!
「教師の天職相談室」
https://www.kyoushi-tensyoku.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
(お問い合わせは無料です)



(以下、事務的なご連絡です)------------------------------------


※Facebookの友達申請も大歓迎です(必ずメッセージを添えてくださいね)
https://www.facebook.com/hidekazu.fujii.5

※このメール講座が不要な方(停止したい方)は、こちらまでご連絡ください。
連絡先メール:info@kyoushi-tensyoku.com

※公開記事のバックナンバー
https://www.agentmail.jp/archive/mail/383/1321/

-「自分らしい働き方」を支援する、教師の転職コンサルタント-
☆教職歴25年の国家資格キャリアコンサルタント
  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
・エグゼクティブ・コーチ
・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
・認定エイジング・アドバイザー

-近未来教育変革研究所-
Mobile 090-4422-3038
メール info@kyoushi-tensyoku.com
ウェブ https://www.kyoushi-tensyoku.com/
ブログ http://ameblo.jp/pcc-fujii/


【私の使命】
仕事を苦に自殺する教師をゼロにします。
精神疾患で休職する教師を半減させます。
先生方の「未来への悩み」を解消します。



バックナンバー一覧

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> {272}