「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー
【もうこんな所で働きたくない】 「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2024-10-25 12:00:00
- 【もうこんな所で働きたくない】 「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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「他校に移りたい」 と悩む先生は、たくさんいらっしゃることと思います。
たしかに転任すれば直近の問題は解消されるかもしれません。
しかし、根本的な解決となるかどうかは、見極めが必要となります。
もう一度、抱えている問題の内容を整理しておきたいですね。
「今の勤務先の何が問題か、明確に説明できるだろうか」
「本当に他校へ移るべきなのだろうか」
もし問題の根本が学校側にない場合、転任は解決手段とはなりません。
自分自身の中に何か不整合な部分がある可能性が考えられるからですね。
この見極めをしておかないと転任先でも同じ苦労をしてしまいます。
相談者の中でも、「教職を離れたくない」 という方は比率的に一番多くなります。
そのため転職より転任を望む声の方のほうが圧倒的に多いのでしょう。
先ほどの質問に対して、どのような答えが出てきましたか?
問題の根が学校側あるのだとすれば、転任を考えてもよいでしょう。
公立なら異動願いが基本ですが、私立では移籍が基本です。
どちらも明確かつ揺るぎない理由の提示が必要となります。
そうでなければ 「感情で発言している」 との誤解を避けられないからですね。
まずは勤務に支障をきたす原因を突き止め、その改善を学校に打診します。
もしそれでも対応してもらえなければ、上記の考え方に移行します。
私自身、25 年間という長い教職経験を持つキャリア・カウンセラーです。
「学校勤務がつらくて続けられない・・・」
そう悩んだ経験も、一度や二度ではありません。
仕事の継続に悩む先生方の気持ちは、私も痛いほどよくわかります。
私の経験上、悩み続けているだけでは現実を変えることはできませんでした。
考えているだけでは、現実を変えるという結果はいつまでも手に入りません。
学校側の対応が期待できない時は、思い切った決断が必要な場合もあります。
異動(公立)や転籍(私立)については、遅くとも秋までに結論を出します。
ほとんどの学校で、11 月に次年度の基本的な人事が計画されてしまうためです。
業務の引き継ぎや人員配置で迷惑をかけないためのマナーともなります。
(状況によっては度外視することもありますが・・・)
業界内で無事に生活していくための約束事だととらえてください。
公立学校では、たいてい 10 月頃から次年度の人員配置の準備が始まります。
私立学校では 8 月に次年度の専任採用活動を行うケースが多く見られますね。
納得のいかない学校問題の処理についてですが・・・
上位機関への救済申し立ては、道を閉ざされた時の最後の手段です。
公立学校の先生は、労働組合法や労働関係調整法、また最低賃金法の適用除外です。
したがって労働基準監督署では対応してもらえないこともあります。
都道府県の人事委員会や地元自治体の教育委員会に相談せざるを得ません。
しかしその方法で良好な結果が得られるケースはそう多くはないようです。
私立学校の先生は、まず私学教員ユニオンに相談してみましょう。
多彩な相談事例がありますので、何かしらのアドバイスが手に入るかもしれません。
ただし、あくまでもアドバイスにとどまる点は残念なところです。
総合的な勤労相談は厚生労働省 「こころの耳」 を活用なさるとよいでしょう。
専門的な深い対応はありませんが、真剣に傾聴してもらえる安心感が特徴です。
いずれにしても、その場の感情で勢い任せに行動しないよう気を付けてくださいね。
転職や転籍で悩む方々には、いつも私のチェックシートをお勧めしています。
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藤井 秀一(ふじいひでかず)
NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
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・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
・認定エイジング・アドバイザー
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