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【私が感情の渦に沈まない理由】 「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2024-06-29 12:00:00
- 【私が感情の渦に沈まない理由】 「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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ちょうど 10 年前のことですが・・・
キャリア・カウンセラー仲間と上野駅で交わした会話をふと思い出しました。
カフェに入って協力態勢の話をしていた時に、意外な質問を受けたのです。
「藤井さんは、どうして奥様が亡くなった時の話をフツーにできるんですか?」
私は 「?」 と思ったのですが、なぜつらさを感じないで話せるのかとのことでした。
妻は 2007 年の夏、帰省中に胃がんで倒れ、帰京できないまま 4 か月後に死去しました。
言われてみれば私は、人前で亡妻の死について話すのを躊躇したことがありません。
そしてそれは、ごく普通の、いわば体験談の一つとして話しているだけなのです。
「私と同じいろんな後悔を、誰にもしてもらいたくない」
そう考えて講義の話材としてきたのです。
迷惑ばかりかけたうえに、何の恩返しもできないまま亡骸を葬ることになりましたから。
遺骨を抱えて東京に帰る新幹線の車中では、悲しみよりも懺悔の方が強かったのです。
でも、その席で指摘されて、初めて気が付きました。
自分があの時のつらさをいつの間にか克服していたことに。
私はその話を語る時、相手がどのような反応をしても気になることがありません。
天与の鈍感さなのか、それとも肝が据わっているのか・・・
いや、たぶん前者でまちがいないでしょう。
私はただ、ありのままに事実を伝えようと思っているだけです。
「逃してしまった過去への後悔は、二度と取り戻せない現実に苦しむことだ」 と。
もちろんその経験について自分の思いを語る時も、隠さずありのまま伝えます。
言われてみれば・・・
なるほどその日の私は 「強い人間」 に見えたのかもしれません。
しかし、そうではないのです。
むしろあの時のつらさをため込まずに、吐き出し続けてきたからこそ無事なのです。
ストレスや鬱屈をため込み続けていたら、ある日突然、限界を超えていたはずです。
ネガティブな話をするときには、ちょっとしたコツがあります。
自分の感情ばかりにフォーカスしてしまうと、負のスパイラルに巻き込まれます。
言うならば自己暗示や自己洗脳の状態となるので、どんどん深刻化していくのです。
また、感情を抜きにして事実のみに徹しているとマイナス感情を処理できません。
たまった感情に後からいろいろな意味づけが加わり、大きく重くなっていきます。
マイナス感情を抑え込み続けていると、いずれは精神疾患を誘発します。
事実を語りながら感情も隠さず吐露していれば、自分の中で 「消化」 が進みます。
マイナス感情に溺れてしまうでもなく、冷徹に現実だけを受け入れるでもなく・・・
ただ 「あるがまま」 の自分。
その自然な状態を崩さず、自然な自分のまま受け入れ、言葉に出すだけでよいのです。
もしかしたら一定の時間はかかるかもしれません。
でも、無理に急いで消化しようとしたり、目を背けたりしないことが大切なのです。
「これもまた自然な私だよね」 ととらえ、ただ受け入れてあげるだけでよいのです。
ご自身の過去の体験について、いろいろなつらさを感じる方も多いことでしょう。
中にはご自分を責め続けてきた方もいらっしゃるかもしれませんね・・・
しかし、あえて負の側面のみにフォーカスを絞る必要はないと思います。
なぜなら失敗や後悔には、必ず 「学び」 が伴っているからです。
そのプラス面に目を向けてあげることで、さまざまなつらさが昇華されていきます。
妻が亡くなるちょうど 10 日前、私はとても珍しい二つの体験をしました。
☆相手の何もかもを許す体験
☆相手から何もかも許される体験
妻との最後の会話で、私はこの特殊な体験をしたのです。
半世紀を超える人生の中で、これは最も特殊な珍しい時間であったように感じます。
それに気付いたのは亡妻の死去から何年か過ぎてからでした。
長く鬱屈していた感情を昇華できたような気がしたのを覚えています。
この時私は、「体験」 が 「学び」 に変わったことを知りました。
生身の人間ですから、感情の処理に困ることはたくさんありますよね。
もし手が付けられないほどマイナス感情に振り回されてしまうとしたら・・・
私のワークブックで、その体験にプラスの意味づけをしてあげてください。
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藤井 秀一(ふじいひでかず)
NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
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