発達科学コミュニケーション - バックナンバー
褒めチャンスを探せないお母さんでもできる!指示をしてその都度「肯定」する、子どものやる気引き出し術
配信時刻:2018-09-01 22:40:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
個別相談で
「うちの子、片づけが苦手なんです」
というお話をよく伺います。
これは
小さいお子さんに限らず
小学校高学年、中学生になっても
時折相談される内容です。
この”片づけが苦手”は
発達の特性のある
子どもに比較的多くみられます。
ADHDの場合は
楽しいことには夢中になれるのに、
嫌悪刺激(やりたくないなーと思うこと)に対しては
すぐに集中が途切れてしまい
やりかけのまま放り出すといったことが
多くみられます。
また、一度に大量の情報を
処理しきれない、という
脳の特性も影響しています。
そんなこともあり、
片付けが終わらないまま
自分の興味のあることに
行動をシフトしてしまって、
結果的にお母さんに
「片付けもしないのに、
ゲームなんかやって!」
と怒られてしまうのです。
こうなってしまうと
お母さんとしては
子どもを褒めるどころか
もしかしたら話すら
したくなくなるかもしれませんね。
でも!
こんな状況でも
お母さんにできる対策があるので
それをご紹介したいと思います。
対応にはいろいろあるのですが
今日はそのうちの1つを
お話しますね。
それは…
『片づけ』を分解して
やることを簡単にする!
です。
脳が『片づけ」を
難しいこと、面倒なこと、
と感じているから
注意もそれるし、
行動にも移しにくいのです。
だから、
やってほしい行動を
かみ砕いて、
一つずつを
もっと簡単にすればいいのです。
例えば
「リビングを片づけて!」
というのではなく、
「この靴下、洗濯かごに入れて」
「食べたお菓子のゴミを捨てて」
「制服のズボンをハンガーにかけて」
などと言えば
一つずつの行動は
とてもシンプルに、簡単になり、
面倒だな、重労働だな、
と思っていたリビングの片づけも、
「それならできそうだ!」に変わるのです。
1つ出来たら、また次の指示を出す、
と言った形で
スモールステップで
指示を出しましょう!
そして、できたら
「靴下片づけてくれたんだね」
などと一つずつ声をかけるのも
お忘れなく!
実は!
「褒めるところがない!」
と思っている場合でも、
こうやって、指示を分解して、
出来たことを一つずつ
肯定していくと
それだけで
立派な『褒め』になります。
お子さんの年齢があがってくると
いちいち指示を出すことに抵抗を感じる
お母さんもおられるかもしれませんが
夏休み明け
エネルギーが低下している子どもに対して
「どうして片づけができないの?」
と言ってやる気を奪っていくよりは、
こまめに指示を出して
できたことを一つずつ肯定するほうが
子どものやる気を引き出すことができます!
指示をどこまで分解するかは
子どもの特性によって
多少調整が必要です。
我が家の息子の場合、
「靴下を片づけて」という指示を
さらに分解しています。
なぜそうなったかというと…
「靴下を脱ぐ場所はリビング」
「片づける先は洗面所」
この2つの
「リビング」と「洗面所」
という場所が
離れているだけで
息子の脳は「面倒だなー…」
と処理することに
気づいたからです。
だから
リビングには
汚れ物を入れる箱を一つ用意し、
息子はそこに靴下を投入します。
(これはかなりの高頻度でできます)
就寝前、
リビングから自室へ移動する時に
その箱を洗面所まで
持って行きます。
(これはたまに忘れて、何足か溜まっていることも・・・笑)
お母さんにとっては
大したことのない
「片付け」という行動ですが、
子どもの脳にとっては重労働。
その負荷を、軽くするつもりで、
自分のお子さんには
「どれくらい噛み砕いた
指示がいいかなー」
と考えながらトライしてみてください!
子どもの特性によっては
どの「指示」や「肯定」が
効果的かは変わってきます。
もし、
自分のお子さんの特性と対応方法について
もう少し詳しく知りたいという方は
個別相談会をご活用くださいね。
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