1日1分365日「育てにくい子」の未来を変える ママの一言で幼児の脳を育てる魔法のコミュニケーションレッスン - バックナンバー
「境界知能」って知ってる?
配信時刻:2022-11-21 20:00:00
こんばんは!
幼児の脳を学ぶ
ママのためのオンラインスクール
お母さんの小学校★ななほし代表石澤かずこです^^
前回のメルマガ、
『LD(学習障害)が最も難しい・・』に本当にたくさんの返信を
いただきました。今日までに全員お返事を書きましたが
万が一、まだもらってないよ!
という方は、教えてください^^小学校という場所は、
1日のほとんどの時間を
勉強をして過ごします。だからこそ、
学習面にダイレクトに苦手さが出る
「学習障害」は見逃しては行けない
お子さんの凸凹なのですが、もう一つ、
親として、
知っておかないといけないことがあります。今日のメルマガのタイトルにある
「境界知能」という言葉を
◯◯◯さんは聞いたことが
ありますか?子どもを知能指数で判断するなんて!
そんな雰囲気が
教育業界でも、子育て支援の業界でも
強い印象がありますが、私は、
知能指数も大事!
という考え方を持っています。(もちろん、それだけで
子どもを判断したりはしませんが)なぜなら、
学校現場で臨床していた時、
たくさんの「境界知能」の子どもたちに気づいてあげられなかった
救ってあげられなかったそんな後悔が
私の中にあるからです。「境界知能」というのは、
IQ 70〜85の水準にある子どもたち
のことです。便宜上、
70以下は「知的障害」という
診断がつき、社会的なサポートの
対象になります。IQの平均は100ですから、
知的障害と、
平均的な知能の「境界」にいる、
そんな意味合いで「境界知能」と
呼びます。このゾーンにいる子どもたちは、
学校でとても苦労することが
多いです。そして、
ADHDやASDなど
他の発達障害の傾向を持っていない場合何の支援の対象にもならない。
ただの
「勉強が苦手な子」
として、学校の中で
サポートの網の目からこぼれてしまう。とても純粋で一生懸命な子が多いのに、
何も手を差し伸べてあげられなかった。そんな経験を嫌というほどしてきました。
知能で決めつけてはいけないけど、
知能を知ってあげることで、
その子の見えない努力を
大人が想像してあげることは
できるんです。ただ、
サボってるわけじゃない。ただ、
怠けてるわけじゃない。一生懸命100%頑張っても
いつも平均以下の点数しか
できない自分のことを
彼らはどう思っているのでしょう。そこに追い打ちをかけるように
「一生懸命やりなさい」
「勉強しなさい」
「宿題やるまでおやつなし」と追い詰めることが
彼らの自尊心をボロボロにすることを
大人は知っておかないといけません。実は、
「境界知能」ということばは
昭和の時代には、国の施作の中にも
登場していました。
(正確には「境界線児」)1966年の学習指導要領までは
境界知能の子どもたちには
こんな配慮をしなさい、ということが
明文化されていたのです。それが、
インクルーシブ教育などの
波が教育現場に持ち込まれ、2018年の学習指導要領改定時には、
記載がなくなってしまいました。
(2018年が幼稚園、2020年が小学校、2021年が中学校の改定)記載がなくなるとともに
差別がなくなるなら良いけれど、「境界知能」という言葉があって
実際にそのゾーンの子供たちが
いるんだという事実自体が教育現場から忘れられてしまったように
私は感じます。知能が全てではないけれど、
親として、
知能も知っておかないといけない。私はそう思います。
知っていたら、
その子のペースで
ゆっくり一つずつ教えてあげれば
それで済むんだから。境界知能の子どもたちは
思春期以降に精神症状を起こしやすい事が
わかっています。成人後に
薬物依存や神経症
パーソナリティ障害への罹患率が
有意に高いこともわかっています。これは、
理解してあげられなかった
二次障害の結果だと思います。自分の子どもが
境界知能である。この事実を受け入れることは
親としても辛いです。だけど、
もっと辛い思いをするのは
子ども本人だから。知っておいてあげた上で、
知能だけじゃない、
その子の内側に眠っている
素敵な力の方にたくさん焦点を当ててあげる。これが親が
やってあげられることなんじゃないか。
私はそう思います。ちょっとしんどい内容で
すみません!だけど、
やっぱり知らないで
小学校生活に突入してほしくないから、心を鬼にして書きました。
今日のメルマガを読んで、
どうお感じになったでしょうか?今から、
私たちが子どものために
やってあげられることは
どんな事があるでしょうか?考えるきっかけにしてくださったら
嬉しいです^^今日はここまでです!
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