メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

「教える技術」から「教えない技術」へ No.491

配信時刻:2016-09-06 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

9月18日(日)に名古屋市北区でワークショップを行います。

その次のワークショップが10月2日(日)に豊田市で行われます。

ところが、こちらのワークショップ、主催者様からご連絡いただき、告知前にどうやら満席になってしまいそうとのことでした。

クローズドの会になるか、もしくは数人の方だけの募集になってしまいそうとのことです。

 

ちなみに、9月18日(日)のワークショップは、子連れ歓迎です。

小さな子どもを連れての講座参加って、ちょっと気を使いますよね。

僕のワークショップは全然OKです。

子育ての講座なのに、子どもがいることで遠慮しなきゃいけないなんて変でしょ?

 

「なかなか出かける機会がないわ〜」という方にこそ参加していただきたい。

だって、一人の悩みはみんなの悩みだから。

 

 

『愛されるママになる魔法の質問』


☆日時 2016年9月18日(日)

☆ 開場 9:15
 ワークショップ 9:40〜11:30
 交流タイム 11:30〜11:50

☆定員 12名 

☆参加費 3,000円
 

https://www.facebook.com/events/1777345409207624/

 


「教える技術」から「教えない技術」へ No.491

 

1、ファシリテーションを学ぶ

 

今からもう8年ほど前。

当時の校長先生に紹介されて、ファシリテーションについて学ぶ研修会に参加しました。

大きな模造紙に、グループの考えをプロッキー(水性マーカー)で書き出し、「見える化」していく。

初めて体験したとき、衝撃を受けました。

 

「これは、教室を変える革命的なツールだ」と感じました。

 

以来、模造紙とプロッキーは、僕の授業と学級経営に欠かせないツールとなりました。

 

教室で、ずっとファシリテーションを用いてきました。

ずっと使い続けて気づいたことがあります。

大切なことが3つあるのです。

それは「場づくり」「自身の在り方」「発問」です。

 


2、教える人から学ばせる人へ。

 

これまで学校の先生は、いかに専門的な知識があるか、それを問われてきました。

ところがです。

今や専門的な知識なんてスマホを一つ忍ばせていってわからなければググればいいわけです、雑な言い方をすれば。

 

でね、これからの時代は学びを創造する力が、必要なんですね。

専門的な知識より、学びを創造する力です。

 

現代社会は刺激の多いコンテンツにあふれています。

ある意味では、刺激になれてしまった子どもたちです。

従来のような、講義形式の「知識を授ける授業」は子どもたちの目に魅力的には映りません。

つまんないんだから、飛び跳ねる子が出たって不思議じゃありません。

昭和のコンテンツで、平成の子を満足させようとしてるんです。

 

それなのに、愚直なまでに講義をし、集中できない子どもを叱り、怒り、管理し、統制することを仕事にしている先生が、まだまだいらっしゃいます。

 

まもなく人工知能の時代がやってきますね。

講義でいいのであれば、おそらく「人工知能の先生」の方が優秀です。

知識を「教える技術」しかもたない先生は淘汰されてしまう。

そんな時代は、もうそこまでやってきているのです。

 

これからは「教えない技術」をもった先生の時代だと思っているんです。

 


3、「教えない技術」

 

子どもたちの表情や空気感から理解度やモチベーションを測り、瞬時にコンテンツを組み替えて、学びの空間を創造していく。

 

「授業は生き物」

 

そう教えられた若いころ。

それなのに、決まったルーティーンで決まったことしか教えられない人の多いこと。

 

ライブなんです。

コンテンツを巧みに入れ替えながら、状況に合わせて作り上げていくんです。

それが授業力。

 

僕ね、授業中ほとんど何もしません。

子どもたちに「発問」したら、もうやることがないんです。

授業なんて、始まる前に終わってます。

それぐらい準備が大事。

 

で、ひとたび学びが動き出せば、やることなんてありません。

助けを求められたら、ヒントを出すぐらいです。

 

子どもたちの学びが加速してきたとき、僕が大切にしていること。

それは「黙ること」。

僕がね。

 

教えたがりがすぐに顔を出して、何か伝えようとします。

教えたいから教えるという自己満足。

そんな自身を律して黙っているのです。

 

苦しいですね。

苦しいですよ。

先生って「教えたがり」ですから。

でもね、黙っているんです。

 

子どもたちが食い入るように教科書を眺め、語り合い、ゴールに向かって学びを加速させている。

そんなとき、大人の存在ほど邪魔なものはありません。

出る幕ではないのです。

 

人によっては、「仕事をしていない」と感じるようです。

先生方から「なんで指導をしないのですか?」なんて尋ねられることもあります。

僕はニヤリとして尋ね返します。

 

「子どもたちの顔を見ていますか?」

 

大事なのは感性なのですね。

 


4、教室に先生はいらない

 

僕がこれまで磨いてきた教育技術とは「教えない技術」でした。

一方、周囲の先生たちは一生懸命「教える技術」を学んできました。

 

視点が違います。

教えるのではなく、学ばせるのが志事です。

 

先生が必死に教える。

死んだ魚の目をした子どもがただひたすらノートを書き写す。

それが授業ですか?

 

いかにして教えないか。

これにこだわってきました。

授業が動き出したとき、教室で一番邪魔な存在。

それは先生です。

そう考えて、授業力を磨いてまいりました。

 


ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

「教えない」ために準備しておくことは何ですか?

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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