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大きな課題には、「チーム学校」で向き合う No.482

配信時刻:2016-08-28 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

来週末のワークショップに向けて、テキストを新たに作り直しました。

『子どもを輝かせる家族になる魔法の質問』

サブタイトルは、「子どもの内側にある答えを引き出す」です。

 

自ら考え、自ら行動できる子は伸びていきます。

主体的であるということは、とっても大切!

でもね、「変えられるのは自分だけ」だから。

いかにして子どもたち自身が自分の内側に眠る答えに気づき、いかにして自身の力で変わっていけるか。

子どもたちを成長させる鍵は、ここにあります。

子どもたちの内側に眠る答えを引き出すことで、子どもたちを輝かせる。

そうなるための家族の関わり方とは?

というワークショップです。

 

でもね、まだ悩んでいるんです。

タイトル…、なんかいまいちじゃないですか?

説明くさいし…。

いいアイデアがあったら、よろしくお願いします。

 

 


大きな課題には、「チーム学校」で向き合う No.482

 

1、いじめについて、メッセージをいただきました

 

いじめが起こっていると聞くと、いつも当事者を呼び話し合って事実確認をして「これからは、こんなことしないように」と言っていったん終わります。

でも、同じようなことが次の日もその次の日も繰り返し起こります。

その都度「またかぁ~」と思いながら繰り返し指導しますが改善されてきません。

親に伝えても、加害者が被害者に謝りにいっても何ら状況は変わりません。

それどころか、さらにひどくなっていきます。

 

 

加害者の方は面白がっていじめているようで、しかも「あいつはいじめられても仕方がない」という感じです。

そして、そんな考えをもった子どもがクラスの中に少しずつ増えていきます。

というよりかその考えに従わざるを得なくなってしまいます。

何か子どもたちの感覚が麻痺している、麻痺させられているかのようです。

でも、その麻痺は子どもたちにはわかっていて作られているものです。

 

 

そこまで分かっているけど自分は指導できていません。

というよりか自分が教室であるいは一人、孤立してしまうのではないかと思って、そこまでいじめ問題に踏み込めていません。

その時点でどちらが教師か子どもか分からなくなっていますが。

踏み込んでも孤立、踏み込まなければ「先生に言っても無駄」と思われ悔しい思いをしてしまいます。

 

一人になる、孤独になるその気概を持っていないといじめの指導が上辺だけのものになってしまうと思います。

相手よりも自分をかわいく思っていていることをいつも痛感させられます。

 

 

いじめの問題に直面するとやはり加害者と被害者にフォーカスしてしまいます。

そして、周りは「知らないよ。気付いていない。みていない。」の無関心を装っています。

ひょっとしたら、知っていても言わないだけかもしれません。

言わなければ自分が被害をこうむることもありません。

 

ある男の子への男女問わず暴言、暴力がとまりませんでした。

岩手県の矢巾町で起こったのと同じようなことが教室でも起こりました。

 

でも、子どもたちは「腹立つでやってしまう。」といったことをよく言いました。

ある子どもとは話し合いの土俵にもたてなかったし、自分自身がたてなかったです。

ただ、「先生大変なことがおこっている」と教えてくれる子どももいます。

 

 

でも、その時の自分は、クラス全体へ働きかけることはできませんでした。

自分がクラス自体へ「話しかけてもだめだろう」とあきらめていたからです。

結局当事者同士での解決で終わりました。

当然、いじめは終わりません。

続きました。

 

「あの子どもたち最後の1年間の6年生のとき、楽しくなかっただろうな」

 

自分自身にも「何とかする」という気概も不足していました。

もっとクラス全体で解決していく術を考えて問題にぶつかっていったら変わっていったのかもしれません。

教師一人で背負い込みいじめ問題にぶつかっていくと、解決するかあきらめてしまうかのどちらかになってしまうように思います。

 

いじめの指導に悩んでいるあなたへ《前編》

いじめの指導に悩んでいるあなたへ《後編》

 


2、「チーム学校」で課題と向き合う

 

世界最大の日本人学校で生徒指導部長をさせていただきました。

小1から中3まで1500人の大所帯です。

 

そこで感じたのは、中学校と小学校の文化の違いでした。

中学校って、生徒指導主事さんとか生徒指導部長とか生徒指導の中心になる人がいましてね、さらに各学年に生徒指導担当がおりまして、わりと情報がスムーズなんですね。

自分の教室以外にも授業に行くので、いろんなところに目が届くわけです。

 

でも、小学校はなかなかその部分がうまくいかないで苦労しました。

生徒指導の情報をまとめているのが、生活指導の先生なのか、教務の先生なのか、ちょっと曖昧だったりもして。

 

でね、

いろんな工夫をしまして、情報伝達がスムーズに行くようにしましたし、大きな案件はちゃんと学校全体で取り組んでいく体制を2年間で作りました。

 

でもね、最初は本当にうまくいかなかった。

気持ちがスレ違うこと、たくさんありました。

そしたら、あるベテランの先生が教えてくださったんですね。

 

「小学校ってさ、慣れてないんだよ、そういうの。

 全部自分で抱え込んでしまう。

 どこまでが自分の裁量で、どこからが周囲の助けを借りるかってのが難しいからさ」

 


3、学級王国よりもチーム学校!

 

学級王国になりやすい、というお話をよく耳にします。

王国をつくれてしまう先生は、まだいいんでしょうね。

 

苦しいのは、王国をつくれない先生たち。

「助けて」って言えない。

「教えて」って言えない。

「苦しい」って言えない。

 

そんな状況があるのかもしれませんね。

 

でもね…

 

それで一番悲しい思いをするのはだれですか?

そうです!

子どもたちです。

 

力のある先生ばかりじゃない。

大学出たら、ポンと教室に入れられて「先生」と呼ばれる。

助けてもらえるのは最初のうちだけ。

そこで力をつけられなかったら、本当に大変。

 

で、力をつけてこられなかった先生って意外なほど多い。

なにせ、そんなメッセージがいっぱい届きますから。

「こんな先生がいるんです!」みたいな。

 

だからこそ、チームで課題と向き合う体制をつくることって本当に大事。

そういう意味では、学校でリーダーたるべき人が、本当の意味でリーダーシップを発揮できることが必要なんだろうと思います。

で、本当の意味でのリーダーがいるだろうか?

本当の意味でのリーダーを育てているだろうか?

…という新たな課題が見つかるわけで。

学校もなかなか大変です。

 


ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

チーム学校をつくるために、どんなことができますか?

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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