メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

目に見えないものを見つめたら、この世界は優しくなれる。No.2361

配信時刻:2023-08-24 05:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

1.くれちゃん先生のダイアリー

 

昨日、Facebookにこんな投稿をしました。

それが、なかなか大きな反響だったので驚いています。

 

===================

 

【学校を作りたい】
…と常日頃から考えている。
わりと僕の中の最終到達点だと思っていて。
ただ「不登校の受け皿」的フリースクールを僕がやるのは「なんか違う」とは感じている。
その存在を否定しているわけではなく、それは僕じゃなくてもいいよね、的な発想で。
わりとその手の人たちが公教育に否定的だったりするわけだけど、僕は公教育はそれはそれで良いものだし、社会の仕組みとして十分機能していると思っている。
全国津々浦々どこにでもあり、すべての子どもたちに門戸を開いている。
どれだけ貧しくても受け入れ、食事を食べさせ、健康管理をする。
感度高くネグレクトなど虐待案件に気付き、関係各所と連携して対応に当たる。
学習指導のみならず、生活全般の指導助言を行い、時に保護者のサポートまでする。
なんなら地域振興のお手伝いまでしている。
日本社会の仕組みとして、「子どもを大人にする機能」を十分に果たしていると僕は思っている。
「基礎基本」を教える場所なのに、あれやこれやとイレギュラーなものを詰め込まれて、先生たちも苦労している。
多様なニーズに応えることは簡単なことではないから、「学校に行かない選択」も全然ありだし、その受け皿としてのフリースクールも現代社会では必要不可欠なものだと思う。
別に「何か」を否定せずとも、社会がいろんな仕組みを受け入れていけばよい。
「教育」という言葉を「学力」に偏らせると、そりゃ不平不満も出るだろう。
当たり前である。
いや、当たり前田のクラッカーである。
高い学力から低い学力まで、いろんな子どもたちを年齢で分けて、同じ学習内容をするんだから、そんなことは当然ある。
機能的にそれは起こりうることだけど、それが「公教育」であって、それ以上のものを求めるならば別の教育環境を選ぶしかないわけで。
…とそんな話をしていると、どんどん横道に逸れていくので話を戻す。
プーケット在住で、いつもお世話になっている兄貴分の後藤さんご家族と会食。
とっても美味しいタイ料理屋さん。
子どもたちも初対面の兄貴のビジネスの話にかなり刺激を受けたみたい。
日本にいるときはよくサウナに行って、いろんな刺激を僕も受け取っている。
子どものうちに出会うべきは、型にハマった大人ではなく、ちょっと規格外の人が良い。
僕も「学校の先生」のころは、規格外の「ゲスト講師」をよく呼んだ。
そういう刺激が「思考の枠」を外し、新たな可能性を生み出す。
今回僕が受け取った新たな刺激は「海外で暮らす日本の子どもたちの話」である。
奥様からも様々、プーケットの教育事情を伺った。
幼いころから国際感覚を身につけ、語学力も堪能。
しかし、圧倒的に「国語」に触れる機会が少ない。
この場合の「国語」は「日本語」という意味ではない。
文章を読むには「行間を読む」という、ある意味特殊な力が必要で、字面(じづら)だけを眺めていても、著作者の真意は掴めない。
自分の思いを表現するためには、豊富な語彙が必要であるが、そういった言葉のシャワーを浴びる経験が、海外で暮らしていると圧倒的に少なくなる。
手を動かして文字を書く。
そんな機会はもはやほとんどなく、書かなければ書けなくなるのは想像に難しくない。
電子書籍リーダーがあるとは言え、やはりそれらは「インターネットへの誘惑」が多く、なかなか読書に集中することは難しい。
図書館も書店もなく圧倒的に読書機会に乏しい。
また、海外の高校や大学に進路選択をする子もいるし、日本の入試に対応するような「出口戦略」も必要だろう。
海外で暮らす子どもたちのための国語指導。
うむ、なんか興味深い!
日本人学校の先生になり、そこで中3担任をやって進路指導をした経験(進路事務をした経験)、国語の先生としての経験。
こういう経験を生かせる場所はどこか。
「海外に学校を作ってみるのも面白いよね」
そんなアイデアを兄貴からいただいて、なんかこっちの方が僕らしいというのかな、自分が生きてきた過程が「ここにつながるのか」的な感じがした。
ワクワクしたよね、実際。
グローバルな環境で暮らす日本人の子どもたちのための学校を作って海外移住する。
なかなか夢のある話だな、と思った。
この刺激ひとつで、頭の中には無数のアイデアが湧いてくる。
仕事への意欲が湧いてくる。
脳は怠惰だと言われている。
ほっておいても活性化せず、刺激を与えることで活性化する。
この機能を理解しておくと生きやすくなる。
悩めば悩むほど、人の脳は悩みを深める。
単純な話、ネガティブな方に活性化する。
反対に、ワクワクする方に刺激を与えれば、ポジティブなアイデアがどんどん生まれてくる。
「海外に日本人向けの学校を作る」
なかなか突拍子もない話に聞こえるけどね。
ちょっと心がワクワクしたんだ。
そんなプーケットの夜でした。

 

===================

その後、たまたまハワイで暮らしてきた日本人と話す機会があり、2時間ほどアメリカの教育について話しました。

面白い流れです。

 

 

教育、というよりは、教育制度、の話ですね。

 

 

僕は教育を考えるとき、いつも思うのが「出口戦略」で、学んだ後どんな道が用意されているのか、が気になります。

受験制度と学習って無茶苦茶リンクしているんですよね。

 

 

たとえば、アメリカでは「学習塾」、ここでいう「学習塾」は補習的な意味合いではなく受験指導的なやつです、の需要がなかったりします。

そもそも学力試験みたいなものがないのだそうです。

 

 

また、学習成績だけでなく人格まで見られる、みたいな話も面白かったです。

要は、塾で勉強しまくって偏差値を上げても、有名大学には入れない仕組みなんだそうで、そういうの面白いな、と思うんですね。

 

 

国家や大企業を動かす人は、そういう人格を求められるので、その辺りから磨かなきゃいけない仕組みみたいで、やっぱ教育制度ってその国そのものなんだよな、と思いました。

 

 

今夜、日本に帰ります。

 

 

 

 

 


9月のViL刈谷

 

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【日時】

【日時】2023年9月28日(木)19:00-20:30

 

【会場】

KariCoCo(刈谷駅北地区地域交流施設)
    (刈谷市桜町1‐22 アドバンススクエア刈谷桜町2階)

→JR刈谷駅・名鉄刈谷駅の改札を出て右へ、連絡通路をそのまま、まっすぐ歩いて突き当たりのビルです。階段やエスカレーターを降りずにそのまま2階から入れるコワーキングスペースです。一部を貸し切らせていただいております。

【参加費】会場費として1000円(税込) 

 

詳細はこちらからご確認ください。

https://www.kokuchpro.com/event/61ad0f4aa23972f08d97d67054cba5b5/

 


2.今日の記事

2019年12月30日の記事より

目に見えないものを見つめたら、この世界は優しくなれる。No.2361

 

 

僕らは目に見えるもの、耳に聞こえるものだけを信じてしまう。

だが、人間関係を築くうえで大切なことは、目に見えないもの、耳に聞こえないものなのではないか。

 

 

樹木だけを見ていては、大切な根っこに気がつかないように。

大海原に浮かぶ氷山を見ていては、その下に眠るさらに大きな氷の塊に気がつかないように。

 

 

見えない部分に目を向ける。

これが大切なのだ。

 

 

以前、僕のクラスに暴れん坊の男の子がいた。

ボンタンに短ラン。

金髪。

目が合えば殴りかかる。

声をかければ悪態をつく。

 

 

そんな男の子だった。

 

 

 

学校に来れば、校門で追い返される。

「そんな服装じゃダメだ」と言われ、

「お前なんて来るな」と言われ、

不良少年のレッテルを貼られていた。

 

 

学校に来ては暴れる。

そんなことを繰り返す彼に、僕は疲れ果てていた。

 

 

それで暴れる彼に

「お前、いい加減にしろよ!」

と怒鳴りつけた。

 

 

そのとき、彼が一瞬寂しげな表情を見せたことを僕は忘れない。

そして、こう叫んだのだ。

 

 

「お前も俺に来てほしくないんだろ!」

 

 

僕はその瞬間、とても後悔した。

そうか、この子の言動はすべて「僕を愛して」だったのだ。

 

 

他と異なる服装も、他と異なる髪型も、他と異なる言動も。 

すべては、愛されたいがゆえの、いびつな自己表現だったのだ。

 

 

ボンタンも金髪も悪態も、目に見える世界である。

僕らはそれを見て、「この子は不良だ」とジャッジする。

 

 

だが、その根っこにあるものは何かに目を向けてみると、まったく異なる世界が見えてくる。

 

 

子どもだけではない。

夫婦も同じ。

職場も同じ。

ぜんぶ、同じなのだろう。

 

 

僕らは表現者である。

だが、表現下手でもある。

 

 

だから、地表に見えている樹木だけでなく、その下に隠れた根っこを眺められたら、この世界はもっと温かくなるんだろうなぁ。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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