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子どもと『つながる』生徒指導 No.263

配信時刻:2016-01-22 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

今日ご紹介するNVC。

実は認定トレーナーは日本にいらっしゃいません。

先日、認定トレーナーのホルヘさんというコスタリカ人の方が来日し、僕は2日間のワークショップに参加してきました。

この素敵な学びを、メルマガ読者の皆様にも届けたい。

そう願っています。

 

今、NVCの勉強会を主催されている方とNVCを先生方にもお届けしていく準備を進めております。そちらもご期待ください。

 


子どもと『つながる』生徒指導 No.263

 

1、机上の理解で大丈夫?

 

カウンセリングマインドという言葉が定着して久しくなります。

ところで、カウンセリングマインドというものを言葉で知っていても、真の意味で実践できている先生は、それほど多くないような気がしています。

カウンセリングマインドとは、「相手の立場にたって、共感的に相手の気持ちや行動、価値観を理解しようとする心がけ」なのだそうです。

言葉にすると簡単ですが、真の意味で実践するのは容易ではありません。

 

「相手の立場に立つ」って、具体的にどうすることよ?

「共感的に理解する」って、つまりどうなったらいいの?

…と聞かれたら、結構困ってしまう人が多いのではないでしょうか。

 

だって、僕も困るもん!

 

傾聴という言葉もよく耳にするようになりました。

 

しかし、一番の問題はカウンセリングマインドも傾聴も、研修の場で講師さんから説明されただけで、「なんとなくこういうもんかな〜」というレベルで実践されているのが実際なのではないでしょうか。


2、ラポールって、近づけばいいの?

 

カウンセリングマインドや傾聴を勘違いしている先生は、どんどん子どもに近づいていきます。

「先生はあなたのことを心配しているよ。ねぇ、話してくれる?」

「ねぇねぇ、話してくれるゥ〜?」

「ねぇねぇねぇねぇ…、話してくれるぅ〜〜〜〜?」

どんどん近づいていきます。

 

そして、子どもたちが心を開いて話しくれないことに傷つきます。

しまいには、「何で話してくれないの!」って怒りだします。

 

ナイスカウンセリングマインド!

 

どんどん、どんどん近づいていく。

どんどん、どんどん近づいていく。

そうやって、知ろう知ろうとすればするほど、子どもたちは息苦しさを感じます。

近づけば近づくほど見えなくなります。

 

試しに、額と額がくっつくほど近づいて見てください。

瞳しか見えなくなります…。

表情すらわからなくなります。

 

でね、ここからが大事なこと。

相手のことを本当に知ろうと思ったら、一歩、いや二歩下がってみるんです。

んで、見るんです。

 

ほら、子どもの姿、全体が見えませんか?

下がれば下がるほど全体が見渡せます。

下がれば足の先から頭の先まで見えるのに、近づくから見えないんです。

 

近づくことが子どものためだと思ってしまうと、お互いに苦しくなります。


3、子どもたちとつながっていますか?

 

子どもたちから話を聞くとき、僕らは自分たちが聞きたいことを聞きます。

それは必ずしも子どもたちが話したいことではありません。

子どもたちの話したいことと、あなたの聴きたいことが一致するとは限りません。

その差異が先生と児童生徒の距離を遠ざけます。

 

最初に創造すべきは『つながり』です。

真の意味で「つながった」ならば、言葉が必要なくなります

沈黙を味わうことができます

そして、ポツリポツリと子どもたちは話をしてくれるようになります。

 

「えっ、そんなこと起こるの?」

そう思われるかもしれません。

ですが、長い間、中学校で生徒指導を中心にやってきた僕ですが、今ほど穏やかな気持ちで生徒指導ができたことはありませんでした。

穏やかな気持ちで生徒指導をする…、どういうこと?って思われるかもしれませんが、本当に今、僕はそういう状態なんです。


4、なぜ『つながり』なのでしょうか。

 

ラポールってなんだか一方通行な気がするんです。

もちろん、本来はそういうものじゃないんだろうけど。

医者と患者のラポールとか言うじゃないですか。

そりゃ、患者は医者を信頼するかもしれないけれど、医者が患者を信頼するって状態がイマイチ僕の中ではしっくりこないのです。

 

だからね、教室ではラポールよりも『つながり』を大事にしたいんです。

子どもたちと僕が真の意味で「つながった状態」を生み出すのです。

僕はそれをNVC(非暴力コミュニケーション)という方法で行っています。

僕は、NVCが教室に革命を起こすのではないかと考えています。


ハッピーな先生になるためのステップ

 真の意味での『つながり』を創造することが、生徒指導のスタートライン。


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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