メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

ルールが僕らを奴隷に変える。  No.2164

配信時刻:2022-04-23 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

 


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3.今日の記事

 


1.くれちゃん先生のダイアリー

 

昨日の朝の音声配信で、放送100回を迎えました。

僕がいつも講演会で最初に話すエピソードです。

よかったら聴いてください。

 

 

https://voicy.jp/channel/2264/312726

 

 

このエピソードが僕の原点ですね。

すべてはここから始まりました。

 

 

本を書いたり、アプリを作ったりして思うのは、これまでの人生が全部詰まっているんだな、ってことで。

今はたくさんの仲間とアプリのチェックをしているんだけど、それだって出会っていなければ参加もしてもらえないわけでさ。

 

 

これまで歩んできた人生全部が、今ここに集約されてるんだと思うと感慨深いです。

そう思うとね、生きるってなんだろう?ってことをすごく考えさせられるよね。

本当、みんなに感謝だよ。

 

 

俺はその期待を裏切らない。

やりますよ、絶対。

 

 

 


2.ご案内

小説を書いてみましたww

この子はきっと咲く子だよ

 

よかったら読んでね!

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894644965

 

 

 


3.今日の記事

ルールが僕らを奴隷に変える。  No.2164

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子どもへの体罰を禁止する。

そんな条例を制定する話を耳にした。

 

 

それはもちろん反対ではない。

反対ではないのだけれど、

モヤっとする自分がいる。

 

 

ついつい手を上げてしまうこと。

あると思う。

 

 

それをいちいち、

一つ一つ児童相談所に通告すれば、

確実に児童相談所はパンクする。

 

 

学校と保護者の関係だって悪化する。

 

 

たとえば、児童生徒が事件を起こしたとする。

万引きだとか、ケンカとか、イジメとか。

まあ、学校なんて毎日そんなことが起きている。

 

 

それで保護者に学校に来ていただくことがある。

親御さんの中には、速攻でビンタ!みたいな人もいるわけだ。

ゲンコツでゴン!もある。

 

 

体罰の禁止。

それを法令で定めれば、こういうのも一声かける必要が出てくるのだろうか。

 

 

公務員の面前での体罰である。

通告せねばならないのだろうか。

 

 

そういうのってリアリティーがないなって思う。

「お父さん、今、ビンタしましたよね?ハッキリ見ましたので、今から児童相談所に連絡しますね」

…なんてことは、やっぱり現実味がない。

 

 

「学校の先生」なんて仕事をやっていれば、けっこうギリギリのご家庭に出会うわけで。

そういう家庭に必死に寄り添いながら、なんとか卒業までの日々を模索していく。

それが、「学校の先生」だと僕は思っている。

 

 

なんでもかんでも児童相談所。

なんでもかんでも警察。

そういうわけにはいかない。

 

 

それってけっこう最後の手段なわけで、その選択肢は関係性を決裂させてしまう。

選択したら後戻りができない、ギリギリの選択だったりするのだ。

 

 

この国は、一律にルールを設けることが好きだ。

政治家や行政からすると、「やってまっせ」のアピールとしては、とてもわかりやすいからだ。

 

 

公立小中学校でのスマホ解禁。

そんなことが話題になった。

 

 

なぜ、一律にルールを設けようとするのだろうか。

 

 

実際には、どうしてもスマホが必要な子どもがいる。

そういう子は学校と相談のうえ、持って来たりもしている。

 

 

たとえば、こんな子がいた。

父親のDVから逃げるようにして転校してきた。

 

 

外部から「この生徒はいないか?」という問い合わせがあったら、この子の存在を教えないでほしいと母親に依頼された。

学校はそういうことには一切お答えしない、とお伝えした。

 

 

そんな個人情報を晒すほど、現代の公立学校はバカではない。

また、行き帰り父親が探しに来ると不安だからスマホを持たせたいと言う。

 

 

 

そこでこの生徒は毎朝職員室にスマホを持参し、電源を切って担任の先生に手渡すことにした。

下校時に返却し、校内では使わないよう約束した。

 

 

必要とあらば、いくらでも臨機応変に対応できる。

一律にルールを設けると、人間はバカになる。

考えないで仕事をするようになる。

 

 

 

「ルールですから」という仕事のスタイルは学校をダメにする。

児童生徒に「自ら考え自ら学び」を要求する以上、先生たちだって「自ら考える」ということを大切にした方がいい。

 

 

ルールを設けると、僕らは奴隷になる。

生きることが楽になる。

それに従っていれば、自分は正しいことをしているという錯覚を起こすからだ。

 

 

これは恐ろしいことだ。

 

 

本当に大切なことは心の内側にある。

大切にしたいことを大切にして生きる。

そっちの方が重要なのだよ。

 

 

僕は「僕のルール」に従って生きている。

 

 

僕が勤務している学校でも、他校に漏れず、昼食を残させないという指導をしていた。

だから、いつまでもランチルームで先生と生徒が格闘していた。

 

 

「なんとか口に入れなさい」

「もったいないでしょう」

 

 

僕はバカなのか?と思っていた。

それで、僕は自分の学年では、そういうことを一切しなかった。

 

 

ただ、「もったいない」とは思ったので、「食べ残すぐらいなら、あらかじめ給食を減らしてもらいなさい」と指導した。

 

 

ニンジンがどうしても食べられない子がいた。

そんな子には、「人参が大好きな子にあげな」と声をかけた。

 

 

そしたら、他の学年の先生から注意を受けた。

「衛生上、食べ物を上げるのは禁止」なのだそうだ。

 

 

僕は「バカなのか?」と思った。

 

 

今から食べる物を口をつける前に、皿から皿へ移すだけだ。

その移動だけで衛生的に悪化するなんて、どんだけ不衛生なの?と思った。

 

 

まあ、そんなわけで、じゃあ仕方がない。

食べ残しも「あり」にした。

 

 

食器の返却窓口で他学年の先生に叱られる生徒たち。

みんなは口々に「くればやし先生の許可を得ました」と言う。

 

 

当然、僕は嫌われる。

まあ、そんなことはどうでも良い。

 

 

僕は「僕のルール」で生きている。

 

 

牛乳も同じだ。

学校給食では牛乳がセットだ。

そして、クラスに数人、牛乳が飲めない生徒がいる。

 

 

残すと叱られ、鼻をつまんで飲んでいる。

今にも吐きそうな顔だ。

 

 

僕は「牛乳が空になるより、床に牛乳吐かれる方が困るな」と思った。

そんなわけで、牛乳担当の先生に相談をした。

 

 

そもそも、牛乳が身体にいいなんてのは迷信であることはよく知られた話だ。

無理して飲ませる必要などない。

 

 

 

だが、驚きの返事が返ってきた。

 

 

「牛乳を飲ませることが我々の仕事です」

 

 

バカなのか?

なあ、バカなのか?

俺たちの仕事は、牛乳を飲ませることなのか?

 

 

僕はバカが嫌いだ。

話す時間が無駄だからだ。

 

 

僕は保護者に連絡をし、片っ端から「牛乳アレルギー」を生み出した。

アレルギーならば仕方がない。

誰も文句のつけようがない。

 

 

牛乳が飲めない子どもは、牛乳を頼まないように変えた。

僕は「僕のルール」で生きている。

 

 

そして、このくだらない世界から足を洗いたくて、僕は「学校の先生」を辞めた。

やはり、ルールがある以上、ルールを破るのは良くない。

そんなことをみんながやれば、組織は組織ではなくなる。

 

 

だから、僕はもう「学校の先生」はやれないな、と思ったのだ。

ルールに縛られる生き方はできない。

やりたいことをやりたいように生きたい。

自分のルールは自分で決めたい。

 

 

ルールは、何も考えない人間を作る。

ルールは、奴隷を作る。

 

 

何が大切か。

必要なのは、自分の中にある「ゆずれないルール」だけだ。

それに従って生きるならば、嫌われたってかまわない。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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