メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

学校が子どもを守ってんのも忘れちゃいけない。 No.995

配信時刻:2018-02-03 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

この春から新しいビジネスをスタートします。

婚活支援サービスをスタートします。

婚活業界に革命を起こす感じです(笑)

 

 

その準備を進める傍ら、『子育て万博2018inあいち』『子どもとつながるしつもんカレンダー』の両プロジェクトを進めています。

もちろん、『子どもとつながる問いかけの魔法』講座をもっといろんなところでやりたい!

 

 

ただ、ここ数日はイベントオーガナイザーとしての仕事で、自分の企画の方は手が回っていない状況でした。

たぶんどこかで破綻します(笑)

忙しすぎるんです…。

最近、マジで朝起きてから寝るまでず〜っと仕事をしています。

息抜きゼロで…。

 

 

コタツに住んでるんじゃないの?って感じです。

何か一緒にやりたい人、教えてください。

さらに忙しくしてやろうと思います(笑)

 

 


船越耕太さん『人生が変わるうどんづくり講座』

【日時】
2018年3月4日(日)
10:00~15:00(開場は9:40~)
 
【会場】
刈谷市中央総合学習センター(総合文化センター内)
調理実習室

https://www.facebook.com/events/1611176448950212/

 

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船越耕太さんの重ね煮と命と食のお話会

【日時】
2018年3月6日(火)
10:00~14:00(開場は9:40~)
 
【会場】
我が家

https://www.facebook.com/events/212682095956175/

 

フェイスブックをされていない方で、詳細をお知りになりたい方は、このメールマガジンにご返信くださいね。

詳しい案内を送らせていただきますので。

 


学校が子どもを守ってんのも忘れちゃいけない。 No.995

 

これまで、たくさんの児童虐待に関わる事件とも向き合ってきた。

正確には、「児童虐待を疑われる事件」ばかりだ。

実際に、保護したり立件したりという形になるのは、やはり少ない。

 

 

子育てというものが、「家庭」という閉鎖的な空間で行われている以上、実態をなかなかつかみにくいのだ。

できれば、警察のご厄介になる前に、なんとかしたい。

親に改めてもらい、親子でうまくやってほしい。

それが、先生たちの気持ち。 

 

 

まあ、その思いが判断を遅らせたり、鈍らせたりもするのだけれど。

親とも子とも接する先生たちは、世間が思うほど冷徹ではない。

案外義理と人情の人たちなのだよ。

 

 

僕が相手にしてきた子どもたちは中学生だ。

きちんとコミュニケーションが取れる子どもたちばかりだ。

それでも、正確に実態をつかむことは難しい。

 

 

当然、都合のいい部分しか子どもなんて話さないからね。

「親に殴られた」なんて言っても、それで「はい、虐待!」とはならない。

これ、けっこうシビアなんだ、実際は。

 

 

 

虐待と躾の境界線が曖昧な部分もある。

いや、これはもう、全然曖昧ではないのだけれど。

親がどんな躾をされてきたか、にもよるのだ。

 

 

案外、虐待をしてしまった親が、同じような子育てをされてきた場合も多いわけで。

僕らが知っている子育ては、自分がされてきた子育てだったりする。

 

 

考えてもみてほしい。

僕らは、「子育て」を学ぶ場面はない。

自分がされてきた子育てしか、経験がないのだ。

 

 

幼少期から殴られて育てられた親は、「殴ることこそが子育て」と考えても仕方がないだろう。

そんなわけで、こちらの正義をぶつけると、100%敵対する。

 

 

正義の反対は「別の正義」なのだ。

自分の子育てに罪悪感をもってくれているならまだいい。

だが多くの場合、「何がいけないのか?躾じゃないか!」という反応になる。

 

 

だから、難しい。

子ども自身も、幼いころからそういう子育てをされてきていることが多い。

簡単に言えば、今日に始まってことじゃないのだ。

「ご飯を食べさせてもらえないこと」が当たり前だったり、「殴られること」が当たり前だったりする。

だから、実態をつかみにくい。

 

 

そのあたりは、養護教諭(保健室の先生)や女性教諭のアンテナって高くてね。

身体の変化をいち早くキャッチしてくれたりする。

 

 

肉体的な傷がわかりやすく残っている場合は記録に撮っておく。

だが、この手の事件はアプローチが極めて難しい。

 

 

制服の汚れとか、靴下の汚れとか。

調理実習の食材を持ってこないとか。

すごくいろんなセンサーで家庭の異変を感じ取る。

 

 

まあ、一番は子どもの表情だけどね。

 

 

「先生なんて」とか言うけれど。

プロの教師をなめてはいけない。

表に出ないだけで、水際で子どもたちを守っていることは山ほどあるのだ。

 

 

ただ、実態をつかんでからも、アプローチがなかなか難しい。

学校からのアクションによって、「これはマズい」と改めてくれるなら良い。

だが、敵対し表に出なくなったり、さらなる折檻を恐れて子どもが話さなくなったり。

最悪、登校させないなんてケースも考えられる。

 

 

けっこう学校現場はすれすれなのだ。

もう家庭環境なんて十人十色だし、その実態をつかむのは極めて難しい。

 

 

何の情もなく、学校が「それっぽいこと」をつかんだ瞬間に児童相談所に連絡をし、児童相談所が保護をしたら、おそらく大変なことになる。

まあ、児相はパンクするだろうし、親子の関係を壊してしまうこともあるだろう。

だから、学校はスレスレの判断をしている。

 

 

警察ではないので、なんの権限もない。

そのうえ、子どもたちの一番近くにいて、子どもたちのことを一番考えているのは「学校の先生」なのだ。

学校の先生を舐めるな!とアタシャ言いたいね。

 

 

ところがドッコイ!

事件が起きると、「学校は何をしていたんだ!」「児童相談所は何をしていたんだ!」となる。

児童相談所に足を運ぶと、彼らもけっこういっぱいいっぱいだったりする。

案件が多すぎるのだ。

そして、家庭に踏み込むような権利はなく、案外僕らと大して変わらないなぁ…と思ったりする。

 

 

 

学校の先生は、日々の多忙な業務と同時進行で起こる家庭のゴタゴタにも目を光らせているわけだ。

家庭のことは学校に関係ないじゃないか!と思うかもしれない。

 

 

でも、そうではない。

家庭がクッチャクチャの子どもを救えるのは「先生」しかいないのだ。

病院の先生は?

病院なんて連れていってもらえない子もいるんだよ。

 

 

日本に住んでいれば就学通知書がやってくる。

この国で暮らせば「学校」に通わねばならなくなる。

就学児検診なんてものもある。

 

 

そうやって、子どもの実態をつかんでいる部分は大きい。

まあ、いろんな考え方があるだろうけど。

僕はこういうある意味、行政がむりやり介入することで、子どもが守られているところもあると思うんだよな。

僕は幼稚園や学校の先生、保育士さんが子どもたちのセーフティーネットになっていると信じている。

 

 

学校批判を簡単にするのだけれど、学校があることで守られている子どもは山ほどいるのだ。

身体測定で体重や身長を測ることは、ネグレクトの早期発見につながる。

検診の再診に行ってくれるか、とか、書類を出してくれるか、とか。

学校はプロだからね。

そういうところも見ている。

 

 

はっきり言って、この手の問題はけっこうスレスレなんだ。

家庭を責めるだけじゃ何も変わんない。

学校や児童相談所を責めるだけじゃ何も変わらない。

 

 

僕はそう思うんだよな。


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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