メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

「問いかける」という魔法 No.651

配信時刻:2017-02-14 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨日、最後の道徳の授業を行いました。

中3最後の道徳教材は『風に立つライオン』byさだまさし。

僕の中の鉄板です。

 

昔お世話になった校長先生から勧められて、中3最後の道徳は『風に立つライオン』なのです。

若い先生が授業を見たいというので、できるだけ普通の授業展開で行いました。

 

教材を読み、思いを伝え合う。

特別なことは何もありません。

でも、特別ではない中に、実は特別を隠している。

 

授業が終わったあと、子どもたちの感想に目を通すんですね。

そうすると、やはり授業の質の違いを感じます。

 

自画自賛したいわけではないです。

ただ、やはり毎日毎日授業力を磨いてくると、子どもに返ってくるんだなと痛感しました。

 

「僕も、僕の草原で、風に立つライオンでありたい」

さだまさしさんの言葉です。

 

子どもたちは、これから自分の足で立つことになります。

それぞれの草原で、風に立つライオンであることを願います。

 

 

願いを込めて授業をする。

こんな幸せなことはありません。

 

 


講演会『人は人を幸せにするために生まれてきた』

講師:新美健史氏
   一尾茂疋氏
   くればやし ひろあき

日時:2017年4月2日(日)
   13時30分〜17時

会場:豊田市福祉センター
   (愛知県豊田市錦町1丁目1番地1)

参加費:2000円

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「問いかける」という魔法 No.651

 

子どもの言葉を引き出す

子どもに問いかける。

これ、家庭でも学校でも、すごく大事にしていることです。

「問いかける」って「しつもん」に似ている。

でも、ちょっと違うんだな。

「しつもんするけど、答えは求めない」

そんな感じ。

 

 

問いかけるとき、僕ら大人にはどこか「期待している答え」が存在する。

「こんな問いをしたら、こんな答えが返ってきてほしい」だとか「この流れなら、この答えでしょ?」とか。

ついつい意図を放ってしまうんだ。

 

でも、そういうのは手放してしまう。

投げかけておしまい。

そんな感じ。

 

 

「子どもにどんな質問をしたらいいですか?」

よく聞かれます。

良い質問をしたら、良い答えが返ってくると思ってる?

それは大きな勘違い。

 

実は、問題なのは「どんな質問か」ではなく、「どんな在り方で問いかけるか」だったりするの。

 

たとえば、「それでどうしたいの?」なんて尋ねたら、「あの高校に行きたいです」なんて言う。

「じゃあ、そのために何をしますか?」

なんて尋ねる。

 

 

子どもって敏感だからね。

大人の意図をすぐに感じ取る。

「ほら、勉強しろって言うんでしょ?でも、ヤル気がないっす」

 

 

そんな言葉を聞くと、カチンとくる。

そのカチンは、「コントロールしたい」って思いから生まれるんだけど。

 

それで、「そんなことでどうする?」なんて言って説教が始まる。

だから、子どもは話したくなくなる。

 

意図を手放して、子どもの言葉を信頼すること。

「問いかけ」はどんな答えも正解。

答えが出なくても正解。

 

 

ところが、大人はね、子どもの答えを正解、不正解とジャッジしてしまうことがあるんです。

 

どんな答えでも受け止める。

そういう在り方で子どもに問いかけるんだよね。

 

指導しているわけでも教育しているわけでもないの。

子どもの内側にはちゃんと答えがあるの。

それを引き出すお手伝いをしているに過ぎないの。

 

「ヤル気がないっす」

 

「そうか〜、やる気にならないんだね。最近はどんなことにハマってるの?」なんて問いかける。

 

「特にないっす」

 

「これまではどう?小さいころとか」

 

なんて展開していくわけ。

意図はあるな。

意図がないなんて言ったら嘘になる。

「言葉を引き出す」

それが意図。

 

でも、誘導はしない。

コントロールはしない。

僕が答えを用意しておいて、そこに導くようなことはしない。

 

 

それって、ついつい大人がやってしまうことなのだけど。

 

信頼している相手にしか本音って話さないでしょ?

じゃあ、あなた、信頼されてる?って話なわけ。

 

人間関係は鏡だから。

子供を信頼してなきゃ、子供に信頼なんてされないよね。

シンプルな話なのさ。

 


子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

子どもを信頼すると、言葉は引き出される。

 


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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