メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

もっと優しくなりたいあなたへNo.633

配信時刻:2017-01-26 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

今日は、私立高校推薦入試の出願日。

朝からバタバタと子供たちを送り出します。

 

午前中は、戻ってきた子供たちから受け取った受験票などのチェックに忙殺されます。

そして、午後からは公立高校受験者の個人懇談会。

夕方からは、私立一般受験をする生徒の出願書類の最終チェックを職員総出で行います。

 

まあつまり、今日も息つく暇のない1日なわけです。

こういうことは日本中どこの中学校でも行われていること。

それを「当たり前」と思うか、「ありがたい」と思うか。

 

視点を換えると、世の中の見え方は変わります。

 

 

昨日、『ビリギャル』を読みました。

「読み物としてはおもしろいな」と思いました。

ただ、あの女の子が通っていた高校の先生は、おもしろくないだろうなと。

なかなかの書かれ方をしていますね。

 

先生たちの言葉、たしかにひどい。

でもね、あれはお母さんのフィルターを通して聞いた言葉なんですよね。

当然、脚色もあるわけで。

優しい書き振りで、「学校の先生はああゆう進路指導するのが普通だよね?」って感じで書かれているのは、(う〜ん、なんだかねぇ)と思いました。

なるほど、これは教育関係者にはおもしろくない本かもしれません。

 

校則破って、社会のルールを破って、授業中も寝てて、それでも卒業させてくれたわけで。

そんなに一方的に攻撃することはないのにな…。

優しい書き振りが、余計に悪意を感じるわけでして。

 

とはいえ、すべての物語は創作物です。

作り手の意図があるわけ。

ドキュメンタリー映画だって、映画監督によって切り取られた一つの世界なのですから。

そういう視点で読んでみると、新たな発見があります。

 

娘がギャルで偏差値が低くてなんとしても大学に行かせたい親は、100万円積んでこの塾に通おうと思うわけです。

学習塾のパンフレット、フロントエンド商品としては、よくできた作品です。

 

あの表紙で参考書のコーナーに並ぶ。

「ビリ」「偏差値」「慶応」の文字が飛び込んでくる。

そりゃ嫌でも目にとまる。

うまくできてるわけです。

 

視点を換えると、世の中の見え方は変わるんですね。

 

 


もっと優しくなりたいあなたへNo.633

 

若いころ、保護者を見て「親なんだから、ちゃんと教育しなよ」と思った。

親になって思うのは、「親をやるって大変だな」ということ。

そんな、簡単ではありませんでした。

親になって初めてわかる親心がありました。

 

 

子供のころ、先生たちを見て「先生、もうちょっとちゃんとしてくれない?」と思いました。

その気持ちは今も変わらないのだけれど。

先生になって思うのは、「先生やるのも簡単ではないな」ということ。

多忙な毎日は、時に自分を見失うこともあります。

 

 

去年のクリスマス。

予約したピザが焼けてなくてピザ屋さんに批判が殺到するニュースがありました。

大学生のころ、ピザ屋で配達のバイトをしていた僕は、クリスマスの日のピザ屋の地獄絵図を4年間、目の当たりにしてきました。

 

 

だから、あの事件でバイトの子たちを責めてる人たちを見ると、気持ちはわかるんだけど、なんだか居たたまれない気持ちになるわけです。

 

そういえば、東海豪雨の日もひっきりなしに注文が入っていました。

冠水して道路も走れないのでオーダーストップ。

僕はオーダーを受け取る電話の前で謝罪し続けたんです。

「配達できない」と伝えるたびに、電話口から不愉快な言葉を浴びせられましたっけ。

 

 

相手に優しくなれるのは、相手のことを知っているから。

相手のことを理解しようとするから。

 

嫌いな相手のことを僕らは深く知ろうとはしない。

知りたいとも思わない。

だから、優しくなんてできないわけで。

 

 

今、世界に足りないのは『理解』だと思う。

「理解してもらいたい」という人は多いけれど、「理解しよう」とする人は少ない。

 

「わかり合う」のスタートは、まず相手を知ろうとすること。

親も子供も先生も、互いに相手を知ろうとすることがスタートラインなんだと思うの。

 

「あの子はそういう子です」

「私は、この子のことは何でもわかっています!」

「あの親は、こんな親です!」

 

そんな言葉を聞くたびに思う。

他人のことは、わからぬことの方が圧倒的に多いのだ。

だから、わかったつもりになっちゃいけないよ。

わかっていないことを自覚すれば、わかろうとできる。

わかろうとするから、優しくなれる。

 

変えられるのは自分だけなのです。

 


子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

相手を理解しようとするだけで優しくなれますから。

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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