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【緊急性の高い、難しいご相談でした】 「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2025-11-16 12:00:00
- 【緊急性の高い、難しいご相談でした】 「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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(今日のフジイ)
本日は夕方から 「教師のための起業塾」 を開講します。
毎月第3日曜日に開催している講座で、今回で67回目となります。
今月のテーマはビジネスと法律との関係についてです。
教職時代もそうでしたが、私は業務に影響する法律が気になる方でして・・・
トラブルや想定外の事態に対処する仕組みを考えることを重視してきました。
この30年間ほどでビジネスを取り巻く法律は多様化・細分化しています。
独立起業をめざす先生方のために、そうした関連法律の基本を解説したいと思います。
毎月開催の本講座にご関心ありましたら、こちらをご確認くださいませ。
https://www.kyoushi-tensyoku.com/%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%A1%BE/
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昨日、かなり難しい問題のご相談を受けました。
「クラスの生徒たちの間で、いじめかどうか判断に迷う事案が発生しました」
この言葉からご相談がスタートしました。
こうした時にまちがえてほしくないのが・・
「いじめかどうかの判断」 を優先してしまうことなんですよね。
これは多くの学校でよく見られるまちがいの典型となっています。
被害者や目撃者の申告があった時点で、すでに 「いじめ発生」 と考えるべきです。
もちろん早急に処分を下せという意味ではありませんよ。
いじめが発生しているという前提で対処を進めて行かなければならないという意味です。
「いじめかどうか」 の意味付けで職員室が紛糾することほど無駄な時間はありません。
そんな議論に時間を費やしているから、事態が悪化していくのです。
まずは事案発生と想定して、適切な対処を手順通りに粛々と進めて行くべきなのです。
「よく調べてみたら、いじめではなかった」
そうなってくれれば本望であり、調査への協力を生徒たちに感謝すれば済む話。
違っていたらどうしようと迷いに迷って対処が遅れることこそ、最も危険な事態です。
いじめは先生方の目につくように、表立って行われることは少ないです。
水面下で、周囲には気付かれにくい状態を維持しながら、着実に進行するものです。
最悪の場合には被害生徒が自殺をしてしまうケースも決して少ないとは言えません。
最優先されるべきは生徒たちの生命・心身の安全です。
それよりも優先されるべきものは、教育現場にはありませんよね?
一定の人間関係の間において、心理的・物理的な影響関係が生じている。
かつ、被害者(と目される生徒)が心身に苦痛を感じていれば、これはいじめです。
政府通達や教育法規においても、この点は明確に示されています。
今回のご相談は、実際には以下のような内容でした。
◇LINEグループチャットでの、ある生徒の発言が誤解を生んだ
◇悪口を言われたと勘違いした生徒が、怒って相手の悪口を書き込んだ
◇他の複数の生徒たちも同じように、発言者である生徒の悪口を書き込んだ
◇発言者である生徒が精神的に参ってしまい、不登校になってしまった
これは客観的な流れからして、いじめの発生と考えるべき状況です。
しかしこの状況下でも、やはり対応をまちがえるケースは考えられます。
「最初に発言した生徒の方にも、配慮が足りなかったという問題があるよね」
これは経緯の一部でしかなく、いじめの発生を否定できる要件ではありません。
複数の生徒たちが、一人の生徒に対して集中砲火を浴びせた・・・
その事実こそがいじめであり、理由がどうだったかということとは別問題です。
こうして対処に水を差す言葉を発する人物を 「冷静な第三者」 と呼ぶのだそうです。
「頭が良くて物事が深くまで見えている人」 という誉め言葉ではありません。
適切な対処を阻害し、被害生徒の救済を遠ざけてしまう人物を呼ぶ表現なのです。
「自分が悪いんだから責められて当然だ」
「配慮が足りなかったのだから、悪口を言われても仕方ない」
冷静な第三者の発言は、いわばこうした理不尽を押し通すことと変わらないのです。
このような場面では、関係した生徒たちに対する声掛けが特に大切です。
「それって、言われたらイヤな気持ちになると思うよ?」
「みんなは笑ってるけど、これはちょっとやりすぎじゃないかな?」
「あの子、最近元気ないよね。もしかして、気付いてないの?」
「そういうの、見ててあまり気分よくないなあ」
こうした言葉がけとともに、自発的な内省を促すべき場面ではないでしょうか・・・
被害者の立場からすると、実は、最大の加害者は何もしてくれない傍観者。
それが学校の先生だったということになっては、あまりにも悲しいことですよね。
とまあ、このようなお話を昨日のご相談ではお伝えさせていただきました。
ご自分のクラスでの事案ですので、さぞご心労のことと思います。
引き続き解決へのサポートを丁寧に進めてまいります。
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