「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー
【教師の成長と協働者としての生徒】 「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2024-07-09 12:00:00
- 【教師の成長と協働者としての生徒】 「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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私立高校で働いていた頃、「もったいないなあ」 と思う場面を時々目にしました。
せっかく正しいことを生徒に説いているのに、伝わっていないのです。
言い方の配慮が不十分だったり、放り投げる返答だったりする先生がいたのです。
そんな時の子どもたちの反応はこうです。
「わかってるけど、そんな言い方ひどすぎますよ」
そうです ・・・ わかっているのに素直に受け取れない。
つまり、もったいないんです。
私も若い頃は分別が足りず、よく生徒とぶつかってしまいました。
頭ごなしで押し付けるような発言をしてしまうと、聞いてもらえません。
子どもたちは正しいと知りながらも素直に聞けなくなってしまうんですね。
これは感情の問題ですから、ちょっと工夫をするだけで改善できます。
また余計な問答の時間をなくすこともできます。
私がこのことに気付けたのは、教師になって何年も過ぎた時でした。
その後はいつも、子どもたちに結論を出してもらうように対応を変えました。
実際には正しい回答に導くのですが、結論は自分で決めてもらう対話です。
こうするだけで子どもたちは、素直に受け止めてくれたのです。
学年主任となってからは、日常的にこんな発言も使いました。
「一緒に新しい学校を創っていく同志だと思っているよ」
決して媚びるつもりではありません。
学校が社会から好意的に認知されるには、彼らの協力が不可欠だからです。
私学にとっては社会的評価が経営を左右しますので・・・
彼らの校外での行動は、そのまま外部評価につながります。
だからその通りに話をして、理解を得る努力をしてきました。
彼らは私の考えを知っているので、厳しい言葉も受け止めてくれたものです。
見落としがちなことですが、教師の仕事の良し悪しは、子どもたち次第です。
子どもたちの理解を得て協力してもらえるかどうかで、結果が変わるのです。
指導する立場というだけではなく、「協力してもらう」 立場でもあるわけです。
人間同士、お互いに相手の価値を高め合う関係にあるのではないかと思います。
いかに 「人生の先輩」 とはいえども、彼らから学ぶべき場面も多いはずです。
それによって成長する日もあるはずですよね・・・
「子どもたちから学びとろう」 という意識を持つ時、飛躍的に視野が広がります。
その意識が教師の言葉を変え、態度を変えていきます。
子どもたちの眼には、そんな教師の努力は必ず好意的に映っているものです。
こうした人間関係の改善にはコーチングが最も効率よく、また着実に機能します。
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藤井 秀一(ふじいひでかず)
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・監事/キャリア教育事業部長
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