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【信用できない過労死の件数】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2023-08-06 12:10:00
- 【信用できない過労死の件数】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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『過労死等防止対策白書』を読むと、毎回のように強い違和感を覚えます。
この資料は厚生労働省が国会に毎年報告を行う年次報告書です。
(過労死等防止対策推進法の第6条に基づく)
なんと312ページにも及ぶ、とても大きな資料です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/karoushi/22/index.html
私が気になっているのは、公務災害の受理件数・認定件数の少なさです。
学校職員・教育職員に限定した話ではなく、他の公務員についても同様です。
認定件数はもちろんのこと、私は申請される件数自体が少ないのだと推測します。
ここに『地方公務員の公務災害の補償状況』抜粋版をご紹介します。
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001001671.pdf
この抜粋版を読み通すだけで、皆様にも私と同じご感想を持っていただけると思います。
「こんなに少ないはずがないだろう!」と。
もちろん受理・認定されないケースが多発することも承知しています。
それにしても、表内の数値はどの職種にかかわらず少なすぎると感じるのです。
私はこう考えています。
「本人や家族でさえも気付けなかった過労死がたくさんあるに違いない」
過労死の多くは突然の心疾患や脳疾患のような姿で発生します。
見た目としては、「不幸な事故」のようにしか見えないものなのです。
もちろん厚生労働省が数値をごまかしているわけではありません。
現場から報告された数値そのものが実態を表していない可能性があるのです。
私は過去に、お客様を一人、過労死で亡くした経験があります。
ご本人は私との面談後、明るい未来を想像して笑顔で自宅へ帰っていきました。
しかし翌朝、警察からの電話で私はお客様の他界を知ることとなりました。
「もともと身体が弱かったんだろう」と思いますか?
いいえ、恐らくそうではありません。
真面目で能力が高く、責任感の強い人ほど危険な立場だと言えます。
そういう人には仕事が次から次へと降ってきやすいためです。
そうした人は何事にも手を抜けず、すべてに全力投球の姿勢を貫いてしまうのです。
人生そのものから「すきま時間」が失われていく傾向が見えます。
ですから、ただ単に勤務時間が多いというだけではないような気がするのです。
ご理解いただきたいのは、「教師は融通が利かない」わけではないということ。
教育界の仕組みや慣習・慣例、いや、因襲による弊害が背景にあるのです。
私は業界全体が時代の変化から取り残されている感を強く持っています。
企業人の世界でも過労死は多発してきました。
能力の低い人物だけが該当するわけではないですよね?
現実的には、まじめで仕事に手を抜けない人々が悩みの淵にいるのです。
昨今の過労死に関するニュースの数々を読み返してみてください。
犠牲者となっているのは、どなたも仕事に手を抜けないまじめな人々です。
どうか苦悩する人々への誤解を解いていただけるよう、切にお願いいたします。
(お知らせ)-----------------
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