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【自分へのダメ出しを急がないで】「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2023-06-28 12:00:00

【自分へのダメ出しを急がないで】「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

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「私は何をやってもダメな人」

教育界にはこんな自己評価をする人が、信じられないほどたくさんいます。
他人と自分を比較して、一方的にマイナスの自己評価を下してしまうのです。
しかしそのほとんどは的外れだと言わざるを得ないようです。

そもそも他人と自分を比べること自体が無意味です。
あなたが見ている「その人」は、実は「その人」のすべてではありません。
「その人」はうまくいかない部分を人に見せないだけかもしれませんよ。

あなたにはふだん、「その人」のほんの一部しか見えていません。
職場に限定された、それも「見せてくれる部分だけ」を見ることができるのです。
「その人」の失敗や本当の悩み、マイナスの自己評価を知らないだけです。

他人と自分とでは、自己評価の物差しも同じではありません。
生育環境も学んだことも、出会った人々も人格も、まったく違うのですから。
いわば悩みどころや困りどころは人それぞれだということです。

それに、自己評価の評価軸そのものも同じであるはずがないのです。
めざす目標や重視する要素、あるいは何をもって失敗ととらえるかなどなど。
これらの指標は誰一人として同じであることはありません。



余裕があるように見える「その人」も、実は余裕なんかありません。
失敗に慣れているだけ、つまり経験で回復の学習を重ねただけなのです。
そのおかげで『対処』のレパートリーが増えているだけでしかありません。

授業参観や研究授業をやれば、「その人」もあなたと同じく緊張します。
すべての児童生徒から納得してもらえるわけではない現実もあなたと同じ。
自分の欠点や不足に悩まされている毎日も、あなたとまったく一緒です。

違うのは、他人に自分の弱点を見せても意味はないと割り切っていること。
誰にでもステージに応じてさまざまな悩みは発生すると知っていること。
悩み込む時間があるなら解決に向けて動いた方がお得だと学習していること。

そしてこれらの事実は、「相手から見えているあなた」にも同じことが言えるのです。

どんな人であれ、長所もあれば短所もあります。
あなたは自分の短所を軸として他人を良く評価しているにすぎません。
(その短所ですら多くは思い込みかもしれませんが・・・)

もともと人間は、慣れていないことを上手にできる生き物ではありません。
世のなかに『完璧な人』などいるはずがなく、実にナンセンスな話なのです。

考えてほしいのは、完璧にできているかどうかではありません。
他人と自分を比べることでもありません。
「今日の自分は昨日の自分より一歩前に出ているかどうか」です。

他人と自分を比べるせいで、もし、行動にブレーキがかかっているとしたら?
それこそ本末転倒であり、「もったいない」という表現が適切な状況です。
そのために子どもたちの問題解決が置き去りにされてしまうのですから・・・



こう言っては何ですが、本当に『デキない人』はデキない自分にすら気付けません。
かつての私の職場にも何人かいて、いつもイライラさせられたものです。
何ができていないかさえ考えもしない姿を、何度も見せつけられました。

他人と自分を比べて劣等感や自己嫌悪を覚えてしまう・・・

それは言い換えれば、「責任感や成長心の強さ」の表れでもあります。
本来なら長所として前向きに活かせる思考特性でもあるわけです。

あなたが『デキる人』と評するあの人も、あなたと同じ特性を持っています。
何度も試行錯誤を重ね、一つずつ問題をクリアしてきたにすぎません。

その作業を始めた時期が、あなたよりほんの少し早かっただけなのです。
あるいはそうした取り組みをする機会や分野が、あなたより多かっただけなのです。
つまり、その分たくさんの失敗や自己嫌悪を体験してきたということです。

ご自分へのダメ出しを、どうか急がないでください。

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-教師の転職相談室からのメッセージ-
1.必ずしも教師を続けるべきとは限りません
2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
3.転職の武器は「能力」ではなく「準備」です
4.教職はやり直せても人生のやり直しはできません


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  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
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