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【教育とは何か:教職救世塾だより01】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2023-04-23 18:00:00
- 【教育とは何か:教職救世塾だより01】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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その一端を皆様にも当記事でお伝えしていきます。
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「教育とは何か」
あなたが堅持している教育目標は何ですか?
そもそも教育とは何をすることなのでしょうか。
・単純に勉強を教えること
・単純に指示に従わせること
・単純にルールを守らせること
これらはもちろん教育とは言えません。
むしろ「訓練」と呼ぶべき範疇でしょう。
我が国の『教育基本法』第一条には、「教育の目的」という副題が付けられています。
その条文を見てみましょう。
「(教育の目的)第一条
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として
必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」
本文から、国家の教育の目的は「人格の完成」であることがわかります。
学術以前に全人格的な社会的成長をめざしているということですね。
かつて私はある私学の理事長校長先生から、こんな教えをいただきました。
「公立学校は国民を作り、私立学校は市民を作る」
私が最も尊敬していた私学経営者の一人でしたが、残念ながら他界されました。
東京女子学園中学高等学校の故・実吉幹夫理事長校長先生です。
東京都私立中学高等学校協会の会長・副会長ほか、全国私学連の役員も務めた方です。
この言葉は、そののち20年にわたって私の教育観・教師観に影響を与えています。
公教育は国家国民の未来像を左右し、私教育は市民生活の変革を支える基盤となる。
「正統な意味でのナショナリズムとシビライゼーションとの役割分担だろうか」
若かった私は、このように解釈しました。
私は私立の高校・大学に通ったため、先生のこの教えには胸に響くものを感じました。
公教育と私教育は相互に刺激し合い、日本の文化的発展を支えた縦糸と横糸なのだと。
戦後日本が早々に立ち直れたのは、この教育システムが織りなした成果なのでしょう。
そうであるならば、私たち現代人もその力を引き継いでいかなければなりませんね。
我が国は戦後、国際社会との関わり方を柔軟に変えながら発展を遂げてきました。
インターナショナル時代、トランスナショナル時代、そして現代のグローバル社会。
いや、すでに時代はボーダレス社会に移行しているかのようです。
大不況や大震災などを経験しながらも、なぜこの国は致命的な痛手を負わないのか。
その背景には、先人たちの築いてきた教育の成果が厳然として存在しています。
いわば現代の私たちは、そのおかげで安寧を享受できていると言ってもよいでしょう。
堅城の礎石のごとく築かれたその教育成果を、私たちはどう守っていくべきなのか。
これには戦後日本の歴史における政府の失策をも振り返らねばなりませんが・・・
その話はまた別の機会に譲ることといたします。
大切なことは、この日本がどのように敗戦国から独立独歩への道を果たしたかです。
日本の精神性は世界的に見ても「大人」であると言えるでしょう。
その基盤はどう作られたのか、我々の何がその基盤を支え続けているのか。
「これを解き明かしていくことが真の日本再興の決め手となるのではないか」
私は長い間、そのように考え続けてきました。
日本国民の最大の美徳は「利他の精神」に裏付けられた集団規範であると思います。
そこには個人個人の精神的独立性が求められます。
言い換えれば「自立」と「自律」のバランスが取れた社会的生活態度です。
これを広く普及させるには、どのような教育を行えばよいのかを考えましょう。
その観点から、私は教育の目的をこう捉えています。
「教育とは、教育を必要としない高みにまで相手を連れていくこと」
つまり自信を持って手放せるレベルにまで相手を引き上げることです。
そして実際に、自信を持って誇りと共に相手を手放してやることだと考えます。
「教育とは何か」
私はその概念に答えを求めつつ、25年にわたる教職時代を過ごしました。
いま新たに『教職救世塾』を立ち上げるに当たり、理念を再確認したところです。
日本全国の教師が自信を持って人材輩出できるよう、今後も支援を強化してまいります。
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