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【会議の参加を辞退してみたお話】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2022-12-24 12:00:00
- 【会議の参加を辞退してみたお話】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年の国家資格キャリアコンサルタント藤井秀一です。
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先週、ある学園のプロジェクト会議に呼ばれて臨席しました。
学校改革を提起・推進するための会議だと、学園長から聞いていました。
私は「顧問」 という立場での参加です。
ただ、「主任級の教員を集めました」 と言われた時点で、ちょっと不安を感じました。
「ん? 希望された先生方ではないということかな?」
そして私の不安は見事に的中することに。
およそ 100 分にわたる会議、私はもちろん最初から最後まで参加しました。
しかし、会議の半ばから、すでにこう思い始めていたのです。
「こんなことなら、引き受けない方がよかったかな・・・」
なぜだかその理由をご想像いただけますでしょうか。
実は、教務部長の提起事項に対してことごとく・・・
「できない理由」 と 「やらない理由」 ばかり意見が返ってくるのです。
最後まで一言も発することなく我慢して聞いていましたが、とても疲れました。
(途中で発言せず、最後に総括する約束となっていたのです)
会議の終盤には人生から貴重な一日を奪われたような気持ちになっていました。
学園の生き残りを賭けた重要な会議と聞いていましたが、それは無理だと判断。
最後に総括を求められたので、次のようにお話ししました。
「私は改革活動の仕組みを構築し、資源の運用法を考案・指南するのが専門です。
しかし皆様はできない理由とやらない理由の収集を重ねていらっしゃるご様子。
私がお役に立てる場面はないと思うので、次回以降は参加をご遠慮申し上げます」
会議が終わってすぐ、私は昼食をとりに近くの牛丼屋さんに行きました。
おいしいご飯に舌鼓を打っていたところ、学園長から電話の着信。
はて、学園長は所用で役所へ出かけているはずなのに・・・
慌てて店外に出てお話ししてみたら、「今すぐお戻りください」 とのご依頼です。
急いで食事を終えて戻ったところ、ほぼ同じタイミングで学園長も戻ってきました。
私の発言に驚いた教務部長が、学園長に事の顛末を電話で知らせたとのことでした。
まあ、当然それはそうなりますよね。
再び会議のメンバーを招集し、今後の方針を再確認することに。
「次回からは改革案について資源を確認し、ゴール実現に向けたプロセス案を収集します」
学園長のこの発言で、どうにか収まった印象です。
そのあと先生方からはご丁寧な謝罪を受けることとなりました。
「言われて初めて、自分たちの基本姿勢に気付けました」 と。
このお話、どのようなご感想をお持ちになったでしょうか。
もしかしたら他人事のように聞こえたかもしれませんね。
「うちの学校はそんな状態じゃなくて良かったな・・・」 と。
しかし私は、どんな勤務先にもよらず、個人の先生方についても同じ心配をしています。
教職にある方々はその職務の特性上、「できない理由」 ・ 「やらない理由」 を考えがちです。
職員会議や日頃のチーム活動での会話を思い出してみてください。
実際にお勤め先の職場でも、そうした傾向はふだんから見えやすいことと思います。
あなたの身の回りに、該当する先生方が少なからずいらっしゃるのでは・・・
「できない理由」 ・ 「やらない理由」 から物事を考える癖がついてしまっていたら?
おそらく人生においても、さまざまな機会や成長を逃がし続けてしまうことでしょう。
決して組織の問題だけでは終わらない話だと、私は考えているのです。
定年退職する時に、「できること」 ・ 「やるべきこと」 が見えない自分になっている。
これはきっと恐ろしい後半生になるに違いないと思慮している次第です。
<あなたに知ってもらいたいこと>
-教師の天職相談室からのメッセージ-
1.必ずしも教師を続けるべきとは限りません
2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
3.転職の武器は「能力」ではなく「準備」です
4.教職はやり直せても人生のやり直しはできません
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学校リスク管理士 藤井秀一(ふじいひでかず)
NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
・エグゼクティブ・コーチ
・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
・認定エイジング・アドバイザー
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