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【お客様とのやり取り:進学拒否の巻】「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2022-11-02 12:00:00

【お客様とのやり取り:進学拒否の巻】「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

※個別面談では、その場で悩みの解決・改善への道筋をお示しいたします。
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先日、なかなか難しい内容のご相談が届きました。
私立高校にお勤めの先生からです。
Zoomを使って緊急の話し合いをすることとしました。

「ある女子生徒がかたくなに進学を拒否していて困っています」

成績は上位のほうで、一定のレベルの大学に進学できるはずだとのお話でした。
しかしいくら進学を勧めても、まったく考えを変えようとしないそうです。

「ほっといてください。 働いて好きなことで暮らしたいだけなんですから」

最近ではそう言って、話し合いまでも拒絶されてしまっているとか。
母親が進学を勧めても反応は変わらず、やはり話し合いをしてくれないそうです。
なるほど、たしかにこれでは心配になってしまいますよね。

担任の先生によれば、「進学したくない」のはウソではないか・・・とのご判断。
受験用の資料を手に入れてから急に態度が変わったためにそう感じたとのこと。
母子家庭なので、母親に学費の負担をかけたくないのではないかとの推測です。

担任の先生がそう読むのです。
おそらくその推理は当たっている可能性が高いのではないでしょうか。
とはいえ、そうはっきり問い詰めてしまうと、ますます頑固になりそうですね。



三者面談が近づいているそうで、担任の先生としては困惑しきり。
そして今回、こんなご質問をいただいたのです。

「三者面談で進学に気持ちが向くよう、何かしら工夫はできないでしょうか?」

うーん、お母様と根回しをして、進学に気持ちを誘導していきたいということですね。
「藤井先生なら、どんな工夫を考えますか?」と聞かれたのです。

これはもはや「工夫」というより、「脚本」と表現した方がよさそうですね。
国語科の教師だった私としては、ここで気の利いたストーリーを渡すべきでしょうか。
しかし数秒の間考えて、私はこんなお返事をしました。

「その工夫、やめておきませんか?」

当該生徒には、表に出せない願望が必ずあるはずです。
それを確認できていない状態で「工夫」に乗せようとすると・・・
かえってつらい気持ちにさせてしまう可能性もあるのではと感じました。

お母様は「娘が望むとおりに人生を進んでくれるのが一番うれしい」と話していたとか。
学費に関しても、現実的には特に問題はないというお話だったそうです。
そこで、こんなご提案を差し上げました。



「お母様に手紙を書いていただくのはいかがでしょうか」

娘さんに対して抱いている率直な気持ちを綴り、手渡しておくのです。
生徒が一人になった時にゆっくり読んで、母親の気持ちを受け止められるように。

娘の人生に対する思い、学費の心配はいらないこと、娘の幸せが母親の幸せであること。
そんな思いのさまざまを伝えていただいてみてはどうかと申し上げました。

「そうですね、押し込むように誘導するより、その方がよさそうですね・・・」

私の返事はあくまでもご提案ですので、お母様とご相談くださるようお願いしました。
何かしら変化があった時点で連絡をもらうこととなり、その日の面談を終えました。

それから4日後、待ちに待った連絡が届きます。
(逐次、途中経過はいただいていました)
さて、生徒に変化は見られたのでしょうか。

「希望大学も明示して、進学をめざすと言ってくれました!」

LINEのメッセージはこの一文で始まっていました。
「ああ、よかったなぁ」
メッセージを見て、私もつい、そうつぶやいてしまいました。

なんでもその生徒は、手紙を手に泣きながら、母親にこう言ってくれたそうです。
「お母さん、ありがとう」

私たち大人は、どうしても自分の思いに子どもたちを引き寄せたくなりがちです。
しかし彼らは彼らなりに多様な不安を抱え、それを処理できずに困っているものです。
本心を確かめることができないまま誘導を図るのは、なかなか難しいと思いました。

信じ、預け、任せて、待つ。
本人なりに考えてもらえる素材と時間を手渡すこと。
これが立ち返るべき生徒指導の原点なのだなと、再確認させられる一件となりました。



<あなたに知ってもらいたいこと>
-教師の天職相談室からのメッセージ-
1.必ずしも教師を続けるべきとは限りません
2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
3.転職の武器は「能力」ではなく「準備」です
4.教職はやり直せても人生のやり直しはできません


(以下、事務的なご連絡です)------------------------------------

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-「自分らしい働き方」を支援する、教師専門のキャリア・コーチ-
☆教職歴21年のキャリア・カウンセラー/エグゼクティブ・コーチ☆
 国家資格キャリアコンサルタント+学校リスク管理士 藤井秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
・エグゼクティブ・コーチ
・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
・認定エイジング・アドバイザー

-近未来教育変革研究所-
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【私の使命】
仕事を苦に自殺する教師をゼロにします。
精神疾患で休職する教師を半減させます。
先生方の「未来への悩み」を解消します。


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