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済み【あなたは悪くない】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2015-10-26 11:00:00

【あなたは悪くない】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
教職歴21年、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。


昨晩の東京・・・・かなり寒く感じました。
冬が着実に近づいてきていますね。
風邪をひかないよう、お気をつけてお過ごしください。


≪1.「私が悪いんです」≫

さて、昨日は1件の質問をお届けしました。


『思い描いた通りの理想的なはたらき方ができていないとすれば、それはなぜですか?』


環境のせいなのか?
自分自身の問題なのか?

冷静に、ていねいに、時間をかけて考えるよう、お願いしましたね。
なぜかというと、環境の問題と自分自身の問題を混同している人があまりにも多いからです。


私は初回面談の際、その確認からお話を始めることがあります。
どんな時にそうするか?
それは、お客様の口からこんな言葉が飛び出した時です。

「私が悪いんです」

今までも、何人もの方からこの言葉を聞きました。
時間管理ができない、仕事がいつまでも終わらない、失敗続きで困っている・・・・。
しかし私の判断では、ご本人が悪いケースはただの1件もありませんでした。

そもそも問題のある人は、自分で気付かないから改善する気もありません。
自分を責める人は常に改善を意識しているので、問題自体が少ないのです。


≪2.問題は職場にあり≫

例外なく共通しているのは、職場の仕組みの悪さと管理職の管理能力(+責任感)のなさ。
上司や先輩教員からは、心ない、通り一遍の指導(と見せかけた)の言葉が届くだけ。
すなわち・・・・

「あなたが変わらなければいけない」

この言葉に、次のような枕詞が付くだけです。
「もう学生ではないのだから」「もう中堅なのだから」「もう管理職なのだから」。

こんな上司や先輩教員なら、指導してくれないほうがよほどスムーズに仕事が進みます。
なんの解決にもならないどころか、不必要に混乱をあおることにしかなりません。


≪3.数値化してみよう≫

うまくいかない理由について、合計が「10」になるよう、比率を数値化してみてください。


(1)「職場の仕事自体が多すぎる」:「自分の仕事が遅すぎる」

(2)「人材育成の仕組みがない」:「自分の努力や研鑽が足りない」

(3)「教員の人数または能力の和が不足している」:「自分が業務を抱え込みすぎている」

(4)「管理職教員が無責任で現場を把握していない」:「自分が自分の責任を果たし切れていない」

(5)「そもそも管理職教員の管理能力が欠如している」:「自分の職務能力が不足している」


いかがでしたか?
あなた自身の問題ではないことが、浮き彫りになったのではありませんか?
そう、あなたが悪いわけではないのです。


≪4.文章化してみよう≫

以下の質問に対する答えを文章化してください。


(1)あなたはなぜ、それほどまでに仕事を進められないのですか?

(2)あなたの能力はなぜ、予想・計画よりも伸び悩んでいるのですか?

(3)あなたはなぜ整理できないほどの仕事を抱え込んでいるのですか?

(4)あなたはなぜ責任を完遂するための行動を起こさないのですか?

(5)職務能力の不足ではなく、周囲からの情報や支援は確実に届いていますか?


いかがでしたか?
私の質問に対する回答文を、すんなりとは作れなかったのではありませんか?

それは、あなた自身には問題の原因が存在しない、または少ないからなのです。
問題の多くの原因が、組織側・管理職側にあることがほとんどなのです。
私が数多くの相談事例から統計的につかんだ、厳然たる事実です。


≪5.あなたは悪くない≫

組織で働くうえでの問題は、組織のあり方に大きく左右されます。
『組織知』として、組織全体の知識・経験・能力の総和が、あなたを翻弄するのです。

平均年齢が低いから問題ある組織だという意味ではありません。
組織を構成しているすべてのメンバーの気持ちのあり方が問題なのです。
特に管理職のマネジメント能力は、職場全体の業務の「生き死に」を左右します。

自分自身を責めるように、上司や先輩教員から誘導されていませんか?
それは彼らの手慣れた責任回避の手法に騙されているだけです。
うかうかと乗ぜられてはなりません。

あなたは、あなた自身が本来預かるべき責任領域を整理すべきです。
そして、背負うべきではない問題に対する、自己否定や自己嫌悪をやめるべきです。
そのまちがいは職務全体の停滞と混乱、そして欺瞞を生み出すもととなるからです。

あなたが今やるべきことは、自分の責任範囲を再確認して、適切な処置を講ずること。
自分自身の業務の「選択と集中」に、もっと時間と気持ちを向けてほしいと思います。
組織に起因する問題までも、あなたがその責任を背負う必要はないのです。


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☆教職歴21年のキャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント☆
  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会 キャリア教育事業部長
・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)
・認定キャリアコンサルタント

-近未来教育変革研究所-
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