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【「授業が下手」からの脱却】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2021-11-14 12:00:00
- 【「授業が下手」からの脱却】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
※個別面談では、その場で解決・改善への道筋をお示しいたします。
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※13日(土)~14日(日)は出張業務のため不在となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦くださいませ。
「授業が下手」と言われてしまう人の意外な共通点とは?
あるものに固執してしまう傾向が強いのですが・・・
その「あるもの」を考えてみてください。
答えはいくつも考えられるのですが、私は「意外な」と言いました。
それは・・・・・・
実は「指導案」なのです。
-わかります-
「そんなバカな!」とおっしゃりたい方の気持ちはよくわかります。
しかし、私自身が若手教員や教育実習生の授業を何度も見てきて抱いた感想なのです。
表現としては、そう・・・「指導案の呪縛に負けている」といった感じです。
ガチガチに囚われて、身動きの取れない状態になってしまっているのです。
少しでも予想外の事象が発生すると、フリーズしてしまうんですね。
指導案は本来、授業コンテンツの抜け漏れを防ぎ、円滑な進行を企図するツール。
ところが思う以上に多くの先生方が、この指導案に飲み込まれてしまうようです。
先生が教えたいことは、生徒の教わるキャパシティと必ずしも同一ではありません。
また、知識や体験の差によって、飲み込みの早い子・遅い子もいるはずです。
指導案の内容と進行予定に囚われるあまり、もし生徒が置き去りになるとしたら?
これでは本末転倒というもので、残念の極みです。
-生徒の視点-
生徒が教わりたいことを、確実に伝えてこその授業です。
たしかにハイレベルな進学校ならば、こんな指導もあるのかもしれません。
「ついて来られない生徒は置いていくよ」
これは私に言わせれば教師のエゴ。
授業料を受け取る立場での発言とは思えません。
自分のやりたいことだけをやっているのなら、それは仕事ではなく趣味の領域です。
(きちんと補習で知識を補っているならまだ話はわかります)
学者肌の大学教授には、まだこの手の人物がいるのだという話を聞きます。
研究者としては優秀でも、教育者として優秀かどうかはまた別の問題なのですね。
生徒の理解度を度外視した「教えたいこと」の一方通行は、教育とは違います。
「教わりたいこと」とは、言い換えれば「理解したいこと」に他なりません。
それなのに理解できたかどうかを度外視した授業は、授業とは呼べないのです。
スムーズに展開できなくなっても、それは必然と考えるのが当たり前だと思います。
-縛られる人のまちがい-
指導案に縛られる人は、往々にして、自分自身を主語として授業展開を考えています。
そもそもその時点で授業の構築をまちがえているとは言えないでしょうか。
教えたいことのみで授業の構成を考えていると、生徒が置き去りになってしまいます。
下手をすると、授業を理解できない生徒の存在を否定することにさえなりかねません。
こうした先生に共通して言えることは、「創意工夫を増やしたい」ということです。
「今できる」ことを、「今できる」形のまま押し付ける流れになっていませんか?
「今できる」の中に「生徒の理解を得る」という条件を必ず盛り込んでおきましょう。
授業に自信が持てない先生方は、生徒を主語として授業構築する視点が不足気味。
授業展開の主役は子どもたちであり、教師はファシリテーターの役割です。
指導案の完全な遂行を企図すればするほど、落とし穴にはまりやすいと考えましょう。
再度言いますが、学術の実力と生徒に理解させる能力とは同一ではありません。
この点を理解していないと、我田引水な授業進行になってしまうのです。
生徒の理解のうえでもし進行に無理があるならば・・・
そもそも授業の作り込みをまちがっているということに他なりません。
できないはずの授業計画を立ててしまっている可能性が高いのだということです。
-見直すポイント-
生徒にとって速すぎる進行速度の授業になっていないか・・・
生徒にとって難しすぎる進行内容の授業になっていないか・・・
この2点はいつでも気にしておかなければなりません。
反応を見ながら、噛み砕いて落とし込む「時間の遊び」を想定しておくべきです。
また、設問への解答は、できるだけ生徒の中から出させるようにしてください。
生徒にとって興味関心の湧きにくい分野を扱う授業ではないか・・・
生徒にとって毛嫌いしたくなる分野を扱う授業ではないか・・・
この2点を加えて「受け入れてもらう」工夫を考える必要もありますね。
「指導案」に無理が出て焦ってしまうということは、この段階での練り込み不足です。
年間の進度から理想の進行を割り出すのは当然ですが、理想はあくまで理想です。
どこかで必ず現実への帳尻合わせをしなければならなくなります。
それは補習や個別指導という形で実施するのが一般的かと思います。
理想論に目が向いてしまうと現実が置き去りとなり、授業は破綻しやすくなります。
その結果、先生自身が焦ることとなって、生徒から不安な眼で見られてしまうのです。
縛られずに済む、余裕を持った指導案の構成を考えてみてください。
-現実の受け止め-
「指導案」を作成するときは、生徒の視点(=現実)に立って構成を考えましょう。
自分の知識を披露することが目的ではなく、生徒の理解を確実化することが目的です。
この点を勘違いしている先生も、私はたくさん見てきています。
授業の主体が先生になっている間は、生徒から授業を評価してもらえないことでしょう。
また、生徒たちが主役とならない限り、授業での空転が発生する危険があります。
私はもともと、ついて来られない生徒が出ることを考えて、補習も組んでいました。
「どこかで現実に合わせて行動しなければならない」と考えていたからです。
進度の都合上、いつまでも先へ進まないわけにも行きませんからね・・・
それでも、生徒の理解度を優先して授業を組むことが、やはり何より大切ですね。
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国家資格キャリアコンサルタント+学校リスク管理士 藤井秀一(ふじいひでかず)
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