「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー
【良いものだから良いわけではない】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2021-11-12 12:00:00
- 【良いものだから良いわけではない】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
※個別面談では、その場で解決・改善への道筋をお示しいたします。
https://www.kyoushi-tensyoku.com/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88/
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※13日(土)~14日(日)は出張業務のため不在となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦くださいませ。
「決められたことが決められた通りに動かない」
「一部の理想主義者の暴走で、過重な業務を背負わされた」
「積み増し業務が増えるばかりで、全体的な見直しはしてもらえない」
職員室ではこうした現象が、時々、発生していませんか?
いったいなぜ、こんなことになってしまうのでしょう。
私は個々の教員の視点の違いが原因だと考えていました。
好き嫌いといった感性の問題ではなく、「部分最適」と「全体最適」の違いです。
ベテランになればなるほど気を付けなければならないポイントだと思っています。
-トリの目とアリの目-
「部分最適」と「全体最適」、どちらにも「最適」の文字が入っていますね。
そのため、両者が対等な関係にあるものだと誤解する人がいます。
「部分最適」とは、ある特定部分の最適化だけを考えてしまうこと。
そして業務全体・組織全体のバランスが崩壊していくことを言います。
つまり、経営の5資源の相互リンクが崩壊していく状態を言うのです。
(経営の5資源=ヒト・モノ・カネ・時間・情報)
私の知る、あるセミナー会社の社長さんから教わった言葉があります。
「トリの目とアリの目、両方使い分けるのがシゴトです」と。
単刀直入ですが、大変深い意味を持つ言葉です。
組織や業務を高い視点から見渡すトリの視点。
着実に地に足をつけた業務姿勢を貫くアリの視点。
どちらも必要ですし、両者のバランスが大切だということです。
「着眼大局、着手小局」という言葉もありますね。
-良いものでもダメ-
もう10年以上も前のことですが、私の勤務校でのお話です。
ある学習システムを全校に導入しよう、との議題が職員会議に出されました。
実はその1年前から、他の学年で試験的に導入されていた学習システムです。
私自身も、大変有効な価値を持つ、優れたシステムだと考えていました。
しかしその職員会議で、私は「時期尚早」と判断して導入に反対したのです。
矛盾している?
いいえ、そうではありません。
私は「順序が、手続きが違う」との思いを消せなかっただけなのです。
経営の5資源のバランスを維持することができなくなるとの判断でした。
導入済みのその学年のシステムが停滞気味にある状況を憂慮していたのです。
その学年では「良いものだから」という理由だけで拙速に導入を決めていました。
学事全体や先生方の労力の配分バランスを深く考えていなかったのです。
結果的に学事もそのシステムも、中途半端な運用となってしまっていました。
-思いだけではダメ-
その学年では「良いシステムだから導入する」との思いだけで実行に移しました。
ですから事前に経営資源のバランスの考察をしていませんでした。
もちろん実行後の業務全体のシミュレーションについても同様です。
わずかひと月ほどで学年業務(進路指導・生活指導など)が停滞し始めたのでした。
そのシステムだけでなく、学事全体に消化不良を引き起こす可能性が出ていました。
また、個々の業務が相互干渉する危険性もありました。
これは一部の理想主義者が学年会議を押し切ってしまったことによる結果です。
システムの長所だけを採り上げて、「何が問題なのか」と騒いだのです。
若い先生方は反対意見を出すこともできず、なし崩し的に決められてしまいました。
理想主義者たちは経営の5資源を考察することもなく飛びついていたのです。
私は正直なところ、「自分の学年でなくてよかった」と思っていました。
-全体最適から考える-
会議の結果、全校導入が決まってしまいました。
しかし、これは学校側がさまざまな工夫(お膳立て)をしてくれたおかげです。
学年主任の私は、大変な不安を背負うこととなりました。
そのため、学年業務の資源バランスをゼロから組み立て直すこととしたのです。
学年の先生方も私の意図を知り、献身的に業務バランスを死守してくださいました。
結果的には大変良い成果が出せました。
しかしそのシステムを実行に移す前、私は学年の先生方全員にこう伝えました。
「部分最適は必ず全体最適を遠ざける」
この考えを、時間をかけて徹底的に説明し続けたのです。
絆創膏(部分最適)で全身のケガを防止(全体最適)することはできませんからね。
-目新しさに心を奪われるな-
何か有効なシステムや材料を見つけると・・・
人間はどうしても飛びつきたくなってしまうものです。
特に教師は、幻想的な教育成果の事例に目を奪われてしまいがちです。
しかし経営資源は無限ではありません。
また、実際に行動してみると、価値の最大化は非常に難しい課題ともなります。
経営資源の配分バランスをまちがえると、取り返しのつかない事態も発生します。
「着眼小局」では学校の将来設計を誤らせる危険すらあるということですね。
(→「着眼大局、着手小局」が理想です)
人海戦術でどうにかなるとか、「先生方の我慢」で押し切ってしまうとか・・・
そんな無茶は絶対に考えないでほしいものだと、切に願うばかりです。
<あなたに知ってもらいたいこと>
-教師の天職相談室からのメッセージ-
1.必ずしも教師を続けるべきとは限りません
2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
3.転職の武器は「能力」ではなく「準備」です
4.教職はやり直せても人生のやり直しはできません
(以下、事務的なご連絡です)------------------------------------
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-「自分らしい働き方」を支援する、教師専門のキャリア・コーチ-
☆教職歴21年のキャリア・カウンセラー/エグゼクティブ・コーチ☆
国家資格キャリアコンサルタント+学校リスク管理士 藤井秀一(ふじいひでかず)
NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
・監事/キャリア教育事業部長
・エグゼクティブ・コーチ
・プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー
・認定エイジング・アドバイザー
-近未来教育変革研究所-
Mobile 090-4422-3038
メール info@kyoushi-tensyoku.com
ウェブ https://www.kyoushi-tensyoku.com/
ブログ http://ameblo.jp/pcc-fujii/
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先生方の「未来への悩み」を解消します。
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