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【本当に悪いのは誰?(前編)】「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2021-10-22 12:00:00
- 【本当に悪いのは誰?(前編)】「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
※個別面談では、その場で解決・改善への道筋をお示しいたします。
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出張続きで執筆が追い付かず、昨日は休載とさせていただきました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
「私はダメな人間です。 教師を続ける資格なんてありません」
今まで何度この言葉を聞いてきたでしょうか・・・
本当は必要のない自己否定に走ってしまう先生が、意外なほど多くいます。
そのたびに私もつらい気持ちになります。
でも、言うべきことはハッキリ言うようにしています。
「あなたの何が悪いんですか?」と。
こうした方々の多くは、周囲から、特に上長から「内省」するよう強制されています。
しかし、私の目から見れば、悪いのはその管理職や上司たちのほうです。
管理能力のなさを隠そうと、教員個人の問題にすり替えて責任逃れをするからです。
実際に、こんな例がありました。
職務の偏りによって過重な業務で心に疾患を抱え、私に相談をくれた先生。
校長から何度も「あなたが仕事の仕方を変えなさい」と言われたそうです。
ところが、よくよく話を聞いてみると、とんでもない事実がわかりました。
その先生が所属する部署から、複数の精神疾患教員を何度も出しているというのです。
他の話も含めて総合的に判断すれば、校長の管理能力のなさが原因であることは明白。
組織を組織として機能させることができない(管理できない)校長だったのです。
特定の部署に過剰なまでの業務が集中し、複数年度にわたり改善されていないのです。
自分の管理能力のなさをごまかすために、こう言い続けていたのです。
「あなたが仕事の仕方を変えなさい」
診断書を提示しても、その対応に変化は見られなかったようです。
管理職が自己保身のために部下をつぶすとは・・・
職責を果たせないなら、自ら降格するなり退職するなり、進退を考えるべき。
この不適格校長のために、複数の教員が何年間も犠牲になっていたのでした。
こうなると、ご本人に問題がないのは明らかです。
ですから私は聞いたのです。
「あなたの何が悪いんですか?」と。
自分が悪いと巧みな論理で誘導され、その先生は危うく自信をなくしかけました。
私に言わせれば、ハラスメントの被害者と内容的に大した変わりがありません。
そこで、ご自分が悪いわけではないことを最初に理解していただきました。
問題の中に身を置いてしまうと、まるで自分一人が悪いかのような錯覚に陥ります。
しかも校長から誘導されたとあっては、若い先生なら信じ込んでしまうでしょう。
問題の外に意識を移し、自分ではなく組織が原因なのだと気付いていただきました。
現実的に、その学校の多くの先生方にも、他責で自己中心的な要素が多数ありました。
相談をくれた先生の部署に、あらゆる仕事が降りかかる組織構造になっていたのです。
それどころか、責任転嫁が常態化する状況までも許されてしまっていました。
私はこう聞きました。
「組織の問題とご自分の問題とを比較して、比率はどうなっていますか?」
当たり前の話ですが、組織全体よりも自分の問題の比率が高いはずはありません。
算数的に言えば、分数で「組織の人数分の1」が平均的な比率となるはずです。
仮に抱えている問題だけに絞っても、過半数の責任が本人に帰するはずなどありません。
ましてや業務の「負担率」が話題となれば、なおさらのことです。
まるでご本人に内省を促すかのような卑怯な仕向け方は、まったくスジが通りません。
その組織の業務の偏りを放置し続けた、管理職である校長に問題があるのです。
また、その校長の無能に便乗している卑怯な同僚がたくさんいただけのことなのです。
客観的に見て、ご本人に問題があるわけではないということは明白でした。
管理能力のない校長と、それに便乗して仕事から逃げている同僚たちが多いだけ。
こんな構造を持つ学校では、若い先生方がたくさん押しつぶされていくものです。
ご本人に何一つ問題がないことを確信した私。
内省ではなく現象とその要因との客観化をお勧めしました。
長くなりましたので、その方法についてのお話はまた明日・・・
<あなたに知ってもらいたいこと>
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2.必ずしも転職が最良の判断とも限りません
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