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【「話を聞いてほしい」と思うなら】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2018-04-09 12:00:00

【「話を聞いてほしい」と思うなら】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。



前回の記事では「一番良い教え方」の条件について考えてみました。
もうお読みいただけましたでしょうか?

『「教えた」と言えるのはどんな時?』
https://ameblo.jp/pcc-fujii/entry-12366670469.html

相手ができるようにならないのはなぜなのか?
それは、こちらの自意識パワーが相手の意欲を超えてしまっているから。
つまりその学びの場の主導権を自分が握ってしまっているからです。



「教えたい」「やらせたい」「動かしたい」「従わせたい」・・・
こうした気持ちが強すぎると、相手にとっては押しつけのように感じられます。
そのままでは学びの意欲が湧かないどころか、やる気をそがれてしまいます。

学びの場づくりのためには、先に相手の意欲を引き出しておくとよいですね。
「聞いてみたい」「学んでみたい」という思いを持ってもらえばよいわけです。
いきなり本題に入るのではなく、先に興味関心を高めてもらいましょう。

一番シンプルな方法は、次のような声掛けをすることです。
「もし〇〇を〇〇できるようになったらすごいよね!」
達成できた状態のイメージを疑似体験してもらえばよいのです。



教える仕事に妙なプライドやプロ意識を持つ人々は、このひと手間を惜しみます。
そして最も重要な事実を見逃してしまうのです。
それは、「学びの場はコミュニケーションで維持されている」という事実です。

頭ではわかっていながら、多くの人がこのひと手間を省略しています。
中にはこんな激しい勘違いをしている人もいます。
「専門性を強調しておかなければ権威を保てない」

これは自分が主役だと勘違いしている人の特徴。
その姿勢のせいで、学びに向かう相手の主導権や意欲を奪うことになります。
相手は『やらされ感』の重圧に耐えがたくなり、やる気をなくしていくのです。



こうした勘違いをする人々は、相手を承認することにも消極的です。
承認とは、相手の「ただあるがまま」を受け入れる度量のことを言います。
不安や不満、あるいは心配や自己嫌悪までも、そのまま受け入れてあげましょう。

「受け入れ」ると書いたことに着目してください。
ただ「受け止める」だけでは不十分であり、「受け入れる」必要があるのです。
両者の違いは当事者として『共感』できているかできていないかの違いです。

同じマイナスの思いを一緒にたどり、相手の立場に立って感じること。
このひと手間があるかないかによって、相手の受け入れ姿勢も大きく変わります。
正しさやハイレベルであるかどうかは相手にとって重要ではないのです。



「威厳を示さなければバカにされてしまう」
そんな考え方は百害あって一利なし。
相手との間に深い心の溝を掘ってしまう結果にしかなりません。

あなた自身はいかがでしょうか。
正しさやレベルの高さばかり強調する人から、何かを学びたいと思いますか?
それよりも「私の不安を理解してくれる」と思える人から学びたいはずです。

知識や技術、手法やメソッドで相手の意欲を高めることはできません。
「心が通い合わない」と感じる人からは、誰一人として学びたくないのです。
相手をその場の主役とする度量こそが、あなたの威厳を高めてくれることでしょう。



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  藤井 秀一(ふじいひでかず)


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