「教師の転職相談室」メール講座 - バックナンバー
済み済み【子どもたちの心がつかめない(後)】「教師の転職相談室」メール講座
配信時刻:2018-03-15 12:00:00
- 【子どもたちの心がつかめない(後)】「教師の転職相談室」メール講座
こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
「授業で子どもたちの心がつかめません」
こうしたご相談に関して、前回の記事の続きをお届けいたします。
(前回の記事はこちら⇒ https://ameblo.jp/pcc-fujii/entry-12360082935.html)
前回は次の3点をご提案しました。
1.質問を中心として(対話形式で)授業を進行
2.子どもたちの回答を使って解説を構築
3.まちがいの回答もしっかり活用
本日は児童生徒が正解にたどり着いた時の対応についてお話しします。
とても簡単な工夫ですので、ぜひお試しいただきたいと思います。
子どもたちが正解にたどり着いた時には、しっかり承認することが大切。
その時、以下のような工夫を考えてほしいのです。
「先生のハートをつかんだぞ」と思わせてあげることが目的です。
1.一方的な評価で終わりにしない
「〇〇ができて偉いね」
「〇〇を△△すると、もっといい答えになるね」
「〇〇ができたから、次は□□をがんばろうね」
これらは一見すると誉め言葉のように思えますね。
しかし、上から目線の一方的な評価ととられる可能性もあります。
こうした相手主語の伝え方を「YOUメッセージ」といいます。
評価のための評価でしかなく、もう一段の工夫を加えておきたいところです。
2.自分主語で評価を伝える
「偉いね」⇒「偉いね、私もうれしいよ」
「よくできたね」⇒「よくできたね、私は感動したよ」
「がんばったね」⇒「がんばったね、私もハラハラしちゃった」
このように、相手主語の評価に自分主語での情動の表現を加えます。
子どもたちには先生が『気持ち』を共有してくれたことが伝わります。
「先生のハートをつかんだぞ」と確信できる伝え方です。
この表現を「Iメッセージ」といいます。
3.次の目標を共有する
「〇〇できたから、次は△△してみよう!」
このままでは強制力を感じさせる表現なので、もう一言付け加えてください。
「一緒にがんばろうね!」
この一言があれば、先生も共に伴走してくれることが伝わります。
孤独な目標ではなく、一緒に共有される目標だと印象付けることができますね。
こうした表現を「WEメッセージ」といいます。
不安や心配を取り除き、前進する勇気を持たせやすくなる表現方法です。
ほかにも使えそうなメッセージを考えてみてくださいね。
<まとめ>
「評価してあげなければならない」
こう考えてしまうと、評価そのものに気持ちを奪われてしまうものです。
しかし子どもたちが欲しいのは『評価』ではなく『共感』です。
「気持ちをわかってくれる人だ」
この直感こそがコミュニケーション円滑化の最低条件。
上から見下ろすのではなく、同じ高さまで下りていくことが肝要なのです。
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