タイムクリエイト メール - バックナンバー
誰にも相談できなかった孤独な育児
配信時刻:2020-04-27 21:00:00
◯◯◯さん、
こんばんは。
複雑な思考をシンプルにすることで
家庭内の90%の問題を解決するHome comfortableナビゲーターの
加藤ようこです。前回に続いて、
田舎に住む
平凡に働くママの私が
なぜ起業に至ったのか、なぜ今もこうして
Home comfortable Style Labを
主宰し続けていられるのか、起業でないにしろ
何かを始めようとしている
ママの参考になればと思い、私のストーリーを
ご紹介します。
第1話はこちら▼https://www.agentmail.jp/archive/mail/1825/6023/340645/
第1希望の会社に就職して
都会で華々しくOLをしている友人や、自分でお金を貯めて
親の反対を押し切って
なりたかった職についた
友人の話を聞いて、正直、自分の現状に
物足りなさを感じながらも親の喜ぶ顔を見るたびに
『私はこれで良かったんだ。』
そう言い聞かせて、
今いる環境で出来る
楽しみを見つけ出す、
私は流されるように
公務員として
社会人生活をスタートさせました。実のところ、
食の分野で働く思いが捨てきれず、
自分の持っている資格を活かした
働き口を探してみたり、食に関することを学べる学校や
食に関する資格を取れる通信教育など様々なところから
資料請求をしました。が、
それ以上に行動に移すことは
ありませんでした。『今の仕事を辞めるだなんて
話しても、みんなに反対されるだけだろうし、
反対を押しきれるほどやりたいか?
といえば
そうでもない…』悶々としながらも
今いる環境で出来る
楽しみを見つけ出す、そんな毎日を送っている中で
自分好みの彼に出会い(←夫のことですw)楽しい結婚生活を
スタートさせました。片付けや裁縫は
本当に苦手でしたが、食事づくりだけは別。
時間はあったので
暇さえあればレシピ検索をして
バリエーションに富んだ夕飯を毎日2時間かけて
作っていました。そして結婚当初から
夫の親戚から
ものすごく評価が高かった私。
(きっと夫がいい風に
話してくれてたんでしょうね。)『まさに内助の功だ!』
と親戚の集まりがある度に
何度も言われました。周りからそう言われたり、
家事をすればする分だけ
夫も喜んでくれるので、『もっと家事を頑張ろう!』
と、休日も
夫が寝ているのを横目に
朝から晩まで家事をしていました。結婚して数ヶ月後、
疲れが原因で
帯状疱疹(たいじょうほうしん)が
身体に出てしまい数日寝込んだこともあったけれど、
母親に話を聞いてもらうと
『それはあんたの
怠け心からくるもんだ。家事は男性にさせるもんじゃない。』
と言われる始末。
そんな新婚生活を経て、第一子を妊娠、出産。
当時は
母親もフルタイムで働いていて実家に帰っても
母親が大変になるだけだと思い、
里帰りはせず、夫も相変わらず
仕事で帰宅は遅い日々。『今日、大人と喋ったっけ?』
と、孤独を感じる日々も多く、
思い切って児童館に行っても
引っ込み思案の私はなかなかママ友を作ることが出来ず、
家事と育児を
1人で淡々とこなす毎日でした。分からないことだらけの
初めての育児は電話越しに母から
アドバイスをもらうことも多く、子供にとって
一番いいからと面倒だと思いながらも
紙ではなく布オムツをしていたし、離乳食も市販のものなんて
とんでもない!果物をガーゼで裏ごしして
果汁を絞って…などと
母親から聞いたまま
昭和の子育てをしていました。
(当時のことを友人に話すと
『それ、頑張りすぎじゃない??』
と笑われながらも
驚かれることが多いです。。。)子供が昼寝をしている間は
家事で時間が潰れるし、夫が帰宅するまでには
家中を綺麗に整えとかなきゃいけない、バタバタと日中を過ごし
毎晩倒れこむようにして
寝ていた私ですが、夜中の授乳で変に目が覚めて
ネットサーフィンでお買い物。有名なブロガーさんがオススメしている
食器を買ったり、子供のためにとちょっといい食材を
買うついでに
自分にも高級なお菓子を買っていました。お母さんは
自分にお金を使ってはいけない、と、思いながらも
『生活必需品だから必要なもの!』
と必要以上に買っていたり、
『一生モノだから…』
と高級なものを買ったことで
気分が高揚したり、今振り返れば
お金を使うことで
ストレスを発散していただけのように思います。
モノは増えるし、
苦手な片付けにも
さらに時間がかかり…時間にゆとりはあったはずなのに
家事と育児だけで
自分時間なんて全然取れない時間にも心にもゆとりのない
育休期間でした。そんな私が
育休から復帰すると…何もかもが
思うようにいかない日々。久々に戻った職場では
『あんたここの部署何年目?』
と窓口に来たお客さんに
罵られたり、子供の体調不良で
小児科通いの続く日々。家に帰れば
子供を早く寝させなきゃ!と
時間に追われ、のんびりと動く子供に
『早くしなさい!』と
怒鳴り散らし、急いでご飯を作って
急いでお風呂も入れて
急いで洗濯もして
急いで寝かしつけをして、
一緒に寝落ち。夜中に夫の帰宅した音で
ハッと目が覚めて、『ヤバイ!洗濯干してない!』
とそこから
また家事をスタートさせる。私がイライラしすぎて
子供も私の顔色を伺うようになり、でも、こんなこと誰にも言えなくて
ネット調べたり
育児書を読むけれども、やっぱり余裕がなければ
怒鳴り散らす日々。眠くて、
辛くて、こんな生活
もうやめたいけど、でも私には
仕事を辞めるという選択肢なんてないし、私よりも勤務時間の長い夫に
家事や育児をお願いするだなんて
夫も嫌がるだろうし、自分の親にも
夫の両親にもなんて言われるか…いつかこれが当たり前になって
仕事も家事も
ラクに両立して行ける時が
やってくるのかな。。。そんな淡い期待を持ちながら、
でも
半分以上は諦めながらも試行錯誤する日々が
続きました。
続きはまた次回!Copyright 加藤ようこ2021
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