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【教諭の過労死認定ニュースで思ったこと】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2016-09-26 11:00:00

【教諭の過労死認定ニュースで思ったこと】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!

教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。



冒頭から恐縮ですが、ここで問題です。

「『過労死』を英語では何というでしょうか?」

これは意外と知られていないのだそうですね。
私もこの仕事を始めるまでは知りませんでした。
でも、答えを知ったときには「なるほどな・・・」と感じたものです。



そろそろ答えをお教えしましょうね。

『過労死』は英語で『KAROSHI』と呼ばれます。
そう、『TSUNAMI』や『KAIZEN』同様、日本が発祥の英単語です。

このことは、日本の勤労環境の特殊性を表しているとも考えられますね。
実際に海外からは、日本の過労死についての関心がとても高まっています。



中でも教育界においては、従業員のメンタルヘルスが極めて軽視されています。
一般社会(民間企業)の動きと比べ、四半世紀は後れを取っていると感じます。
発熱や出血などの「目に見える症状」にしか関心を持てないほど鈍感です。

しかし、潜在化していた症状が顕在化した時にはすでに手遅れのケースもあります。
精神疾患による自殺や過労死は、まさにその典型とも言えます。
一番怖いのは、本人が症状にマヒしてしまい、緊急性に気付けていないケースです。

多忙やストレスの過重な負担は、脳の一部機能を停止あるいは鈍化させます。
疲労を感知する中枢が疲労し過ぎると、自身の疲労にさえ気付かなくなります。
そうしてある日突然、身体の機能が限界を超えてしまい、帰らぬ人となるのです。



あなたは最近、こんな風に思っていませんか?

「以前より忙しいはずなのに、あまり疲れなくなったな・・・」

もしかしたら、それは危険な兆候かもしれません。
自分自身の疲労に気付けないほど、脳機能が低下しているのかもしれないのです。
もしこの文章を読んで不安を感じるようなら、念のため医師の診察を受けてください。



さて、あなたもこのニュースをご覧になったことでしょう。


『教諭自殺は公務災害=過労で精神疾患発症-福井』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092300921&g=soc
(時事通信 2016.9.23)

『中学教諭自殺 公務災害認定 残業月160時間超「過重」』
http://mainichi.jp/articles/20160924/k00/00m/040/114000c
(毎日新聞 2016.9.23)

『若狭・教諭自殺 「町教委信頼できない」 公務災害認定で父 /福井』
http://mainichi.jp/articles/20160924/ddl/k18/040/292000c
(毎日新聞 2016.9.24)



教育委員会はともかくとして・・・
校長はじめ、同僚教員たちが気付けなかったはずはありません。
ここに見られるのは、教育界に特有の『対人的無関心』という悪習です。

日頃から子どもたちに「優しさ」「助け合い」「協力」の尊さを教えている教師たち。
その教師たちが、なぜ、この自殺教員をいつまでも放置し続けたのでしょうか。
助けなかったのか、助けられなかったのか、それは当人たちにしかわかりません。

しかしどんな理由があったにもせよ、当時の事実を『異常』だと受け止めるべきです。
月160時間以上? 30日連続勤務でも一日当たり5.3時間以上の残業となります!
理想論を並べたとしても、同僚として責任がなかったとは言えないはずですね。



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