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【シリーズ生徒相談力を深める:4】 「教師の天職相談室」メール講座
配信時刻:2024-07-06 18:00:00
- 【シリーズ生徒相談力を深める:4】 「教師の天職相談室」メール講座
こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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何回かにわたり、『シリーズ生徒相談力を深める』 をお届けしています。
前回は子どもたちの心の傷への対応で避けたいパターンを整理しました。
<避けたい対応>
1.自分の経験や価値観に基づいて解決の提案を渡してしまう
2.「何が不安なのか」 と質問攻めにしてしまう
3.「そんなことで悩んでいるのか」 と軽くあしらってしまう
4.「悩んでいるのは君だけじゃない」 と答えてしまう
こうした対応をしてしまうと、子どもたちの不安はより深くなっていきます。
「相談してはいけない大人」 として認知されてしまう可能性が高まります。
成り行きによっては・・・
自殺、自傷行為・薬物乱用、非行・犯罪・不道徳行為につながるかもしれません。
あるいは二次的な障害(精神疾患等)を引き起こしてしまう可能性も考えられます。
心の傷は目には見えないもの。
だからこそ、最悪の結末も想定した上での対応が肝要となります。
「対話の主役は自分ではなく子ども自身だ」 と捉えておくことを強くお勧めします。
まずは学校全体として子どもたちの不安を放置しない体制づくりを急ぎたいもの。
しかしその時に頭を抱えてしまうのが、「望ましい対応」 を共有できるかどうかです。
先生によって対応がバラバラとなれば学校への信頼度そのものが低下してしまうので。
この 「望ましい対応」 には一定の基本型があります。
ここでその一部をご紹介しておきましょう。
<1.安心して悩める環境づくり>
→物理的な対策は不要
すべての先生が 「傾聴」 に徹することだけで実現できる
ただしこれが難しい学校が多い
<2.不安を否定・拒絶しないこと>
→不安の感情を共有し、相手の心理状態そのものを受け止める
ただあるがまま、今そこにいるままの相手を心に受け入れること
感情を表す言葉が出てきたら、余計な解釈なしにその言葉をそのまま返す
<3.質問の出し方を工夫する>
→「過去に向かってWHY」はダメ
これは責任を追及する訊問となるため警戒心や嫌悪感を呼び覚ます
「未来に向かってHOW」・・・未来への提案を子ども自身から引き出す
<4.「巣立ち」 を目標にする>
→教育の究極の目標は 「教育を必要としない高み」 へと相手を連れていくこと
手綱から手を放し、独り立ちしてもらえる環境を整える勇気が大切
一方的に答えや行動手順を決めてしまうのは支配である
こうした対応は、なかなか学校では実現されにくい状況のように感じます。
その最大の原因は次のような考え方が残存しているからです。
「子どもたちは支配・制御して指示に従わせるべき対象だ」
この発想を捨てない限り、子どもたちは理解してもらえたという実感が持てません。
「大人は一方的に価値観を押し付けてくる」 と認識されてしまうからですね。
たしかにこの発想を捨てるのには特段の勇気が必要となります。
しかしその壁を超えられた人だけが、心の障壁を取り除ける人となり得るのです。
そのためには子どもたちが抱えてしまうストレスの要因を理解しなければなりません。
次回の記事では、そのストレスの要因について整理したいと思います。
相談力を高めたい場合は 「生徒相談力向上プログラム」 をご活用ください。
以下のような特徴を集約して、あなたの生徒相談力を短期間で飛躍的に高めます。
状況を悪化させず、自己肯定感を高めながら自己成長してもらえる対話ノウハウです。
(1)子どもたちの不安が理解でき、警戒心を解いてもらえる話し方
(2)相互の共感を実現し、信頼関係を取り戻せる向き合い方
(3)子どもたちからSOSを着実に引き出せるようになる方法
(4)トラウマや恐怖症を悪化させない話し方と指導法
こうした内容で構成されています。
「生徒相談力向上プログラム」
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藤井 秀一(ふじいひでかず)
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