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【教師ならではの使命感(後)】「教師の天職相談室」メール講座

配信時刻:2024-03-31 12:00:00

【教師ならではの使命感(後)】「教師の天職相談室」メール講座


こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

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「あなたはなぜ教師なのですか?」

もしこう聞かれたら、あなたはどんな答え方を考えますか?

前職の高等学校で同僚たちに聞いてみたところ、さまざまな答えが返ってきました。
「人それぞれ考え方が違うのだな」 としみじみ実感したことを覚えています。
あなたご自身はどのような答えをお持ちでしょうか。

私は中学1年生の時に高校の国語教師をめざすと決めました。
日本民族が長く温め続けてきた世界観や歴史観を 1000 年先まで残したいと考えて。
それがこの国を恒久的な繁栄に導いていく基盤になると思ったのです。

しかし 20 年以上も勤める中で、私の使命感は変化していきました。
全国的な教育界の疲弊を見て、その救済に人生を捧げたいと思うようになりました。
教育が破綻すれば、国の未来が失われてしまう現実があるためです。

法人向けの教員研修のほか、先生方のキャリア支援を通してその仕事をしています。
思うようなペースで前進できていませんが着実な成果を生んでいる実感はあります。
国内になかったビジネスを自分で作り続け、ある程度の形にはできたと思います。

国家全体の教育の未来を救いたい・・・
とんでもなく傲慢な目標だと叱られるかもしれませんね。
それでも私にとっては、この使命感こそが働く理由そのものとなっています。

少々熱く語り過ぎてしまいましたね。
本日は昨日の記事の続きをお話ししたいと思います。
「教師ならではの使命感」について、追加の事例紹介となります。

あなた独自の使命感についても考察していただけましたら幸いです。



1.生徒指導や授業進行の能力向上を、自発的かつ継続的に図る

多くの教師が気を取られやすいまちがい。
それは、ノウハウの獲得ばかりに注力してしまうこと。

理念・理想や使命感よりもノウハウを重視してしまうと・・・
生徒たちとの相互理解が破綻していきます。

なぜなら、授業のための授業、指導のための指導となってしまうから。
収集を目的としたノウハウとなってしまうからですね。

ノウハウは目標達成の道具でしかなく、その収集が目的ではありません。
もちろん授業や指導のプロセスにおいては有意義です。
しかし、プロセスはゴールあってのプロセスです。

ノウハウ収集の目的は「収集」ではありません。
ご自身の使命の達成を確実化するためですよね。

ここにおいて必要なのは、期限と達成レベルを明確化した、指導のゴールの設定です。
そしてもう一つ大切なことは、「なぜその目標なのか」 という理由付けとなります。

理由なき行動は結果が運任せとなり、方向性もレベルも制御できなくなります。
だからこそ、「子供たちのために何を達成すべきか」 という使命感が重要なのです。
能力はその使命感を行動に移した結果であり、ノウハウ収集の成果ではありません。



2.一教師としてのミッション(使命)を、生徒の立場からもとらえる

次の項目を再確認してください。

▽授業において、一人の生徒も置き去りにはしていない
▽部活動の指導において、実力の差で特定の生徒を優遇・差別することはない
▽その日の気分、その場の感情によって生徒への対応が変わることはない
▽生徒の進路について、理解を得ないまま自分の考えで誘導することはない
▽生徒の将来的な人生設計に責任を持つことをめざしている

率直な気持ちで上記5件の項目を振り返ってみてください。
もし一つでも丸が付かない項目があるとすれば・・・
使命感は揺らぎ始めているのかもしれません。

人間ですから、さまざまな条件や状況によって、使命感が揺らぐ可能性はあります。
そのこと自体が問題なのではなく、その揺らぎに 「気付かない」 ことが問題なのです。

上記の項目は、仕事が理念・理想から離れて 「処理」 となった時に発生する内容。
つまり 「作業のための作業」 にレベルが低下しつつある状況を示しています。

そのままでは、生徒の幸せな将来設計を支援できなくなっていってしまいます。
早期にその揺らぎに気付き、早期に自ら修正をかけていく取り組みが必要ですね。

内容は人それぞれでも、すべての生徒が必ず何かしらの不安を抱えています。
その不安に気付き、向き合い、善導できる職業は、教師の他にはありません。
そのことを忘れない工夫をして、使命感を高く保ち続ける自分でありたいものです。



<まとめ>

教師に求められるのは、上手な授業や指導だけではありません。
子どもたちのことを真剣に理解し、必要な方策や手順を教えていく力が必要です。
手法が優れているだけでは、子どもたちの共感を得ることはできないはずですね。

教師の仕事は一言でいえば、毎日が 「救済」 の連続です。
もしそれがつらくなっていたり、できなくなっていたりするなら・・・
何が問題なのかを考えるタイミングということですね。

ご自身の使命感の揺らぎ、場合によっては喪失ともとらえられるべき状態だとしたら?
キャリア転換の要否について考えるべき時期となっているのかもしれません。

まもなく新年度が始まります。
今このタイミングで、もう一度、ご自分の使命とは何かを思い出しておきましょう。
「あなたはなぜ教師なのですか?」との、あの冒頭の質問について・・・



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☆教職歴25年の国家資格キャリアコンサルタント
  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
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【私の使命】
仕事を苦に自殺する教師をゼロにします。
精神疾患で休職する教師を半減させます。
先生方の「未来への悩み」を解消します。



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