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済み【生徒から嫌われるんです】「教師の転職相談室」メール講座

配信時刻:2016-03-08 11:00:00

【生徒から嫌われるんです】「教師の転職相談室」メール講座


こんにちは!
日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!
教職歴21年、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。



ある若い先生から、こんなご相談をいただきました。

『生徒を指導するたびに嫌われて、とても悩んでいます』

さっそくお話を聞いてみると・・・・
なるほど、生徒からしてみれば受け入れがたい指導だったかもしれません。

複数の生徒が「先生はわかってくれない」と言うのには、理由がありそうです。



よくよく話を聞いてみると、叱ることに集中しすぎて生徒を承認できていない。
過去の落ち度を過剰に指摘して、改善法まで押し付けてしまっている・・・・。
私の感じた印象は「これでは生徒が素直に受け取れない」というものでした。

生徒の側からすると、人格的に否定されてしまったように感じたのだと思います。
「どうせあなたにはわからないだろうけれど」と言われたように受け取るのです。

言ってみれば、不必要に子ども扱いしてしまっている状態。
お年頃の生徒たちには、カチンとくる説諭だったのでしょう。

生徒を叱る(≠叱責する)ときには、ちょっとしたコツがあります。
今日は生徒を叱る際のヒントをお届けしようと思います。



1.拡大質問と特定質問

拡大質問(オープンクエスチョン)は、「はい」「いいえ」で答えられない質問です。
特定質問(クローズドクエスチョン)は、「はい」「いいえ」で答えられます。

<特定質問>君が宿題をやらなかったのは、ゲームに興じていたからですか?
   ↓
<拡大質問>君はどんな時に宿題を忘れてしまうのですか?

拡大質問を使うと自発的な解を引き出し、可能性ある答えをすべて引き出せます。
特定質問では生徒の思考を止める決めつけがあり、見落としの可能性も残ります。

生徒が正しい解に到達するまでは、原則として拡大質問がお勧めです。



2.未来質問と過去質問

未来質問は目標達成のために、生徒自らの思考を促すための質問です。
過去質問は過去の事実に注目して、その内容を検証するときの質問です。

<過去質問>なぜ宿題をやらなかったのですか?
   ↓
<未来質問>宿題を忘れ続けると、どんな影響が予想されますか?

過去質問では責めたてられているかのような印象が強くなります。
また、多くの場合、理由を詰問して追い詰めてしまう結果につながります。

指導の目的は責任追及や謝罪ではなく、「どうすれば改善できるのか」ですよね。



3.肯定質問と否定質問

肯定質問は肯定的な表現を使って相手の思考を引き出す質問です。
否定質問は否定的な表現で責める印象があり、使用に注意が必要です。

<否定質問>どうして君は宿題をきちんと処理できないのですか?
   ↓
<肯定質問>宿題を忘れないために、どんな工夫から始めたらいいと思いますか?

否定質問を使うと、人格にダメ出ししているかのような印象がありますね。
本人に考えさせ、正しい解を導き出せるのは肯定質問のほうです。



【ヒント】

生徒の口から「でも」と「だって」が出たら、質問をまちがえている証拠です。
その時は拡大質問・未来質問・肯定質問に切り替えてください。

特に、過去質問と否定質問は『犯人探し』の印象を生徒に与えます。
その場合、生徒から引き出せるのは「いいわけ」だけになってしまうのです。

前向きな期限設定や条件設定に気持ちを向けてもらいましょう。
「自分でやる」と決めさせ、「自分で行動しよう」と考えさせるためです。



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-「自分らしい働き方」を支援する、教師の転職コンサルタント-
☆教職歴21年のキャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント☆
  藤井 秀一(ふじいひでかず)


NPO法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会 キャリア教育事業部長
・認定エグゼクティブ・コーチ(R)
・認定プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)
・認定エイジング・アドバイザー(R)

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